臺灣と瀬田で數理生態學と妄想

翹首望東天, 神馳奈良邊. 三笠山頂上, 想又皎月圓(阿倍仲麻呂). 明日できることは今日しない

ドイツ渡航前日:台湾居留証延長手続き

2016-06-18 00:24:25 | 研究

2年に一度居留証の延長手続きを行うのですが、今年は書類の準備が遅れて、台湾にいる間に完了できませんでした。毎回やらなければいけないことは、

確定申告→納税証明(国税局) + 大学の新規契約書(他の人より早く申請しないといけない)→ 労働許可証の申請(労働省?) となるのですが、出遅れました。

10日ほど前、労働許可証だけが間に合わなかったのでその他の書類をそろえて移民局に行き、あわよくば、手続きを途中まで終わらせて労働許可証だけあとから提出できないかと思ったのですが、即リジェクト。その後も秘書さんに頼んで(窓口が違えば対応が異なることが多いので)再度トライしたのですが、やっぱりだめ。私が台湾を出国した後に手続きを代理でやってもらうためには、台北駐日経済文化弁事処に行って、居留証延長の申請に必要な「パスポートのコピー」の認証を取らなければならないとのこと。さらに、代理で手続きをしてもらうための委任状についても(通常であれば延長申請著に直筆で書けばいいだけですが)、認証を取らなければならないとのこと。

本人が移民局に行っているときにパスポートの原本を持っているのだからその場でコピーを取ればよいと思うのですが、いったん出国した場合は、そうはいかないとのこと。そんな理不尽な・・・・。台湾に最初にやってきた8年前のすったもんだを思い出しました。

それで、ドイツに行く前日たった一日だけの日本滞在中に肥後橋の駐大阪事務所に伺い、二つの認証をもらいに行きました。ところが、委任状はそのまま認証できることになりましたが、パスポートについてはコピーした写真を直接認証することはできず、”公証役場”でパスポートの記載内容の証明をまずしてもらい、その証明を認証するとの二段構えという説明を受けました。出たよ、聞いてないし、たらいまわしか、と思いましたが、運よく公証役場は徒歩5分のところにあり、そこで無事に証明をもらいました(5500円)。公証役場デビューです。そんでもって駐大阪事務所に戻って認証を申し込み、特急サービス(3時間で書類を作ってくれる)の追加料金合わせて3600円(1800円×ふたつの認証)払って無事、申し込み終了となりました。

大阪にいてもドイツ渡航の準備ができないのでいったん滋賀に行っていろいろ準備をして大阪に戻り閉店間際に書類を受け取ってそのまま郵便局から台湾に送りました。瀬田滞在中にぼうっとしていて危うく事務所の対応時間に間に合わなくなりそうになり瀬田駅前でもうダッシュで電車に飛び乗りでした。

台湾大使館でも公証役場でもややこしい手続きになった理由は、パスポートのコピー自体はどのようにも偽造ができるので直接は証明できないとのことでした。いや原本も持ってきてるんだけど・・・。世の中の理をまた一つ学びました。

今日の移動は、

関空→なんば(南海)→肥後橋(四つ橋線)→台湾大使館→公証役場→台湾大使館→肥後橋→西梅田(大阪)→瀬田(JR)→フォレオ→自宅→瀬田→大阪(西梅田)→肥後橋→台湾大使館→肥後橋→なんば→郵便局→高島屋→なんば→・・・→妻の実家

となりました。

今日のなんば高島屋は免税カウンターが混んでいて手続きを諦めましたが、それでも(消費税)免税とは別に、外国人・海外滞在日本人は税抜き価格が5%オフになるカードを入り口でもらえたので、お得な買い物ができました。この税抜き価格5%オフかつ免税(手数料抜いて消費税5%程度分)という特典は、多くのデパートやアウトレットモールなので受けられるので大変うれしいです。結局消費税を3%分を払うとすると、0.95*1.03/1.08 = 0.906 となり支払総額はこの特典無しの時と比べて約10%もお得です。もちろんこの手続きを経て購入したものは日本国内では食品なども含めて全く開封することはできません。そのまま国外に持ち出すことが必要です。

一日しか滞在しないのでコスパは悪いのですが桃園空港で出国前に2Gまで8日間有効のプリペイドSIM(599元)を買っておいてよかったです。グーグルマップのナビに助けられて移動がスムーズにいきました。

明日の朝10時にフランクフルト便に乗り、その後ベルリンまで飛びます。

 

 


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