ライプチッヒ音楽日記

ライプチッヒ生活を日常の身近な音の話や音楽を中心に紹介したいと思います。時にワインや絵の世界にも飛んでみたいと思います。

ワーグナーの「ニーベルングの指輪」・リングを聴き終えて その3

2008年01月31日 21時47分21秒 | ワーグナー
神々の黄昏の冒頭登場する、ノルンたちが紡ぐ「運命の綱」のごとく、このニーベルングの指輪の登場人物は、登場し、また消えて行き、複雑に絡み合っていきます。そして主な配役のほぼ総てが死んでいくのです。
4部作すべてに登場して歌う役は,
ひとつとして原作にないのが面白いところです。
4部作中、最高はアルベリヒ、ボータン、ブリュンヒルデの3役がそれぞれ3つの作品に登場します。今回のドレスデンの演出では、この物語の主役中の主役のボータンを台詞はありませんが原作にない「神々の黄昏」に登場させています。やはり物語を紡ぐ大きな糸が一本欲しいということなのでしょうか?

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