先週のある日、家族で夕食を食べた後駅前を歩いていた時のこと。
私はおばあちゃんの少し前を歩いていた。
誰かの声に振り向くとおばあちゃんが転んでる
周りの人が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれていた。
夫がすぐに抱き起して、怪我はないかと様子を見ていると中学生くらいの男の子が
「すみません」と謝ってる
自転車で通り過ぎる時におばあちゃんに触れたらしい
ぶつかったと言うほどではないようだけど、高齢のおばあちゃんはふいに横を通り過ぎた自転車に驚いて尻もちをついたようになってしまったらしい。
様子もよくわからないうちに気がつくとお巡りさんが2~3人来ていた。
「ともかく、交番へ」と言われてその男の子とおばあちゃん、私は交番の中へ
名前を聞かれたり、状況を聞かれたり、救急車は必要かと聞かれたり・・・
中学生になったばかりだと言うその男の子は、事態の重大さに驚いたようで目には涙をためていた
じきにその子のお母さんが飛んできた。
高齢者はその時は何ともないように見えてあとになって骨折がわかったりすることがあるので、とりあえずお互いの連絡先を交換しておばあちゃんの様子を見ることになった。
うつむいて涙をこらえて、お巡りさんや私たちからの注意を一生懸命聞いている男の子を見ていると、自分の息子たちの姿と重なってつい、かわいそうになってしまうけど情けは禁物
だってその子は携帯を見ながら人ごみの中を縫うように自転車を走らせていたのだから
もう二度とそんなことはしないでほしいと言っておいた。
それにしても、お巡りさんの登場する速さは驚いた。