季のまま彩時記

京都、奈良、大阪の四季折々の景色や、旅で見つけた風景などを写真に・・・

ぶどう作り2018~袋掛け

2018-06-25 20:48:28 | 果樹・菜園

6/24(日) 実家で育てているブドウです。

品種は巨峰、藤稔、ピオーネ、シャインマスカットです。
シャインマスカットは木が若いので今年も実を成らせんません。 

5月下旬から6月初めにジベレリン処理をして無種子化と果粒肥大促進をします。
その後に摘粒して房作りをするのですが、昨年は欲張りすぎて実を沢山付け過ぎて
半分は完熟になりませんでしたので1房に30~35個に摘粒をしました。

本日、袋掛けをします。
















完熟したブルーベリー

2018-06-23 20:49:46 | 果樹・菜園

6/23(土) 実家で栽培しているブルーベリーが完熟しました。

2008年にハイブリッシュ系とラビットアイ系を植樹して今年で10年目となります。 
収穫時期が異なる9品種を育てています。

ゴールデンウィーク明けには、はすずらんのような白い花を咲かせたかと思うと早い品種は
6月下旬に実が白から赤、赤から青紫へと熟し収穫を迎えました。

ハイブリッシュ系のプルという品種です。


ハイブリッシュ系のブルーチップという品種です。後ろに見えるのがラビットアイ系です。








ラビットアイ系の品種ですが未だ完熟には1か月程かかります。



足ノ郷峠のコアジサイ

2018-06-17 21:49:53 | 奈良県

6/16(土) コアジサイを見に東吉野村足ノ郷峠を訪れました。

前日の雨で足ノ郷峠は霧が微かに漂って幻想的な景色になりました。

今は7分咲き位でしょうか、今週末が見頃と思います。
 

白いコアジサイが多い中、ブルーのコアジサイが際たちます。
 

霧の中、これで斜光があれば良いのですが。
 



 






























信州・小谷村~千国宿

2018-06-08 20:45:06 | 町並み歩き

5月26日(土) 「塩の道」として知られる千国街道沿いにある牛方宿を後にして小谷へと暫く
歩くと千国の宿にたどり着きます。

千国の宿は寄棟屋根屋に白壁の家々が立ち並ぶひっそりと佇む里です。


集落の南側にある石標から千国集落に入ります。


木立が覆う川沿いの谷間を下りて行くと


最初に目に入るのが2階建の立派な民家です。


玄関を覗くと生活感がなく空家のようです。


かつては民宿だったのでしょうか。


手榴弾消火器
昭和30年前後の頃と思われる消化器です。

茅葺屋根から鉄板被覆に変わった民家が軒を連ねます。


正面の屋根を切り落とした「かぶと造り」の民家が並びます。


周りを山に囲まれた谷合にある集落です。


かつての暮らしぶりが想像できそうな民家や農小屋が佇みます。








千国の宿を貫く千国街道。


江戸時代は越後と信州を結ぶ主要道でありながら、大名行列などが通る華やかさはなく
庶民の生活を支える物資の輸送路でした。




茅葺屋根に白い漆喰壁が映えます。





千国の庄資料館・千国番所の受付と休憩所




千国番所 

ここに江戸時代初期から明治2年の280年にわたり松本藩の千国口留番所(関所)が置かれ
通行税の徴収や塩などの荷物や人改めの監視をしました。




史料館

集落にあった民家をそのまま移築した建物で、いろりや居間、黒光りの梁や板戸、オヒツなど
から昔の暮らしぶりを見ることができます。


長閑な田園風景です。










千国宿は街道の名前にもなって街道の中心でした。
今ではかつての華やかさは感じられませんが
往時を偲ばせる宿場町の暮らしぶりや牧歌的な風景が見られました。


信州・小谷村~牛方宿

2018-06-05 21:21:19 | 町並み歩き

5月26日(土)小谷村・千国街道沿いの沓掛に
残る「牛方宿」を
訪れました。

牛方とは牛を使って物を運ぶのを仕事とする人。

日本海を臨む糸魚川から信州の松本城下を結ぶ
街道は「塩の道」と呼ばれていました。
その街道は、深い谷あいの山道を牛や人が荷を
背負い塩や海産物を運び、帰り荷は麻や煙草を
運ぶ道でした。

そんな牛方と牛が一緒に寝泊まりして疲れを
癒したという「牛方宿」が何軒もあったようです。


牛方宿(母屋)







険しい山坂と谷あいの道を背に塩俵を二俵ずつ
積んだ六・七頭の牛を牛方は一人で手綱をさば
いて歩み続け夜になると牛方宿の灯りのもとで
牛方と牛たちはともに眠りました。
こうした牛方宿はかつて千石街道沿いに何軒も
ありましたが、明治二十年頃に別の新しい国道
ができると街道は役目を終え今では唯一、この
建物だけが昔の塩の道の貴重な証しとなってい
ます。~パンフレットより~



















牛方は玄関入口の土間の上の中二階の寝所から
馬屋の牛の様子を見ながら眠むりにつきます。

牛方と牛の宿泊料は
牛方は一人で6頭をまとめて移動するとなると
牛6頭分も支払うことになります。
「牛、米糠と薪の代五厘、牛方は七銭、
但し賄いは別」という明治29年の文書が残っています。

玄関土間から見た座敷の様子。









塩倉

この塩倉は牛方宿とともに旧街道に現存する唯一の建物です。
幕末頃の建物と推定。半地下式で階上に塩を保管しました。










土蔵

今はギャラリーとなっている土蔵です。



塩の道

戦国時代、上杉謙信が武田信玄に塩を送った
有名な故事はこの「塩の道」に由来しています。 





かつて千石街道を行き来した牛方や牛馬たちに
思いを馳せながら街道を歩くのも良いものですね。

この後、千石街道沿いにある小谷村千国の集落に向かいました。


残雪の北アルプス~小川村

2018-06-04 23:14:09 | 長野県

白馬村から次に訪れたのが小川村です。

小川村は、各所から北アルプス後立山連峰を
眼の高さに望むことができるビューポイントが
幾つもありその景観は「日本の里100選」など
にもにも選ばれています。

成就

北アルプス後立山連峰を一望できる場所です。
赤や青色屋根の里山風景と残雪の北アルプスのコントラストが美しいです。




茅葺屋根の立派な民家






集落の守り神である庚申塔や道祖神





アルプス展望広場

北アルプスの大パノラマが望めます。







高山寺・県宝三重塔

信濃三十三番所の結願所で三重塔は建久6年(1195年)に建立。
中央に鹿島槍ケ岳(2889m)が望めます。





日本記

国名「日本」を含んだ「日本記」のバス停


馬頭観音のある風景









立屋

桜の頃にはエドヒガン桜が見られる撮影場所として知られています。





道の駅 おがわ



味菜で昼食です。
「おやき」は小麦粉の皮で野沢菜など野菜の具を包んで蒸かしたり焼いたりした信州の郷土食です。

次回は桜の咲く頃に訪れたいと思います。
里山に植えられた数多くの桜と残雪の北アルプスとの眺望が見たいですね。


残雪の北アルプス~白馬・小谷村 その4

2018-06-02 19:25:47 | 長野県



11.北尾根高原

今の時期に簡単に行ける一番の絶景ポイントは
何と言っても北尾根高原ではないでしょうか。

白馬八方尾根の中腹の標高1,200mに位置し、
ヨーロッパアルプスの様な景色がリフト1本で見れる気軽なリゾート地です。

北アルプス・白馬連山が目の前に望むことができる絶景ポイントです。


咲花から北尾根クワッドリフトで北尾根高原まで約10分の空中散歩。


右手に白馬岳、大日岳、白馬乗鞍岳がそびえます。


先ほどの曇り空から一気に青空に変わりテンションが上がります。


白馬三山が目の前に現れます。



北尾根高原テラス










黒菱へ

北尾根高原から無料の高原バスで更に上の黒菱まで向かいます。

車窓からは白馬三山が見渡せます。


途中、絶景ポイントで下車し撮影する時間を取ってくれました。




黒菱に到着です。


黒菱から見る白馬連山 思わず息を呑む絶景です。


左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、大日岳、白馬乗鞍岳がそびえます。


白馬三山


北尾根高原テラスから上がってきた道が見えます。


ゲレンデでは春リンドウや


小さな湿地ではミズバショウが咲き誇ります。



再び、北尾根高原テラス

トレイルコース(1周約50~60分)を散策します。







コースの展望台より


終わり


残雪の北アルプス~白馬・小谷村 その3

2018-06-01 20:43:31 | 長野県



7.白馬大橋

松川に架かる白馬大橋は白馬三山を眺める絶景スポットです。
橋の上ではスケッチする人も・・・。

残雪の白馬連山とエメラルドグリーンの雪解け水が爽やかな光景です。











8.八方インフォメーションセンター

白馬八方尾根の入り口にあるバスチケットやグッズ販売も行う総合案内所です。
施設内に「モンベルルーム 白馬八方店」を併設しています。



横に八方文化会館があり「八方に生きる」の石碑が建ちます。


横には「国務大臣 環境庁長官 石原慎太郎」の記載が。


石碑の背後には白馬三山が映る水田が広がります。



近くの道路沿いにも大黒天、庚申塔が並びます。





9.八方尾根入口

八方尾根入口の白馬アルパインホテル近くにも
白馬三山が映りだすビューポイントがあります。

洋風の建物に残雪の白馬連山が絵になる景色です。









10.前山百体観音

此方は塩の道・千石街道途中にある小谷村の場所です。

江戸時代に伊那高遠の石工の作といわれ
西国三十三ヵ所、坂東三十三ヵ所、秩父三十四ヵ所を合わせ百として一度に観音札所巡りが
できるように彫られました。

 

 

 



 

その4に続く