淋しげな その瞳の 冷たい眼差し
愛は膨れ そのしなやかな手に 絡み付く
静かな死の前触れの 安らぎのように
重ね合う唇 さめざめと流れる 涙
愛が揺れ 花のように儚く 命を輝かせる
その手に触れ 愛を 確かめる
注がれる眼差し 淋しげで 美しい 薔薇の哀愁
触れる 唇が 瑞々しく 微睡む
この手を離さないで 愛を求め 彷徨う時
その瞳の 淋しげな 夢の鼓動を感じる
愛が欲しくて 醜い顔をした 晴れぬ空のように
この両手に注がれる 冷たい感情は
愛に飢えた 瞳に宿る 雪の結晶
揺れ 鼓動を聴きながら 微睡む 視界の中で
唇の妖艶な姿は 星のように 散って行くだけ
淋しげな 声のする方へ 海鳴りのような
儚さの漂う 静寂の中で 交わす接吻を