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汽水空間 ~言葉と次元の力学系へ~

身体で体感する言葉の世界をお届けします(*´∀`)♪

みやすけの詩 夕暮れ

2010年06月03日 | 初期中期の詩
その手を握り締め 遠のいて行く意識に
想いはこの空の中で波を打つ
この宇宙の中で孤独になるのは
炎に焼けただれた皮膚の重みを感じるから

六芒星の導きが
堕落した日常にあまねく希望を照らし出す
関税に掛けられる物資の安楽
途方も無い資本のらせん階段を
一段ずつ確かな足取りで降りて行く

蒼い旅路に赴いたあなたの背中は
言いようのない不幸の砂漠を思わせる
霊に取りつかれた物心を引きずって
当てもない途の傍らに寝そべる人間に唾を吐きかける
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