「第84回選抜高校野球大会」の開幕式へ行く

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　彼岸中日も過ぎると六甲颪も和らぎ冷たい風は感じられない。２１日は選抜高校野球の開幕式さてどうしようと思っていたが昨年夏の甲子園野球の開会式を観に連れて行った家内は選抜高校野球の開会式を観たいとのことで朝８時に家を出た。阪神電車の通勤時間帯の上に甲子園球場駅は上下線とも降車するので満員電車は解消する。　駅前にはセキュリテイー保安要員が大勢立ち警備して朝か「らたこ焼き」の匂いが鼻を衝く今回は出入り自由のライトスタンドから入場式を観ることにした。　開会式２０分前に中段に席をとった。　周りは一眼レフを持った高齢者が多く目につく、一塁側アルプススタンドは三重高校、三塁側は赤の鳥取城北が気勢をあげていた。　選抜の開会式を観たのは６０回大会が初めてだが８４回なので２４年ぶりである。

　９時前ににアナウンスがあったが司会を務めるアナウンス嬢も高校放送コンクールの部門の優勝した２人の女子高校生が進行交互でつとめ、入場はの定評のある大阪府警4人のフラッグガールの先導で府警の大編成のブラスバンドに率いられライトスタンドから北から順に入場した。　東日本大震災を受けた東北勢の花巻東（２１世紀枠、、岩手）・石巻工業（宮城）・聖光学院（福島）が大きな手を振り元気に更してくると大拍手が大きな甲子園球場が鳴り響いた。北信越からは地球環境高（長野、初）気比高（福井）で新潟・富山・石川県は選外となった。

行進はグランドを半周し選抜チームはスコアボードに向かいライトスタンドからセンターに張られたロープから爆竹が鳴り参加校名の旗が開き”春を呼ぶ選抜高校野球”の祭典の開会である。

司会進行で全国高校女子の部で声楽コンクルールで優勝した高校生の「君が代」の斉唱でスタンドの観客は全員起立して国旗掲揚を仰いだ。

　選抜チームは正面スタンド開会式場に戻り高校生アナウンス嬢の司会進行で平野文部・科学大臣・大会会長、毎日新聞社長の挨拶そして平野文・科相の始球式（右翼席みるボールはノーバンドで捕手のミトットに届いたように見えたが？）で開幕戦は三重高校×鳥取城北高が火蓋を切った。

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　ゲームは２回裏まで見ていたが三重が鳥取城北を1－0と優位だったが開会式が目的なのでスタンドを去ったがＴＶで観るより若人の強い意気込みは戦後の国難に次ぐ再建は確実に１０年２０年先の日本の復興・再興の力に繫がるであろうと生で感じた選抜高校野球の開催式だった。