飛来飛去 ~風の吹くまま~

中国・遼寧省瀋陽在住歴十数年。
最近ネタぎれ気味ですが、何気ない、でも誰かに話したい日々の発見を綴ります。

新たな行列に並んでみた!

2018年10月19日 | 中国・瀋陽 暮らしの中から

例年にない猛暑の夏も過ぎ、あっという間に秋も深まって来ました。

今朝の気温は0度。

私の故郷・福岡なら、完全に“真冬”です。

 

さて、夏休み終わりの9月、久しぶりに瀋陽の繁華街・中街に出かけると、またもやニューオープンの看板が!

 

 

これは日本でももうすっかりお馴染みのふわふわパンケーキじゃないの?

どこのお店で売ってるんだろう?

 

大悦城(A座)というショッピングモールの中をうろうろしていると、その場の雰囲気とは一線を画す大行列を発見!

もしかして、これがパンケーキの店?

でも、そのフロアには飲食店らしきものは無いはずで、カフェのような店舗も見当たりません。

 

まさか、・・・・・・

 

やっぱり、そこは私の大好きなパンダ・チーズタルトのお店だった場所!

 

えーーーー!チーズタルトのお店、無くなっちゃったのーーー?!

パンケーキよりそっちの方がずっとショック

 

っていうか、ふわふわパンケーキがまさかのテイクアウト専門店?

 

その日は土曜日でものすごい行列だったし、友人との約束もあったので、また日を改めることに...。

 

 

後日、平日の朝一で例のパンケーキ屋に行ってみました。

授業終わりで、午前10時半に到着!

「さすがに今日は並ばなくてもいいだろう」と思って、店の前に行ってみると...

 

オープンは11時、パンケーキの販売は11時半からとのこと。

店員さんはお店に立っているものの、まだ準備中で、お客さんの列もありません。

「ちょっとうろうろして出直すか」

今回はこのパンケーキ目当てだったので、特に見たい物も買いたい物もなかったのですが、まあ、時間を潰すことにしました。

 

それでも、行列が気になり、11時前にお店の前に戻ると、3組ほどの行列ができていました。

パンケーキは焼くのに15分かかり、1回で10人分しかできないと書いてあるので、今並んでも後で並んでも待ち時間は同じだろうと思い、私も行列に並ぶことに。

 

午前11時、店がオープンすると、ドリンクの販売が始まりました。

このお店、タピオカミルクティーも押しメニューらしく、これを求めて来る人も多いみたいです。

私の前に並んでいた人たちは、次々にドリンクを注文し始め、列を離れて行きます。

すぐに私の順番になったので「あのう、パンケーキ買いたいんですけど」と言うと、「じゃ、ここで待っておいて」とのこと。

結局、私はパンケーキ行列の先頭になってしまいました。

その頃には、私の後ろに10人以上の人が並んでいました。(結果的には30人ぐらいの行列)

ドリンクのみの人は先に注文できるのですが、パンケーキの人はそこから11時30分まで待たなければなりません。

 

11時30分、スッタフの人数も増え、慌ただしくなってきました。

いよいよ注文開始です!

このパンケーキは「舒芙蕾」(スフレ)という名前で、いろいろなトッピングもあります。

私はシンプルに、オリジナルのメープル味(18元)を注文。

支払いをして、待つこと10分。

ようやくパンケーキとご対面!

ちょっと小ぶりですが、想像以上に美味しそう!

 

ここは通路横の角っこにあるので、飲食スペースはちょこっとしかありません。

「スフレは持ち帰らないで、出来立て5分以内にお召し上がりください」

と書いてあるくせに、食べる場所が無い!

私は人ごみを避けて、渡り廊下のおしゃれな休憩スペースで、立って食べることにしました。

 

スフレは本当に柔らかく、甘さはかなり控えめ。粉糖とメープルシロップはかかっていますが、少量です。

今度は自分のメープルシロップを持参しようかな。

でも、上に乗っているホイップクリームは軽くてふわふわで、本当に美味しかったです!

 

こんな物が瀋陽で食べられる日が来るとは...

10数年前を知る者としては、いつも新しい物に出会うたびに、しみじみとしてしまいます。

 

こんな美味しいスフレ、毎朝誰か焼いてくれないかな~~なんて、ふわふわスフレを頬張りながら、妄想する幸せのひと時。

でも、この幸せを手に入れるためには、最低でも40分は待たないといけませんけどね。

 


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