板ばさみ

実家の母は昔から喜怒哀楽が激しいというか、思い込みが激しいというか

悪く言えば気分屋さん

良く言うと情が深くて真っ直ぐな性格

 

今怒っていたかと思うとちょっとしたことでお腹を抱えて笑いだすような人

 

その母が妹と大喧嘩を始めてしまった

 

古くなってしまった台所のガス台を取り換えると言い出した母は、近所のガス屋さんに見積もりをしてもらった

その見積額を聞いた妹はちょっと高いと感じたらしく自分で別の業者に見積もりを頼んで、話を次々に進めてしまったらしい

 

母が、電話でもう少し両方の業者の内容を検討したいと言ったら妹が大変な剣幕で怒りだしたという

 

母にしてみたら始めて娘から怒鳴られてとてもショックを受けている

妹は、自分の頼んだ業者の方が工事の内容も機器の種類も良いと思うのに、母はわずかばかりの金額の差で文句を言うと怒っている

 

そんなことが日曜日の朝にあって以来、母も妹も全く話をしていない

妹は用がある時は私の携帯にメールを送ってくるのでそれを母に伝えてくれと言う

それを私が母に伝えると、母はそんなメールは聞きたくないと言う

用があるなら自分で電話をして来いと。

それでまた、妹に電話でその母の言葉を伝えるとメールは一方的に送り続けるから母が聞きたいと言うまで保存しておいてくれという

 

母も妹も話をしてるとカッカ、カッカしてまるで私が悪いことをして怒られているよう

 

二人とも性格的に似ているところもあって、普段はとても仲が良いのだけど怒りだすと手に負えない

 

いつまでこの状態が続くやら

 

 

 

やっぱり

次男の浪人が決定

やっぱりというか、残念というか

力不足なのに高望みをしすぎたんでしょう

 

本人はもうあきらめがついたようで意外とサバサバしてる

 

「センター試験まで、もう10か月だ」なんて言ってる

 

確かに一年ないのだけど、春、夏、秋、冬と季節を超えて勉強に集中するのは大変だと思う

あのボ～～っとした子にできるのだろうか

 

 

10日は高校の卒業式だった。

次男の学校は大学の付属校で付属の大学にそのまま進学する子が半分、他大を受験する子が半分くらいいる。

他大受験組は浪人をする友達が意外に多かった。

同じ立場のお母さんたちと愚痴ったり慰めあったり・・・

 

家だけじゃないのかと、ちょっとホッとした

 

 

 

 

今日はひな祭り

 

　　　　

 

実家の母が毎年飾ってくれているお雛様

私の初節句に祖母たちが買ってくれたものだそうだから、もう半世紀も前の物ということになる

あちこち傷んできているけど母が大切にしてくれているおかげでまだきれいです。

 

私たち姉妹が結婚して娘は家にいなくなったのに、母は毎年几帳面に必ず出し入れしてる。

そして

「今年もお雛様飾ったから、見に来てちょうだい」と言う。

 

段飾りの台を組み立てるのが今年はとても大変だったという。

去年まではすいすいとできた事が今年はなぜだかできなくなったという。

このネジはこの部分を止めるネジ、と去年まではわかっていたことが今年はどうにも思い出せないという。

 

「私もそろそろ頭の方、怪しいわよ」と嘆いていた

 

　　　

 

いつまでこのお雛様も飾ってもらえるか。

母には来年も再来年も、お雛様を飾れるくらい元気でいてほしいと思うのです。

 

 

　　　　　　

 

まだ、決まらない

次男の進路

未だ決まらず

ますます現実味を帯びてくる浪人の二文字

 

家の中はど～んよりとした空気に包まれているのに本人は昨夜からスノーボードに行ってしまった

去年の暮れから決まっていた話なので、行かせてあげたのだ

 

人の気も知ってか、知らずか

 

どうぞ、思いっきり滑って滑って滑って転んでらっしゃ～～い