詩集情熱のかけら

時を越えて言葉のリズムが淡い旋律とともによみがえってくる。
この胸の嘆きを、しがない詩編に託したい。

五  月

2012年05月08日 | 日記

あまい新影をひきつれて
夢の五月がやってきた
あざやかな緑
まばゆい季節

眠る若草よ
さあ、瞳を覚ましなさい
さりげな顔をしてないで

ああ、なんと清がしい五月の風よ
今、夢に乾いた私にも

いささかの潤いを

恵んでください