goo blog サービス終了のお知らせ 

意識の進化、次元上昇をアシストする“イエス-道(Jesus,the Way)”

“イエス-道”という視点から、人生を生きる秘訣・コツを考える“斬新的な聖書リサーチ”

映画『君の膵臓をたべたい』の深読み②:“天国への階段”

2018年10月12日 21時26分18秒 | 映画ブログ

天国への階段

  

Osann:  「ここで、この映画を観る視点をちょっと変えてみようか。

      桜良が春樹とスイートパラダイスに行ったことが、

      クラスメートに知れ渡ってしまい、桜良の親友の

      恭子に春樹が問い詰めらる場面があったよね。」


ハジメ:  「うん。」


Osann:   「その時、桜良は恭子に、『だから、そういうんじゃ

       ないって、恭子。』と、

       さらに、恭子は、桜良に「じゃ、なぜ図書委員に立候補したり、

       クラスで一番根暗なやつと付き合うの?」と聞いた時、

       「な か よ し だ か ら 」と桜良。そして、春樹の方を

       振り向いて『ね、なかよし君』と言ったんだ。

       すると、さらに、教室がざわついたんだ。

       クラスメートたちに誤解されたと思った春樹は、

       椅子から立ち上がって教室を出て、一人で、

       学校の屋上に上がって行ってしまった。

       桜良は、『待ってよ』と言って、すぐに春樹のあとを

       追いかけて行って、屋上で二人の間で会話がかわされることに。

       そして、桜良は屋上の階段を上っていって、最後に 春樹に

       こう言ったんだ、「こらこら、そんなむずかしい顔 するんじゃない。

       どうせ、いつかみんな死ぬんだし.....。ほら、天国で会おうよ」と。

       ここから、“天国への階段”というふうに呼ばれているんだ。


       つまり、この『君の膵臓をたべたい』という映画は、

       天国に至るための道は何なのか、天国に一緒に入るためには、

       一体、何が必要なのかという深遠なテーマを扱っている

       映画とも言えるんだ。


ハジメ:  「へ~、キミスイの映画というのは、いろんな角度から

       観ることができるんだ。とても興味深いね。」


Osann:  「ところで、人が天国に行くための準備って、何だと思う?」


ハジメ:   「えっ ? ? 急にそう質問されても....。」


Osann:   「どうしたら天国に辿り着けるのか、その答えというのは、

       ある意味、隠された宝』のようなものかも知れないね。

       聖書の中で、イエスは『天国は、畑の中に隠してある宝の

       ようなものである』と述べているんだ。

       探さないと、見つからないもの。

       ボーッと生きていたら一生、見つからないかも知れないもの。

       たまたま偶然に見つけることも、

       また、運命的に見つけてしまったということもないもの、

       それが『隠してある宝』というものだと、私は思うんだ。

       でも、もしそれを見つけてしまったら、サプライズ❗、 

       誰でも、喜びに溢れるもの。もう絶対に手放さないもの。

       なぜなら、あまりにもその価値がすご過ぎるから......。


       さて、図書館で『分類番号、めちゃくちゃじゃん。分類表を

       よく見てよ』と春樹に言われた時に、桜良が返した言葉が

       とても印象的だったのを覚えてる❔

       その言葉というのは、『ちょっとくらい間違えたっていいじゃない。

       頑張って探して見つけた方がうれしいでしょ。宝探しみたいで!』」


ハジメ:    「そういえば、『君の膵臓をたべたい』という映画の中では、

        とか、宝物とか、宝探しという言葉が、頻繁に出てくるよね。」


Osann:    「そうなんだ。あたかも、“この映画を観た君は、はたして、

        この中に隠された宝』を探し当てることができるだろうか ?” 

        と、問いかけられているように、私には思えてならないんだ。


        桜良自身、天国に行くために、この『隠された宝』を

        探し出すために、春樹と出会い、深くかかかわっていく

        必要があったのではないか......と、私には思えてくるんだ。


        春樹の代わりになる人は、他にいなかったのではないか。

        元カレのクラスの委員長でもなく、親友の恭子でもなく、

        また、ほかのクラスメートでもなく、

        唯一、春樹自身とかかわることを通して、この『』を

        見つけることができる....そう、桜良は直観したのではないか。

        だから、桜良は春樹という存在が気になり、彼に興味を

        抱き、彼のことをもっと知りたいと思ったのでは....。

        これは、私の深読みかも知れないけど。

        でも、私の直観では、そう思えるんだ。」


ハジメ:    「天国に確実に救われるための宝探し

        天国に一緒に入れるための『宝探し』って、一体、

        どんな宝を探すことなんだろうね。

        映画『君の膵臓をたべたい』を観ながら、

        天国に入るための『宝探し』って何だろうと、

        思いを馳せることができるって、ワクワクするね。


Osann :     「でも、桜良は亡くなる前に、この『をすでに

        見つけていた.....と、私は思うんだ。」


ハジメ:   「どこから、それがわかるの?」


Osann:    「桜良から夜に電話が来て話した時に、春樹は

        いつもとは違う桜良の様子に気づいて、心配になって

        急いで桜良の病室を訪れた場面があったよね。

        その時、桜良は『一回勝負で、真実と挑戦ゲーム、

        やってくれない?』と春樹に頼んだんだ。

        ところが、桜良の期待に反して、春樹がそのゲームに

        勝ってしまった。

        春樹は、『君にとって、生きるってどういうこと?』と

        桜良に聞いた。『誰かと心を通わせること....かな。...... 』

        と、桜良は答え、さらに続けて『だから、君とこうして

        いられて良かった。君がくれる日常が、あたしにとって

        宝物なんだ。』

        この言葉から、桜良が探し求めていた『』を

        春樹との関わりの中で確かに見つけたんだなと、

        私は直観したんだ。』


ハジメ:   「なるほどね。」    


Osann:    「桜良は、ここで“君がくれる日常”が『宝物』なんだと

        言ってるわけなんだけど、これにはもっと深い意味が

        あるんだ。この言葉の背後に『隠れているもの』が

        実は重要なんだ。

        この映画の冒頭で、教師になった春樹が授業中、

        星の王子さま』から引用した『肝腎なものは、

        目に見えない』という言葉を覚えているよね。

        これに照らしてみると、桜良が見つけた本当の『宝物

        というのは、単に、春樹がくれた『目に見える日常

        そのものにあったのではなく、春樹がくれた日常の中に            

          隠れていた目に見えない肝腎なもの』にあったことが

        わかるんだ。

        この『目に見えない肝腎なもの』が何であるのかを

        知ること、あるいは、それに気づくことが、実は、

        人が天国に入るために、とてもとても大切なことなんだ。


        実は、この『肝腎な目に見えないものが何かを知り、

        気づくためのヒントもしっかりとこの映画の中で語られて

        いるんだ。それもまた、この映画のすごいところなんだ。

        そういう意味でも、『君の膵臓をたべたい』は、

        まさに、至れり尽くせりの映画と言えるんだ。

        私自身、これまで、これ程までに内容の濃い映画と

        いうものに出会ったことがないんだ。」


ハジメ:   「そうなんだ。この映画の中でかわされる一言、一言が実に

       深い意味があるんだね。ところで、『目に見えない肝腎なもの

       という宝物は、何なんだろうね。とても、知りたくなってきた。」


Osann:   「この『宝物』が一体、何なのかということを突き止めるためにも、

       さらに、これまでとは違う視点から、この映画を観ていきたいと思う。

       次に、重要なキーワードは、『真実と挑戦』だよ。」


  ・・・・・二人の会話は、③へと続いていく(お楽しみに)・・・・


     (2018年10月12日

     

    *        *       *   


不定期の更新にもかかわらず、当ブログを閲覧し、  

また、応援して下さり、まことに有難う御座居ます。   

当ブログは、オリジナルな視点から捉えたメッセージを皆様にお伝えしています。  

ランキングに参加中です。      

以下をクリックしていただけると、私の心の励みになります。


■ 精神世界ランキング                 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画『君の膵臓をたべたい』... | トップ | 映画『君の膵臓をたべたい』... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿