遊々庵

懐手で、風に任せてゆっくり歩いてみたい。残された時間を大切に。

「お通し」と「シメ(〆)」

2024-06-27 11:07:31 | 日記
6月26日(水)曇っているが、雨は降りそうにない。
お隣さんから、家庭菜園でできた立派なキュウリをいただく。今夜は
キュウリと鶏肉にミニトマトを加えて、甘酢炒め物にしよう。

梅雨入りしたが、降ったのは最初だけ。今日も雲の切れ目から青空が覗
いている。雨が降るだろうと油断していたら、鉢植えのジニアの葉がし
おれていたので、慌てて散水した。
買い物に出かけたが、時々漏れる日差しが暑い。日陰を縫って歩く。

  梅雨空どこへ行った?


愛読しているシリーズ小説に、山口惠以子「ゆうれい居酒屋」(文春文庫)
がある。最新刊は今月(6月10日)発行の第5巻「枝豆とたずね人」。
舞台は東京葛飾区のJR新小岩駅近くの商店街にある小さな居酒屋で、ワン
オペで女将が切り回している。毎回おいしい居酒屋料理と暖かい人々の交
流がウリで、楽しく読む一方、簡単料理のレシピが紹介されていて、主夫
の献立のよい参考にもなる。
興味ある方はお読みいただくほかないが、この中で「お通(とお)し」が
ひんぱんに出てくる。注文するまでの「つなぎ」として供される簡単料理
のことだが、関西では「突き出し」「先付け」に相当するだろうか。関西の
はあまり優美な言葉じゃないね。
初めお通しを「おつうじ」と読んでいたが、これは全く別の意味で、論外!
誤ってそんな読み方をしたら、おおいなる顰蹙を買うこと間違いなし。
ちなみに最後に食べる料理の「シメ」もよく出てくるが、関西でも「シメ
(〆)」と言うのは聞いたことがある。


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