ライプチッヒ音楽日記

ライプチッヒ生活を日常の身近な音の話や音楽を中心に紹介したいと思います。時にワインや絵の世界にも飛んでみたいと思います。

ワーグナー「ワルキューレ」 ドレスデン

2008年01月12日 09時35分48秒 | ワーグナー
ドレスデン詣での二日目、ワルキューレを聴きました。
今日は先週土曜日のラインゴールドよりも入りが良く活気がありました。
今日も初日のエルダのように、ボータンが遮幕を明け、幕を最後に閉めました。
舞台に客席があり、其の中にさらに舞台があるといコンセプトは一環しています。
今日は舞台上の客席の椅子の色が赤になっていました。
今日はジークムント、ジークリンデ、ボータン、フリッカ、ブリュンヒルデと
役者がそろってそれぞれ良い声を聞かせてくれましたが、やはり愁眉はブリュンヒルデでしょう。素晴らしかった。またボータンの父娘の屈折した愛情表現も言葉にならないくらい良かった。たぶん今日が4日のプロのうち最もロマンチックな要素が音楽面を含めて多い気がします。今日は初日巨人ファゾールトを歌ったMATTI SALMINENがフンデイングを演じました。どうもいつもこの2役は常識のようです。
しかし皆良い声していますね、一階の最後列でびんびん響いてきます。感心します。初日になかった幕間のカーテンコールがあり、これも雰囲気を盛り上げてくれました。今日は最後ブラボーとスタンデイングで締めくくられました。
改めてボータンも初日と違った味がでて良かった。
17じ開演、家に帰ってワインを飲み始めたのが23時半でした。乾杯。

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