地獄少女 二籠第十二話「黒の轍」＆ドラマ第八話「聖夜の奇跡」

今回の依頼人はトラックの運ちゃん。彼の弟はかつて新道のカーブで事故死をしていた。彼はカーブの原因となった立ち退き拒否をするる老人を恨み、老人を地獄送りにしようとするが・・・。


今回は珍しく救いのある（？）話。普段なら地獄流しにした後で、相手の事情を知って後悔するってパターンが多いのに。そして今回は藁の紐を引くシーンがなかったから、地獄送りのシーンもなし。相変わらずあいの影が薄い・・・。


それでも今回は輪入道が自分の過去を語るシーンもあって、その過去と今後の展開がどう絡んでいくのか非常に興味深かった。


続いてドラマ版を鑑賞。今回はアニメ第一期での「煉獄通信」をベースにした話。老人がかつて煉獄通信に手紙を送り、妻を殺害した相手を地獄送りにした話を柴田に語る。


老人が柴田に語り終え命が絶える寸前、老人の描いた地獄少女の絵が涙を流す。あの涙の意味は何だろう。個人的には老人の事情を知ったあいが、同情してこの老人を地獄に流さなくてはならない悲しさを表わしたもの、と理解しているけれどどうなのかしら。