このはな日記

マスキングテープ専門店このはな店長日記。
使い方や情報などあれこれお知らせいたします。

連載二回目

2008年04月09日 13時44分24秒 | Weblog
6日が中国新聞の生活面「らら♪くらし」
和ロハス日記の連載2回目。
今回は「ふろしき」について書きました。
入稿の原稿です。



 昔ながらの着物・風呂敷・手ぬぐいなどは「四角い布」からできています。これを 「包む・結・巻く」ことで多用に生かす独特の知恵が日本にはあります。それに比べ私たちが着ている洋服は、体に合わせた曲線の型紙で作るので捨てる「はぎれ」が出ます。このように改めて考えてみると「エコの原点は日本にあり」と気付きます。
 今、伝統の知恵である風呂敷が見直されつつあります。結び方など工夫することで、スイカから1升瓶のようなものまで、きれいに安全に、運びやすく包んでしまいます。
 わたしは、いつも大き目の風呂敷をエコバッグに使っています。前かけやショールの代わり、さらにテーブルかけにも使いまわして柄を楽しみます。
 球温暖化防止策として過剰包装を控えるお店が増えてきましたが、昔は包装紙やセロテープの代わりを風呂敷でしていたのですね。
 風呂敷の模様でまず思い浮かぶのが唐草模様ですが、これはどこまでも伸びる蔓の生命力に長寿・繁栄の願いを込めたのだそうです。言葉で伝えるかわりに「包む」ことで思いを伝えていたことにも日本の粋を感じてしまいます。     好花店主

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