臺灣と瀬田で數理生態學と妄想

翹首望東天, 神馳奈良邊. 三笠山頂上, 想又皎月圓(阿倍仲麻呂). 明日できることは今日しない

平成25年度版:科学技術白書

2013-06-26 14:58:48 | 研究

読んでみるとへこみますね.

たとえば,47ページの図.

2000年代,学生・ポスドクのときに,論文をがんがん書け書け,という雰囲気があったのに,若手研究者は前の世代よりもたくさん研究して論文を書いてるイメージがあったのに,日本全体で見るとぜんぜん論文が増えていないとはどういうことか.

第一章:我が国の科学技術政策を取り巻く動向

http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2013/06/19/1336658_011.pdf

 

そして58ページ,29歳以下のPIゼロ,30-34歳のPIたったの6.4%とはどういうことだ.そりゃ,いくら公募に出しても通らないわけです.

これを読むと,すでにPIになった幸運な研究者の仕事は,論文を書き続けることだけじゃなくて,この仕組みを変える努力にあるんじゃないだろうか.


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