地獄少女三鼎 第四話「兄貴」

雰囲気が以前に比べてだいぶ変わった感のあるＯＰにもようやく慣れた第四話は「兄貴」という歪みねぇタイトル。


ひ弱ないじめられっこの中学生ユカワが剣道着を着た逞しい大学生ニシダに助けられ・・・というコテコテな展開からアッーな演出のフルスロットル（執拗なまでの羨望の眼差しとか）。


その後ユカワはニシダから剣道を教わり、周囲の女子生徒から「ユカワ君変わったよね、かっこよくなった！」と評されるほどたくましくなるわけだけれど、ユカワには兄貴しか見えていないわけで。


そしてお互いが逞しくなった所で薔薇族展開かと思いきや、ユカワがニシダに深く失望してしまう事件が起こる。歪みない兄貴像が崩れたショックかニシダを地獄送りにしてしまうユカワ。


自分にとって精神的にも肉体的にも正に手本だった存在が実は張子の虎だった時のショックは計り知れない。ユカワは結局剣道も辞めてしまい、いじめられっ子に戻ってしまう。


最後に「自分一人が少し変わった所で社会は変わりませんから・・・」と言ってしまう。それを言っちゃおしめぇよ


ところで今回は（も？）閻魔あいの影が薄かった気がする。あと閻魔あい召喚の演出は冗長だから、前の出動に戻してほしいけどストーリー上無理なのかな。



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