義理の姉から電話があった
「ハワイに行くんですって？」
ハァァァ？？？
どういうことかと思ったら、おばあちゃんから私たち家族がＧＷにハワイに行くのでその間、義姉に泊まりに来てほしいと連絡があったという
ハワイねぇ
行きたいのは山々だけどとても今そんな余裕はありません
予定もありません、と義姉に言うと
「そりゃ、そうよね～～」と妙に明るい声で答えが・・・
おばあちゃんの話では、一週間ほどの予定で３０日の夜には出発すると言ったらしい
具体的な日にちまで言っていたそうなので、おばあちゃんに聞いてみた。
案の定
「私、そんなこと言ってないわよ」
なぜ、私たちがハワイに行くと思ったのか聞いてみても
「そんな電話、したかしら～？」
全く覚えがないそうだ。
義姉にしてみれば、泊まりに来るのは良いけれど予定を立てなくてはならないので私に確認してきたそう
義姉とは何かある時は私たちで直接話さないといけませんねということで電話を切った。
去年地デジ化しようとテレビを新しくした時にもらったエコポイント
それで買ったホームベーカリーをやっと使ってみました。
買ってみたもののその後すぐあの地震騒ぎでとても説明書を読んでパンを焼いてみようという気にならず
少し落ち着いてきたので挑戦です。
書いてある通りに粉や水やドライイーストを入れてスイッチを押せば・・・
この通り
まるで初心者の私にも
焼けました～～
っていうか、分量さえあってればあとはスイッチを押すだけだから誰がやっても焼けるにきまってるのですね
便利です
でも、本当にパンを作るのが好きな人にはつまらないかも
色々アレンジもできるそうなので、私はそっちを楽しもうかと思ってます。
先週のある日、家族で夕食を食べた後駅前を歩いていた時のこと。
私はおばあちゃんの少し前を歩いていた。
誰かの声に振り向くとおばあちゃんが転んでる
周りの人が「大丈夫ですか？」と声をかけてくれていた。
夫がすぐに抱き起して、怪我はないかと様子を見ていると中学生くらいの男の子が
「すみません」と謝ってる
自転車で通り過ぎる時におばあちゃんに触れたらしい
ぶつかったと言うほどではないようだけど、高齢のおばあちゃんはふいに横を通り過ぎた自転車に驚いて尻もちをついたようになってしまったらしい。
様子もよくわからないうちに気がつくとお巡りさんが２～３人来ていた。
「ともかく、交番へ」と言われてその男の子とおばあちゃん、私は交番の中へ
名前を聞かれたり、状況を聞かれたり、救急車は必要かと聞かれたり・・・
中学生になったばかりだと言うその男の子は、事態の重大さに驚いたようで目には涙をためていた
じきにその子のお母さんが飛んできた。
高齢者はその時は何ともないように見えてあとになって骨折がわかったりすることがあるので、とりあえずお互いの連絡先を交換しておばあちゃんの様子を見ることになった。
うつむいて涙をこらえて、お巡りさんや私たちからの注意を一生懸命聞いている男の子を見ていると、自分の息子たちの姿と重なってつい、かわいそうになってしまうけど情けは禁物
だってその子は携帯を見ながら人ごみの中を縫うように自転車を走らせていたのだから
もう二度とそんなことはしないでほしいと言っておいた。
それにしても、お巡りさんの登場する速さは驚いた。
節電生活にもすっかり慣れてきた。
こうやってみると今までいかに無駄な電気を使っていたかよ～く分かる。
照明
最低限の明かりのみ
息子たちにもうるさく言ったので、トイレの電気の消し忘れもなくなった
キッチンは朝から晩までつけっぱなしだったが、今は夕食の支度の時だけしか点けなくなった。
これでも全然不自由じゃない。
待機電力
まぁ～、どれだけコンセントをさしっぱなしにしてたのかと我ながら呆れた
目に付いたところを片っ端から抜いていく
何年もスイッチを入れた事のないスタンドまでしっかりコンセントが差し込まれてたり、熱帯夜ぐらいしか使わない寝室のエアコン
シュレッダーのコンセント。
炊飯器に、湯沸かし器、洗濯機、テレビ
数え上げたらきりがないくらい差しっぱなしだった。
あっちこっち抜いて歩いてると面白くなってくる。
で、おばあちゃんの部屋
ここだけは節電できない
何回言っても電気は点けっぱなしだし、エアコンガンガンについてる
コンセントを抜いておいてもいつの間にか元通り
小さな子供に言うように「電気が足りないので、みんなで節電しましょうね」と言うとその時は「そうね」と言う。
が、三歩歩くとたった今のことも忘れてしまうようだ
東京もやっと桜が咲いて、春が来たようだけど本当の春はまだ感じられない
長男の大学の卒業式が中止になり、大学の教室で卒業証書の授与式だけが行われた。
次男の大学は入学式が中止になって、授業も５月の連休明けに始まるとの連絡があった。
こんな時だから仕方がないけど、それぞれの新しい門出を祝う機会がなくなるのはちょっとさびしい
そんなことを思っていたら、友人の娘さんの日舞の発表会のお誘いがあった。
”こんな時だから、無理はしないでほしいけど来ていただけたら嬉しいです”とメールにあったので昨日喜んで行ってきた。
華やかな舞台で、久しぶりに明るい気持ちになれた
チケットの代金の一部は被災地への義援金として寄付されるとのこと。
来て、良かったと思った。
会場の国立劇場の前にちらほらと咲く桜も見られて、ちょっと嬉しい一日だった
