飛来飛去 ~風の吹くまま~

中国・遼寧省瀋陽在住歴十数年。
最近ネタぎれ気味ですが、何気ない、でも誰かに話したい日々の発見を綴ります。

AKB48レコ大連覇

2012年12月31日 | 大好き!コブクロ&エンタメ

年末になると、やっぱり見たくなる音楽番組。

以前のように毎週決まった番組を見たり、好きな歌を集めて日常的に聞いたりすることは少なくなったが、それでも今年のヒット曲とともに人気アーティストが一堂に会する番組を見ると、「あー年末だな~」としみじみする。

最近は、幅広い年代の視聴者を取り込むためか、アラフォー世代の懐かしの曲も間に入っているが、昔の曲の方がすらすら口ずさめる自分に年を感じたりもする...

 

さて、今年も2012年間シングルヒットランキングが発表された。

なんと1位~5位は全てAKB48、6位と7位が嵐で、8~10位がSKE48というこれもAKBの姉妹版。

なんじゃ、このランキング?!

AKBの歌も嵐の歌もとても良い曲が多くて大好きだが、ここまで独占されると、他の歌手はどこへ行ったの?って感じ。

しかも、このCDが売れない時代に、AKBの曲は5曲とも全てミリオン(100万枚)超え!

(もちろん、いろんな特典が付いているので、1人で何枚も必要以上に買っている人もいると思うが)

シングル以外にアルバムもDVDも売れているわけだから、レコード大賞2連覇も納得である。

 

アルバムのランキングになるとどうなるかと言うと、やっぱりミスチルが強い。

あとは、桑田佳祐、松任谷由実、山下達郎などの名前も入ってくる。

しかし、売れているのはやっぱりベスト盤ばかり...

愛しのコブクロもこの強豪ぞろいの中で7位にランクインしているのは嬉しいが、休養明けということで、やっぱりベスト盤。

来年はドームツアーも行なわれるし、また素敵な新曲を期待している。

 

ところで、日本語教師というのは、本当に“厄介な”職業だ。

というのも、目にする、耳にするあらゆる言葉にいちいち反応してしまうという“職業病”を抱えているので、好きな歌を聴く時さえもおちおちしていられない。

「これは良い曲だな~」と思った次の瞬間、「あっ!これは“て形”の勉強に使えそう」とか、頭の中を文型がよぎって邪魔をする。

実際は、授業でそんなに歌ばっかり聞かせられるわけではないのだが、「いざという時」のために常にアンテナを張っている。

 

そういう意味で、最近聞いた歌の中で良かったのは、AKB48の「GIVE ME FIVE!」。(やっぱりAKBかいっ!)

1番の歌詞だけ見ても、動詞の活用オンパレード。

「て形」はもちろん、「意向形(信じよう)」「可能形(また会える)」「受身形(風に吹かれ)」「禁止(言うな)」等など。

その他にも「比較」や「~ながら」「~んだ」等の初級文型がいっぱいだし、単語も初級で習ったもので大体いける。

歌詞の内容も前向きな卒業ソングで、メロディーも明るくて覚えやすい。

私も先日、夜の初級クラスの最後の授業で、この曲を使ってみた。

このクラスはほとんどが男性で、しかも中に熱狂的なAKBファンがいるので、食いつきもよかった。

1年前はひらがなさえ読めなかった彼らだが、歌詞もほとんど自力で理解できるようになり、本人達も満足感があったみたいだ。

年明け3月ごろの初級クラスの締めにおすすめの1曲である。

 

今年AKB48は中国で公演するはずだったが、残念ながら中止になってしまった。

中国にはこういうタイプのアイドルグループがいないので、若者は韓国や日本のアイドルに夢中になっている。

ヒットランキングが示すように、日本の昨今の“総アイドルオタク化”もどうかと思うが、みんながライトやうちわを振ってキャーキャー言えるのは平和なことだ。

そんな日々が来年以降も続きますように。

 


再開!そして、再会...

2012年04月06日 | 大好き!コブクロ&エンタメ

コブクロの活動再開が正式に発表されましたね。

去年の8月の活動休止から7ヶ月。

半年ぐらいの休養だと言っていたから、そろそろかな?と最近はこまめにHPをチェックしていたのですが...いよいよですね

昨年の夏、たまたま点けた日本のテレビにパッと現れた二人の姿。そして、思いがけない活動休止の発表。

やっぱり見るべくして、そのお知らせを直に伝えられたような気がしました。

ずっと二人の声を耳にして過ごしてきた私と友人。既に彼らの体調の変化には気づいておりました。

「最近、声の調子、おかしいよね~・・・・・・・黒ちゃん」

まさか喉の強い小渕くんが、そんな深刻な状態だとは思っていませんでした

 

まあ、なんにしろ、13年間、2人+チームコブクロで突っ走ってきたのですから、休みは必要。

ストリートの頃と違って、歌わなければ生活できないというわけではないし、二人ともまだ小さいお子さんがいるから、ツアーで一年中全国回っていたら、なかなか一緒に過ごす機会ないですもんね。

「育児休暇」も兼ねて、のんびりして欲しいなと思っていたし、コブクロを応援しているみんなは“ファミリー”ですから。

この休みがこれからの二人の音楽をきっとパワーアップさせてくれるでしょう。

早く元気な二人に会いに行きたいな~

 

ところで、小淵くんの喉が回復しつつあるというニュースが流れた昨日から、私のノドは絶不調

1週間前からちょっと喉の痛みがあったんだけど(夫の風邪をうつされたのか?)、薬を飲んだり、うがいをしたり、首にハンカチを巻いたりして、十分ケアしていました。

「だいぶ良くなったな~」と連休明けの授業に臨んだら、どうも声を張り上げすぎたらしく、午後になるにしたがって、どんどん声が出なくなり、夜の授業もギリギリの状態。

今日はとうとう全く出なくなり...学生には申し訳ないのですが、今日の授業は漢字プリントと聴解でごまかし、なんとか乗り切りました。

ノドは弱いので、普段からしっかり対策をしてるんだけどな~。プロ失格です。

「明日の授業はどうしよう~」と思っていたら、なんと向こうからキャンセルの連絡!助かった~

明日は1日大人しく静養します

 


9.16

2011年09月17日 | 大好き!コブクロ&エンタメ

ついにSMAPの5人が中国にやってきた。

9月16日、北京工人体育場。

あー、私もその場に駆けつけたかった...同じ中国にいるというのに...

先月発売された「SMAP AID」を聴きつつ、ネットで日本と中国の両方のニュースを検索しては、北京にいる5人に想いを馳せる。

それにしても、こうやって日本のアーティストが中国で歓迎され、大きなスタジアムを借り切ってライブが出来るというのは、本当に平和なことだ。

今では何でも当たり前のようだけど、決して当たり前ではないことを忘れてはいけない。

たかだか20年前でさえ、ロックバンドが客を煽り、スタンディングで盛り上がろうものなら、即座に電気を消されたという。

日中国交が回復したのも40年前。

そして、80年前の9月18日には満州事変が勃発。日本は中国の地を侵し、戦争状態だったのだ。

 

SMAPの一ファンである私も今回の中国公演をとても嬉しく思っているし、過去に何度も中止されたこともあって、本当に心待ちにしていた。

ただ、一つだけ、どうしても気になることがある。

それは今回のライブのテーマでもあり、彼らの記者会見でもよく聞かれたこの言葉。

「アジアは一つ」

もちろん、彼らの言わんとしていること、心から願っていることは十分理解している。

だけど、どうしてもこの言葉には反応してしまうのだ。

その昔、日本は「アジアの解放」を謳い、「アジアの共存共栄」を掲げて、そして、結局、アジアの各地域を侵略していった。

本当にこのスローガンを信じていた人もいただろうが、多くの人達を悲しませる結果となったことも事実だ。

やった方は覚えていなくても、やられた側の痛みは消えない。

だから、やっぱり「アジアは一つ」は簡単に言って欲しくは無い。...まあ、私が考えすぎかもしれないけど。

アジアの文化は多様で、複雑で、だから面白い。

一つではなく、その多様な価値観をお互いに認め合った上での心のつながりが持てればいいなと願っている。

 

今回のSMAPの訪中は、ただ日本の人気グループのショービジネスとしてだけでなく、日中友好の切り札として扱われている面もある。

歴史を振り返ってみると、2つの国を股にかけたスターが、時代の波に翻弄されて、苦渋を味わうこともある。

ある時は、友好のシンボル。しかし、時代が変われば、売国奴...

2011年9月16日が、どうかどうかいつまでも日本と中国の友好が深まった日だと語り継がれますように。

 

今の日本はどこの国とでも仲良くしていないと、生きていけない。

特に、私の場合は、もし中国との仲が悪くなると、大切なものを全て失うことになる。

こうやって毎日平和に暮らしていける奇跡の時代が当たり前のこととなり、ずっとずっと続いていくといいなあ。

大好きな「オリジナルスマイル」の歌詞のように、「世界中がしあわせになれ!」

 


趙氏孤児

2011年01月24日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
少し前のことになるが、郵便局に行った後、中途半端に時間が空き、久々に映画を見ることにした。

前の記事のとおり、うちではテレビが見られない。

パソコンでDVDは見られるが、さすがに手持ちのDVDも見飽きてきたし、やっぱり大画面で見るのとは全然違う。

「何でもいいや」と、特に見たい作品も無く、ぶらっと近くのショッピングモールの上階にある映画館へと向かった。

最近は、瀋陽でも新しいショッピング施設ができると、シネコンスタイルの映画館が入っていることが多い。

私が向かったビルにも上階にそのような映画館があり、その他、小洒落た洋服の店やレストラン等も入っている。

比較的新しく綺麗な建物なのだが、私が行く時はだいたい人もまばらな感じである。


映画館に着くと、なんと8シアターのうちの半分が『大笑江湖』、半分が『趙氏孤児』という中国映画2本だけ。

売れる物を売れるうちに大量に流す・・・さすが中国である。


『大笑江湖』は、お笑い界の大御所・趙本山の最新作で、時代物の喜劇。因みに、私の好きな芸人さん(小沈陽)も出ている。

『趙氏孤児』は日本でもお馴染みの陳凱歌監督の最新作。こちらも歴史時代劇の大作だ。


あ~、どっちにしよう...どっちも見たいし、悩むところだ。

とりあえず上映時間を見ながら、チケット売り場に並んだ。

座席は全席指定。

私の前で切符を買おうとしている人も、気に入る席が空いていないのか、コンピューターの画面を見ながら、あれこれもめている。

「ちょうど良い時間は、空席が無いのかなぁ?あ~、どっちを見よう...」

並びながらも迷い続けた結果、5分後に始まるという理由で『趙氏孤児』を見ることにした。





結果としては、こちらを選んで正解だった。

内容も分かりやすく、主役(私の好きな俳優の一人である葛優さん・上の写真の右端、顔が半分欠けちゃってる)の演技も良かった。

中国語の字幕(セリフと同じもの)があるとはいえ、あまり複雑な内容だと、全編外国語の映画は理解不可能だ。
(『英雄』は、構成が複雑で、日本語字幕でもよく分からなかったけど)


この映画のストーリーは、もともと『史記』に書かれている春秋時代の趙氏一族惨殺の史実に基づいた元代の戯曲であるらしいが、大きいテーマとしては、「復讐」というものがある。

映画の時代設定は古代だが、そのテーマはテロや民族紛争が絶えない現代にも当てはまり、考えさせられるところが多かった。

ただ、あえて言わせてもらうと、物語を描き切る為にはもう少し長い時間欲しかったなと思う。

上映時間は2時間ぐらいで既に結構長いのだが、私の大好きな『覇王別姫』(同じく陳凱歌監督作品)は、確かもっと長かったと思う。
(まあ、興行的には仕方が無いのは分かるが)

それと、最後の重要な戦いのシーンのワイヤーアクションはやりすぎじゃないの?という感じで、もうちょっとリアルな方が私好みだった。

「全世界同時公開」と書いてあったが、日本でも上映されているのだろうか?

金城武さんのような日本でも知られているビッグネームが出ていないので、『赤壁』のようにはいかないかな?

機会があれば、日本語版も見てみたい。


それにしても、相変わらず、中国の映画館はうるさい。

今回は、割と静かな方だったが、斜め後ろ辺りから聞こえてくる「あら、死んじゃった。えっ?まだ死んでないの?」とか言うしゃべり声が気になってしょうがなかった。

それに、やっぱり中国人は映画の本編が終わると、エンドロールを見ずにすぐ帰る。
製作者側もそれを分かっているからか、エンドロールには全く力を入れていない。

エンドロールの後にもうワンシーンあったら、どうするんだろう?

私はエンドロールまで含めて一つの作品だと思うし、俳優さんの名前や挿入歌なんかも確認したいのだが、エンドロールが流れ出すと電気がつけられ、それでもねばって座っていると、清掃員に邪魔者扱いされて、退室を余儀なくされた。


ロビーに出てみると、なんと切符売り場には長蛇の列。




このビルでこんなたくさんの人、正直見たことが無い。
しかも、平日のそんなに遅くない時間。

中国では、何故か封切と同時にネットやDVDで映画が見られるので、わざわざ映画館に行かないのかと思ってたけど、みんな余暇を楽しんでるんだね。

私も家にひきこもってばかりいないで、たまには出かけないと!

扉をたたく人

2009年08月03日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
夏の夜長(?)は映画鑑賞。

プロ野球のナイターが無い日は、夜が長く感じられるので、たいてい映画を見ます。


昨日は『扉をたたく人(原題:The Visitor)』を見ました。

インターネットの記事(日本の)で紹介してあるのを見て、良さそうだったので。


妻に先立たれ、仕事にも趣味にも熱中できず、無気力な日々を過ごす初老の大学教授が、会議のため訪れたニューヨークで、シリア人の青年と出会ったことから展開されるヒューマンドラマ。

派手なアクションや過激なシーンは無いものの、登場人物の何気ない表情やしぐさから、その心模様が垣間見られる....

わたしはこんな映画が大好きです。


国とは? 民族とは? 自由とは? 真の幸せとは?


様々なことを考えさせられる映画でしたが、アメリカの移民問題も大きなテーマの1つで、自分自身、中国で思うようにビザが取れなかったり、また、私の大切な人達が日本に入国させてもらえなかったりという“壁”を肌で体験している分、胸にぐっとくるシーンもありました。

また、「自分らしく生きるってどういうこと?」と殻に閉じこもってしまいそうな心を自然に開放してくれるような、そんな温かい空気感も漂っています。

重いテーマを扱ってはいますが、つらいばかりじゃなくて、思わず微笑んでしまう場面もあり、テンポも良くて、おすすめです。


福岡では、現在、KBCシネマで上映中。
(残りわずかかもしれないので、お早めに)

その他の地域でも、現在、上映中の所やこれから公開される所もあるので、是非見てくださいね。

くわしくはコチラ  『扉をたたく人』公式サイト


現在日本で公開中の映画がどうして中国で見られるかって?

それが中国です!

中国の映画なんか、劇場で上映されるが早いか、街角でDVDが売られ、動画サイトにアップされる国ですから。

日本の映画はDVDが出るのが遅いので、すぐにとはいきませんが、アメリカ映画なら、「これ見たいなー」というのは、大体、動画サイトを探せば、出てきます。


もちろん、素晴らしい作品には敬意を表して、きちんとお金を払って鑑賞させてもらうというのが私の考えですが。

日本でチャンスがあれば、もう一度、劇場に足を運んで、今度は日本語字幕で楽しみたい...そう思える作品『扉をたたく人』でした。
(邦題も素晴らしい!)

和歌山ビッグホエ~ル!

2009年03月22日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
本日3月22日。祝コブクロデビュー8周年

そして、年に一度のイベント「ファンフェスタ」が今年も和歌山で開催されました。

日本にいれば、もちろん飛んで行くのですが、残念ながら、そういうわけにもいかず...

しかーし、今年は民放FM53局とのコラボ企画で、ファンフェスタ生中継が実現

もちろん中国から電波を拾うことは無理ですが、いつも利用しているKeyholeTVのおかげで、FM横浜が聞けるので、1時間前からPCの前にスタンバイ!

ここ瀋陽でもしっかりファンフェスタ楽しむことができました

クリアな音声でもないし、初めは「ほんとにこれコビィー(小渕くん)の声?」って感じだったけど、会場の歓声、拍手、そして生歌を聴くと、もう目の前にステージがあるようで...

パソコンの壁紙にしている二人の写真を見ながら、いつものように泣いたり、笑ったり、あっという間の1時間でした。

リクエストが一番多かったという「蕾」では、やはり外国にいるせいか、ふるさとの母のことを思い出して、ちょっとウルウル
(うちの母は全然ピンピンしてますけどね)

新曲の「虹」も聴けたし、ほんとに良かったんだけど、これから黒ちゃんの「すべらない話」が始まるか~ってとこでTHE END

やっぱりトーク聞きたかったなー。

和歌山に駆けつけたファンが6千人。
そして日本全国、いろんな所で聴いている人がたーくさんいると思うけど、和歌山から遠く離れたこんな場所で聴いている人(私)もいるんですよ。

どんなに遠く離れてても心は一つ。
「虹」がかかっていますよ

それにしても、文明の力って、すごいね。ほんと有難い。
明日も朝8時(中国時間)からWBC見られるし。

インターネット様様です。

愛される理由

2009年02月04日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
今朝の「はなまるカフェ」のゲストは宮崎あおいちゃん。

昨年のNHK大河ドラマ「篤姫」で大人気になった女優さんです。


あおいちゃんが選んだ“おめざ”は、京都のあるお店のチーズケーキ。

それを食べながら司会者(やっくん)が

「こういうケーキとかも自分で作られるんですか?」と、質問。


それに対して、あおいちゃんの答えは...

「作れるようになりたいです!」

「作れるようになりたい」ってことは、「作れない」ってこと。
でも、「作れません」と言ったら、話も終わっちゃうし、聞いた方も気まずい感じ。

「作れるようになりたい」って言うと、できなくてもできるような錯覚さえ覚える。


さらに、「篤姫」のリハーサルで着ていたという浴衣を紹介する時も

「最近もこの浴衣をよく着ているんですか?」という問いに、

「最近は着ていないんですけど、夏になったら、また着たいです。」


主演映画「少年メリケンサック」の監督、クドカンさんにもらったという皮むき器を紹介する時も

「実はまだ使ってないんですけど、じゃがいもが好きなので、是非これを使って、じゃがいも料理を作りたいと思います。」


自分でも「ポジティブ度・5点満点」と評価していたが、彼女のコメントを聞いていると、それが本当に伝わってくる。


彼女が演じた天璋院篤姫も魅力的な人だと思うが、こんなあおいちゃんの人柄がにじみ出ていたからこそ、多くの人を魅了したのではないかと思う。


人それぞれ好みはあると思うが、愛される人には愛される理由が必ずある。


みんなが同じ性格だったら、それはそれで気持ち悪いけど、「いいな」と思えることは見習いたいな。

最強にして、最高の二人

2008年12月16日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
「すごーい!!すご過ぎる!!」

もう言葉がありません。


私の大好きなあの二人、といえば、もちろんコブクロのことなんですが、彼らがすごいことをやったんです。



それは、ストリートライブ。


もちろん、テレビの番組でも企画物でもありません。


普通に黒ちゃんが小渕くんに電話。
そして、二人で街に繰り出したそうです。
(わずかなスタッフのお手伝いはあったそうですが)


しかも、歌った曲は、「桜」「風」「赤い糸」「蕾」「時の足音」「轍」。


今年も大晦日は紅白に出場する彼ら。

去年はレコード大賞を受賞し、ベストアルバムは300万枚以上売れている。


数字だけを見ると、トップアーティストといっても過言じゃない二人が、今、あえて路上で歌う。


もうかっこ良すぎます。


突然とはいえ、小渕くんは路上用のギターを3年前に購入していたそうです。
(ということは、その時、まだ路上で歌う気でいたってこと?)


進化し続けながらも、決して原点を見失わない....そんな二人だからこそ、みんなに愛されるんでしょうね。


二人に出逢えてよかった...心からそう思いました。

おめでとう!

2008年12月10日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
今日は朝から久々に衝撃が走りました!

「コブクロ・小渕くんが双子のパパに」というニュース。

いやぁ、ほんとにめでたい!めでたいなぁ~。

コブクロ結成前に結婚されて、今年で11年。
会社辞めて、ストリートで歌って...、そんなダンナ様をずっとずっと支えてこられた素敵な奥様なんだろうなと、勝手に想像しては、尊敬しておりました。

毎日、毎日、「倒産だ~」「リストラだ~」と暗いニュースばかりで、何となく将来が不安になる今日このごろ。

人生、誰でもいい時ばかりじゃないと思う。

でも、信じた道をひたすらに、まっすぐに、誠実に歩めば、きっと神様は見ていてくれるんだろうなぁ。


最近、心に残った言葉。

「意味がないと思うことを続けていくことが尊い」
(by天童荒太 「王様のブランチ」インタビューより)

羨ましがるばかりじゃなくて、私もそろそろ“怠け者生活”から足を洗わなきゃ!


ところで、中国語で双子は「双胞胎」

でも、男の子と女の子の双子は「龍鳳胎」と言います。

龍のようにたくましく、鳳凰のようにあでやかに...お子さんの成長を心からお祈りしています。

そして、ますます素敵な歌を作って、私たちに届けてくださいね。

初☆遇到コブクロ!

2008年04月15日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
今日、仕事帰りに電話局へ行った。

相変わらず、風が強く砂ぼこりはひどいが、ぽかぽか陽気に誘われて、太原街(駅近くの繁華街)をうろつくことにした。

電話局から駅までまっすぐ続く中山路。
バスに乗れば、さほど遠くないが、中途半端な距離なので、てくてく歩いて行った。

太原街の歩行者天国の道までもうちょっとという所で、私はふと足を止めた。
というか、体がかたまって、動けなくなった。

聞き覚えのある曲...
「コブクロの“蕾”だ~!」
しかも、日本語のままのオリジナル!

私は思わず信号を渡って、音の鳴る方へ向かった。

コブクロの歌は、新華書店のスピーカーから流れていた。

何度も聞いたこの曲。CDだって持っている。
今さら目新しい(耳新しい?)曲でもないのに、私はその場を動けなかった。

瀋陽の街で日本の歌(カバーも含め)を耳にすることはよくある。
でも、コブクロの曲を聴いたのは、今日が初めて。

街中に響き渡るコブクロの声...この気持ちはとても言葉では言い表せない。


「蕾」が終わり、次は何だろう?と思って、耳を傾けていると、

「Hu~ Wu~ Wu~...」と、またまた聞き覚えのあるイントロ。

「“桜”だ~!」

「名も無い花には名前をつけましょう...」黒ちゃんの優しく力強い声。

私は本屋の入り口、スピーカーの真下で一緒に口ずさんでいた。

いつもと同じ雑踏...行きかう人々の波、クラクションの音...
だれもコブクロの歌なんて知らないし、歌詞の意味だって分からない。

私はそんな流れる街並みを見ながら、コブクロの二人が路上で見ていた景色を思い描いていた。

そして、熱くこみ上げてくる想いは、ちょっとへこんでいた私を勇気付けてくれた。

いつか、いつの日か、本当に二人の声がこの瀋陽で聴けたなら...そんなことも考えてみたりして

結局、コブクロの曲はその2曲で、次は中国のポップスがかかっていた。
ずっと流されたら、私はそこからずっと動けなかっただろうから、ちょうどよかったんだけど

蕾~夢の舞台へ

2008年01月14日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
コブクロの「蕾」が第80回選抜高校野球の入場曲に内定しましたね。

この知らせは、特に黒ちゃん(大きい方)にとって、ある意味レコ大より嬉しいんじゃないだろうか。

小さい頃からプロ野球選手を夢見て、真剣に野球をやっていた黒ちゃん。
ピッチャーとして、中学生で“野球肘”になる程がんばって、高校でも甲子園を目指して厳しい練習に耐えていたのに、自分のせいではない不祥事でその夢が絶たれ、野球をあきらめてしまった彼。

こんな形で甲子園に出場できるなんて、野球をやめてしまった時の黒ちゃんは想像だにしなかっただろう。

夢へと向かって投げたボールは、行方が分からなくなったわけではなく、ずっとずっと遠くまでまっすぐ飛んで、そしてしっかりキャッチされたんだね。

野球をやめてしまった黒ちゃんは、17歳頃からストリートで歌い始めた。
野球は途中でやめてしまったから、歌だけは後悔しないように、やれるところまでやりたいと言っていた。


コブクロの「夢唄」にこんな歌詞がある。

夢をかなえる一番の方法 君に教えよう
それはかなうまでやり続ける事 自分を信じて


私には今こんなに強く思えるものはないけれど、自分が大切にしている思いは、どんなことがあっても、持ち続けたい...そうすれば、きっとそれを分かってくれる人が現れるはずだと思っている。

コブクロの二人にはいつも支えてもらっているけど、また一つ素敵な夢を見せてもらった。

おめでとう!

2007年12月30日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
コブクロ レコ大受賞おめでとう!

二人のこれまでの道のり、コビィのお母さんへの思い...いろいろ考えるとほんとに一緒にジーンっときちゃいました。

大賞の発表が近づいた9時40分。(日本時間)
うちのパソコンの回線は相変わらずで、テレビの受信は1分半が限界。途切れ途切れでちゃんと見られない。

「え~いっ、もう我慢できなーい」と思って実家に
受話器をテレビの前に置いてもらうという原始的な方法で喜びの瞬間を分かち合いました。

レコ大も昔に比べると権威が無くなってきてるし、レコード会社とTBSの関係という「大人の事情」でコブクロが選ばれるんじゃないかという噂もあったけど...
「そんなの関係ね~!」


CDの売れないこの時代にきっちり数字を残している=幅広い層に支持されていることは、間違いなく大賞にふさわしい活躍をした証だ。

もちろん、私は売れても売れなくても、二人が変わらない姿勢で音楽に取り組んでいる限り、応援するけどね。

NEWアルバム「5296」もすごくいいです!
最近はダウンロードで済ませる人が多いけど、歌詞カードの中の写真が、すっごい可愛いんです。
この写真のためだけでも、CD買う価値アリです。

明日は紅白!日本人の友達と集まってみんなで見ます。
泣いちゃうかもな~

名脇役

2007年05月29日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
やっと『華麗なる一族』を見た。

日本で3月に放送が終了したから、そろそろDVDが出るかなーと思って探していたところ、偶然ある先生に借りることができたのだ。

「毎日ちょっとずつ見よっ」と思いつつ、やっぱりDVDの甘い罠にはまり、一気に行ってしまった。

原作・脚本については、インターネットでもちょこちょこ情報を得ていたので、それほど意表をつかれることはなかったが、それにしても驚いたのは、キャストの豪華さ。

主演のキムタクは言うまでもないが、脇を固める俳優さんは皆、主役級の個性派ぞろい。
登場人物も多く、人間関係も複雑なドラマなのに、「ここまでするか」というキャスティングだ。

しかし、問題もある。
私は中国に来てからの方が日本のドラマをよく見るようになったのだが、見るドラマ、見るドラマ、同じ俳優さんが出ていて、どうも他のドラマのキャラクターの印象が拭えないのだ。

例えば、津川雅彦さん、柳葉敏郎さん、仲村トオルさんが並ぶと、やっぱり『黒革の手帳』が頭をよぎる。

それにしても、仲村トオルさんは本当にたくさんのドラマに出ている。
私世代は『ビーバップ』のイメージが強いと思うんだけど、最近は映画、ドラマに欠かせない役者さんの一人でいい味出しているし、しかも年々かっこよくなってる気がする。
『海猿』の肉体美もたまんないし。


『華麗なる一族』では、「あっ、この人も出てる!この人も!」と驚きながら見たのだが、一番の発見は、『新日本語の中級』という教材の会話ビデオに出てくる“伊藤課長”が出ていたこと。

日本語教材のテープやビデオは、棒読みになりすぎてもつまらないし、かといって、芝居がかりすぎても、学生が聞く音声としては都合が悪いのだが、この“伊藤課長”は、演技も自然で、発音も聞き取りやすく、いつもビデオを見るたび、「うまいなー」と思っていた。
やっぱり俳優さんだったのね。

ドラマの中ではちょい役だったけど、錚々たるメンバーの中に“伊藤課長”がいる場面はちょっとウケた。

そういえば、『みんなの日本語』に出てくる小川さんは『新日本語の中級』ではお医者さん役として登場してるんだけど、この方もドラマでちょこちょこお見かけする。
確か『医龍』だったか、お医者さん役で出ていた。

『華麗なる一族』と全然関係ない話になってしまったが...まあこれも“日本語教師流”ドラマの楽しみ方の一つということで。



追)その後の話。
  『のだめカンタービレ』を見ました。あの中で、のだめちゃんが小さい時習っていた怖いピアノの先生(のだめちゃんを引っぱたいた人)が“伊藤課長”です。
  どなたかあの俳優さんをご存知ありません?

おっとこまえなロッカー

2007年03月27日 | 大好き!コブクロ&エンタメ
前にも書いたが、私は爆風スランプの大ファンだ。

“大ファンだった”ではなく、今も大好きだ。

確かに、今はグループとしての音楽活動は殆どしていないが、私の愛する人たちは注目されていようがいまいが、やっぱりカッコイイ。

私があれこれ語っても、このかっこ良さは伝わらないと思う。

今日の目的はただ1つ。
ファンキー末吉さんのHP&ブログを見てほしい。
http://www.funkycorp.jp/funky/


別に宣伝でも誰かの利益になるわけでもない。

最高のドラムの腕を持ちながら、「有名人になりたいわけじゃない」と、北京の“貧民街”で暮らす男。

そして、このご時世に何故か北朝鮮で女子高生バンドのレコーディングをしている男。


どうして彼は北朝鮮へ行ったのか?

彼のロック魂あふれる思いに胸が熱くなるはず。

是非是非読んでください。


追)この前、韓紅(中国の有名な女性歌手。ちょっとぽっちゃりした)の話題を芸能ニュースでやってたので、よーく見てたら、ちらっと、ドラムを叩く末吉さんの姿を発見。因みに、映画「瘋狂的石頭(Crazy Stone)」の映画音楽も担当してるよ。

2007年03月21日 | 大好き!コブクロ&エンタメ


今日の瀋陽、最高気温6度。
頬を通り過ぎる風はまだ冷たいが、ちょっとずつに向かっている。

川や湖に張っていた氷もゆるみ、道路の脇にうずたかく積まれていた雪も日に日に小さくなっている。

今年の冬は短かった気がする。
先日の大雪を除いては、零下何十度という日が少なかったせいかもしれない。
それに、去年に比べて、青空が見える日が多い。
去年はどんよりとした灰色の空が永遠に続くように思われ、何となく気持ちも晴れなかったのだが。

今日は旧暦の2月2日。
いわゆる“龍抬頭”。
春節が過ぎ、今日から農作業が開始されるという日。
まさに、春の訪れ。

今日は豚の頭を食べるそうで、一手店という餃子のチェーン店では朝から何やらにぎやかにキャンペーンをやっていた。


福岡ではもう桜が咲き始めたそうだが、先日、こちらのニュースでも日本の桜の話題を取り上げていた。

去年は今頃東京で咲いていた桜が、今年は寒の戻りでまだ咲いていないというニュースだった。

気象庁の人が「予報が外れて、利用者の皆様に迷惑をかけて申し訳ない」と深々と頭を下げていた。

「やっぱり日本人って生真面目だな~」と何か違和感を覚えた。

そんな私の感覚がおかしい??


瀋陽の桃の花はまだまだ小さな蕾。
でも、暖かくなるのをじっと待っている。

そして、本日21日はコブクロのNEWシングル「蕾」の発売日。
フジテレビ系のドラマ「東京タワー」の主題歌としてもおなじみのはず。

私はもう既にプロモーションビデオを見たけど、これがまたモノクロでジーンとくる仕上がり。
初回限定版はスペシャルDVD付きで1500円。
みなさまよろしくです。