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ドキュメンタリー映画 幸せの経済学

2011-05-22 | 食関連
今日22日に全国113か所で一斉上映会が行われた話題のドキュメンタリー映画

<幸せの経済学> グローバル経済で私たちは幸せになれるのだろうか?

制作者は監督も務める ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさん65才

彼女はスウェーデンの言語学者で、1975年からインド北部ヒマラヤ近くのラダック

という街に住み、その地域の人々が、その土地で自分たちの食料を自ら生産していた

豊かな伝統的な暮らしが、西欧文化が一気に押し寄せた事で彼らの暮らしを一変させていった

その過程を示しながら、文化、環境、個人の価値観、将来への指針などを語っていく映画である


物質的にモノがあふれている米国では、幸福と感じる人々の割合は、下がってきているという


豊かさを取り戻すためには、

<地域の人々との結びつきを育て、自然との関わりを見直すこと>だという

そして経済を地域に取り戻すのは、遠い所にいる政治家や専門家ではなく

自分たち自身であるという

そのために私たちがすぐにできることは、食べることから始められるのではないかと提案している

食べ物を生産している現場が遠ければ、包装、冷凍、運搬など、エネルギーを多く消費してしまう

いわゆる<地産地消>をめざし、中小のビジネスをたくさん生みだして地域で働くことの

できる人を増やしていくことで地域経済の活性化を目指せるという


豊かさは地域の経済から、掘り起こすことができ

まずは近くで食の生産ができることが理想で、消費者も地域で生産されたものを選ぶことが大切だと

この映画は提案していた

映画では世界の研究者や環境活動家などのインタビューが多すぎて

もう少し絵になる(印象に残る、ココロガ動く)画像があってもよかったのではないかと

感じたのは私だけであろうか
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