詩集情熱のかけら

時を越えて言葉のリズムが淡い旋律とともによみがえってくる。
この胸の嘆きを、しがない詩編に託したい。

日陰に咲く花たち

2011年10月22日 | 日記

 

  野辺の花は
  人瞳にくれず
  咲いて
  散ってしまう


 人の世もまた
 哀しいことに
 どんなに
 つくしたって
 それだけ
 わかってくれることは
 いくらもない