深海の青い月

定職に就いて更新が滞りまくっている男のブログ。

気づいたらアイマス関連のことしか書いてなくてごめんなさい。

異名の話

2006年09月11日 21時24分32秒 | プロレス
いきなりだけどスポーツ選手と異名というのは非常に重要なものだと思う。


選手の実力と異名が伴っていないとただのコケおどしになってしまうけど、例えば引退を表明したというシューマッハの“皇帝”という名は実に良い。


“皇帝の名にふさわしい実力!”
“その強さ、正に皇帝!”


てな感じで異名から生まれるイメージと実力が永遠にループし続ける。この異名を考えた人のセンスは本当すばらしいと思う。


さて、異名といえばプロレスラーというのが私のこだわり。個人的に好きな異名はというと・・・


“鉄人”ルー・テーズ
“黒い魔神”ボボ・ブラジル
“人間発電所”ブルーノ・サンマルチノ
“テキサスの摩天楼”スカイ・ハイ・リー
“動くアルプス”プリモ・カルネラ
“人間空母”ヘイスタック・カルホーン
“鉄の爪”フリッツ・フォン・エリック


が挙げられる。どれも非常にインパクトがあり、さらに選手の容貌・実力に非常にあっている。特にプロレスにおいては各レスラーの個性を高めるためにも重要なものだと思う。


ルー・テーズの“鉄人”は実に的を得た異名。60代の時に猪木に放ったバックドロップはすごかった。ちなみに75歳にもなって人間鯉のぼりができたくらいすごい人。


見てよこの顔、この肉体。正に“魔神”にふさわしい。


パワー殺法を得意としたサンマルチノ、それを“発電所”としたのもじつに面白い発想。


謎につつまれた点が多いスカイ・ハイ・リー、「テキサスに摩天楼なんてないだろ」とツッコまれそうだけれど、体に針を刺して平然としてたくらいの変人レスラーなんだからいいじゃない。


一度しか来日のなかったカルネラだけど、祖父が印象に残ったレスラーとして名を挙げていた。“動くアルプス”てのも後の“人間山脈”につながる名文句だと思う。


単なるおデブなのに、それを“空母”と喩えるセンスがたまらない。


“鉄の爪”!すなわちエリック必殺のアイアン・クローなんだけど、その必殺技をまんま異名にしてしまうほどの迫力と説得力。


そういえば先月NHKでジャイアント馬場を特集していたけど、その番組内でテリー・ファンクを“リビング・レジェンド”と紹介していたのは納得いかない。やっぱり“荒馬”か“テキサス・ブロンコ”で紹介してほしかったとスター列伝愛好家の小生は思いました。


ちなみに色々見てたらこんな映像見つけました。シークのアラーへの祈りは出るわ、ブラジルのココバットは出るわでオールドタイマース好きにはたまらない試合映像です。解説がうるさいけど。
ディック・ザ・ブルーザー&ボボ・ブラジル対ザ・シーク&ボビー・ヒーナン


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