ケータイ?よろづ★Blog

社会人となって更新頻度が少なくなりましたがBlu-ray・携帯電話・ゲームと幅広いデジタル最新情報を紹介しています。

ドコモ、金属ボディの薄型端末「prosolid」を12月3日発売

2004年11月30日 | 最新情報
NTTドコモは、アルミニウムとマグネシウム素材を採用した折りたたみ型iモード端末「prosolid」(プロソリッド)を12月3日に発売する。
「prosolid」は、端末ボディにアルミニウムとマグネシウムを採用したパナソニック モバイルコミュニケーションズ製のiモード端末。厚さ16.7mmと薄型で、サブディスプレイには約0.8インチの有機ELを搭載。メインディスプレイは、約2.2インチ、132×176ドット、65,536色表示の半透過型TFT液晶となる。
アドレス帳に登録した名前をキーワードに、そのユーザーとの送受信メールや発着信履歴が確認できる「パートナー電話帳」や、スケジュールの日付を元に、その日に送受信したメールなどを確認できる「パートナースケジュール」機能を搭載する。
連続待受時間は約400時間で、連続通話時間は約125分。大きさは108×49×16.7mm(高×幅×厚さ、アンテナ部含む)で、重さが約98g。ボディカラーはブラックとシルバーの2種類。



以前紹介したDoCoMoの「異質」なmovaの第一弾として。P252iS系のデザインだが、あっちはコンパクト、こっちはスマートと微妙に違う。またパナソニック製携帯としてはじめてサブ画面に次世代液晶の一つである有機ELを採用。機体のボディにマグネシウムを、システム面でもいろいろ強化されている。

シャープ・ソニーはFOMA端末の開発でソフトウェア開発協業

2004年11月29日 | 最新情報
シャープとソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは、NTTドコモのFOMA端末の開発において、基幹部分のソフトウェア開発や、ハードの部分的な共有化で協業すると発表した。
 両社は、FOMA端末の開発にあたって、ソフトウェアの共同開発や、ハードウェアの部分的な共有化を行なうことで合意に達した。これにより、端末開発の効率化を図りたい考えだ。また、OSにはSymbian OSが採用される。
 今回の協業によって、シャープとソニー・エリクソンでは、開発体制の効率化を図っていく。端末は従来通り、「SH」「SO」の個別のブランドで提供される予定。
 FOMAのソフト開発では、NECとパナソニック モバイルコミュニケーションズ、富士通と三菱電機がそれぞれ協業している。シャープはすでにFOMAでの端末開発を行なっているが、現時点でソニー・エリクソンはFOMA端末を発表していない。今回の協業の成果がいつごろ見られるかについては未定としている。

いままでテレ朝SPドラマ「弟」風に「第○夜」風にSONYの端末について紹介し、第三夜「技術者~」では基本ソフトの開発多難を紹介し、三菱が富士通との共同開発ネタを紹介しようとした矢先の出来事で・・・とてもタイミングが良いというのか、悪いというのか・・・。まあ、これでFOMA端末の開発・販売がほぼ決まったことになるかも。

ドラえもんの声優、転換期へ

2004年11月22日 | 独り言


ドラえもんの声、交代へ…大山のぶ代ら来春降板
テレビ朝日系の人気アニメ「ドラえもん」(金曜後7・0)で四半世紀にわたり、“ドラえもん”の声をつとめてきた女優の大山のぶ代(68)ら主な声の出演者5人が来春降板し、若手と交代することが21日、分かった。“分身”と別れを告げる大山は「ちょうどよい交代の時期。遠い未来までずっとみんなに愛される『ドラえもん』であって欲しい」と願いを込めた。後任は人選中という。
 「ぼく、ドラえもん」「オレはジャイア~ン、がき大将~」。お茶の間で25年間も子供たちの心をつかんだあの声が、ついに番組を去る時が来た。
 関係者によると、テレビ朝日側は今春から大山とのび太役の小原乃梨子(69)ら出演者と協議。放送25周年で一区切りついたことや高齢化を理由に、主な声優陣の一新を決めたという。
 交代決定を受け入れた大山は「テレビ放送から25年が過ぎちょうどよい交代の時期」と語り、小原は「5人の平均年齢は60代後半。後輩にきれいにバトンタッチしましょうとみんなで決めました」と語った。
 番組は来年3月分まで現在の出演者で放送し、4月分から後任の声優陣にバトンタッチする予定という。テレビ朝日の広報は、この日、声優交代について「来年以降、さまざまな計画を検討しているが、まだ正式に決定していない」と言葉を濁したが、ある関係者は「(交代の)計画が挙がっていたのは事実」と話した。
 「ドラえもん」は、連載漫画を原作に昭和54年にテレビアニメがスタート。大山は、原作者の藤子・F・不二雄氏が「ドラえもんはこういう声だったんですね」と認めるほどのハマリ役で、人気の原動力になり、ゴールデンタイムに2ケタの視聴率を取る同局の看板番組に成長した。また、放送開始の1年後の55年から今年3月の最新作まで全25作品が映画化され、累計で7800万人を動員している。
 一方で、今年7月に、毎年春休みに公開することが恒例となっている来年の映画を「休止する」と発表。「製作サイドが声優の交代を希望している」、「一部の出演者の体調が思わしくない」などといわれ、テレビ版の“改革”もうわさされていた。
 第1回放送から同じ役を担当してきた大山(ドラえもん)、小原(のび太)、野村道子(66)=しずか、たてかべ和也(70)=ジャイアン、肝付兼太(69)=スネ夫=の5人は「長いようで、あっという間だった」と25年を振り返った。
 野村は「女の子の正しい日本語を伝えたかった」、たてかべは「元気、勇気、人気の“気”が子どもたちへのメッセージでした」、肝付は「今では子どもだけでなく大人も楽しみにしてくれる。『ドラえもん』って偉大だなとつくづく思う」と「ドラえもん」に込めてきた思いをしみじみと語った。
(サンケイスポーツ)

時代の流れには逆らえない。いくら長寿アニメとはいえ、演じている声優の年齢はアニメのように「永遠の小学生」とはならず、演技面での衰えもあったかもしれない。しかしながら、自分たちが生まれる前から、そして生まれてからもいつでも聞いている現在のドラファミリーの声が聞けなくなるのは残念である。25年間、本当にありがとう。そして、ご苦労様。

SONYが出ないのは何故?

2004年11月20日 | 携帯電話(~06/05/31)
第二夜・・・miniSD&MSDuo。SONY本体との対立

SONYはメモリースティックという外部メディアを開発し、自社製品にはほとんど採用し、普及させようとしている。携帯電話端末も例外ではなく、携帯電話用にサイズを半分にし、従来品との互換性をそのままにした「メモリースティックDuo」を開発。SONY以外にも三菱製のDoCoMo端末にも採用されていた。
DoCoMoの携帯端末にはもうひとつ外部メディアがある。それはminiSDカードである。世界有数会社約700社が採用している世界標準メモリーカード・SDカードのサイズ縮小版である。日本の松下電機や東芝、広くは任天堂ゲームキューブや電子レンジまで使われている。
DoCoMoも賛同企業が多く、利便性を考えるとminiSDを推進したいが、SONY本社との対立によって、SONY端末や三菱端末のみDuoを採用することで505~6シリーズはなんとかできた。しかし、FOMAの場合はDoCoMoも強く主張し、FOMA900iシリーズでは三菱のみの採用となり、今回の901iシリーズではいよいよ三菱までminiSDを採用した。これによってSONYの居場所がなくなり、FOMAでは出さなくなったのではないか?

第三夜・・・開発人の苦悩。FOMA端末はむづかしい。
最終夜・・・端末で儲ける時代は終わった。今は、サービスで儲ける

SONYが出ないのは何故?

2004年11月19日 | 携帯電話(~06/05/31)
DoCoMoのFOMA901iシリーズにSO・・・つまりSONYの端末がお目見えすることはなかった。いったい何故だろうか。auではWIN、ボーダフォンでは世界標準3G携帯電話、SEとして登場している。しかし、なぜか一番の稼ぎどころであるDoCoMoでは第三世代携帯電話をいまだ出していない。これはなぜだろうか。
修学旅行に伴う11/23~28の休止までの間、いろいろな着眼点から追及したいと思う。

第一夜・SE。ソニー・エリクソン

SOはソニーが開発しているが、子会社であるソニー・エリクソンが発売元となっている。元々はソニー単体だったが、世界でもかなりの大手であるEricson社が日本法人で日本市場で失脚し、SONYと合併。世界的にはエリクソンの名で、日本ではネームバリューのあるSONY・Ericsonとして活躍。たぶんEricson社の意向でボーダフォン端末が出たと推測される。
DoCoMo出ださない原因のひとつとしてこのEricson社とDoCoMoが仲が悪く、ソニーは手が出せないという現状があるかもしれない。

第二夜・・・miniSD&MSDuo。SONY本体との対立
第三夜・・・開発人の苦悩。FOMA端末はむづかしい。
最終夜・・・端末で儲ける時代は終わった。今は、サービスで儲ける

ドコモ、新型FOMA端末「901i」シリーズ発表

2004年11月17日 | 最新情報

左からD901i、F901iC、N901iC、P901i、SH901iC

 NTTドコモは、ツインスピーカーを標準搭載し、3Dグラフィック機能を向上させた新型FOMA端末「901i」シリーズを発表した。2004年末から順次発売される予定で、合計5機種投入されるが、このうちiモード FeliCaには3機種が対応している。
 「901i」シリーズの発表にあわせて同社では17日、都内で記者会見を開催。端末の概要を明らかにした。
 今回発表されたのは、スライドボディの「D901i」、カスタムジャケット対応の「P901i」、指紋認証センサー搭載の「F901iC」、テレビ電話機能に力を入れた「N901iC」、ドキュメントビューア搭載の「SH901iC」の5機種。このうち「F901iC」「N901iC」「SH901iC」の3機種がiモード FeliCa対応となっている。11月26日には第1弾として「SH901iC」が発売される。
 901iシリーズ共通の新たな仕様として、全機種にツインスピーカーが搭載され、メロディ再生機能において、音の定位情報を操作できるようになる。同社では、「音質の表現から、空間を表現するメロディに進化した」とアピール。メロディ再生時には、音に包まれるような感覚を味わえるという。また、iアプリの3Dグラフィック機能が向上され、従来よりも迫力ある描画を楽しめる。
 さらに、901iシリーズ以降のiモーションメール対応端末では、100KB~500KBの静止画や動画をメールに添付して送信できるようになる。着モーションや着うたの容量制限についても、従来の最大300KBから最大500KBに緩和され、より表現力豊かなコンテンツの提供が可能となる。
 また、「Gコード」を閲覧できる番組表iアプリがプリインストールされたほか、Flashコンテンツから時刻や電波状況、バッテリーレベルなどの端末のステータス情報を取得し、状況に応じてアニメーションを変化させることも可能になった。外部から取り込まれるコンテンツについて、端末に危険をもたらすような内容が含まれていないかどうかを自動的に検出する「セキュリティスキャン」機能も搭載される。
 iモード FeliCa対応の3機種については、置き忘れや紛失した際にあらかじめ登録しておいた電話番号から電話をかけることで、FeliCa機能をロックできる「遠隔ロック」機能に対応している。

SONYのFOMAが出なかったことが残念。ボーダフォンでもauでも第三世代携帯電話を出しているのに、なぜドコモだけ出さないのか。それとも出るのか・・・?901iセカンドモデルの時期にでも登場するのか・・・?とにかく出て欲しい。

「FOMA 901iC」がJATE通過

2004年11月16日 | 最新情報
2004/11/16 15:20 更新
 冬商戦向けのFOMAと見られる「901iC」がJATE(電気通信端末機器審査協会)を通過した。10月22日付けで認定されたのは、シャープ製の「SH901iC」。901iシリーズが認定を受けるのは初めて。

 ドコモは投入を予定している901iシリーズは(10月6日の記事参照)、全機種ではなく数機種にFeliCaが内蔵される予定。これまでFeliCa対応端末には“iC”の名前が付されてきており、SH901iCはFeliCa対応と見られる。

ドコモの本気はこれから「どうなる?第三世代携帯電話?③」

2004年11月15日 | 携帯電話(~06/05/31)
最終日はドコモのFOMA定額制「パケ・ホーダイ」です。ドコモは定額制以外にもパケット割引「パケットパック」も展開していて、種類も1000~6000円まで最大1/10まで割引されます。
ドコモのメリットとして、サイト数が他社よりも圧倒して多く、無料アプリや着メロ・着うたも先駆者によって公開されています。
つまりネットサーフィンに明け暮れてもいいし、無料アプリで遊びまくってもいいし、着メロ取り巻くってもいいんです。そこがドコモの利点です。
これから901iシリーズが登場します。さらにサービスが向上し、着うたフルに準ずるサービスも始まるだろうし、また新たなサービスが始まるかもしれません。

16日発売へP253i!!

2004年11月12日 | 最新情報
以前紹介したP253iが16日発売となりました。前回掲載したものを再掲載しますが、なんとこの機種は人気アニメ「機動戦士ガンダムSEEDディスティニー」の主人公の妹が持っていた携帯電話とよく似ています。いや、これ自体かもしれませんね。

スタイリッシュなデザインで“光るアンテナ”を装備した「P253i」
 「P253i」は、ワンプッシュオープンボタンを搭載したパナソニック モバイルコミュニケーションズ製iショット端末。その外観は、先代モデル「P252iS」に似た形状だが、陶器をイメージした単一色のカラーリングなどによって、ビジネスシーンでも違和感のないスタイリッシュな印象を与える。
 外観での大きな特徴は、取っ手のような形状のアンテナだ。その形状自体は、「P252iS」とほぼ同じだが、今回の「P253i」は着信時や絵文字に反応して光るキラリメール機能において、着信ランプとしての役割を果たす“光るアンテナ”となっている。発光するパーツは、アンテナではなく本体側に内蔵されている。アンテナにはプリズムが仕込まれた透明なパネルが貼り付けられており、発光部からの光がプリズムを通してパネルの上から漏れ出すという仕組みになっている。
 ソフトウェア面でのユニークな機能として、新たに「パートナー機能」が搭載されている。これは、アドレス帳に登録された友人のデータを見た場合に、画面内に「一覧」「住所」「履歴」といったタブが表示され、左右キーでタブを切り替えることでその友人から来たメールを一覧表示できるようになっている。また日付ごとに、友人から送られてきた画像やメール、その友人に関連したスケジュールをチェックすることも可能で、携帯電話内に保存されているデータが友人ごとに整理されるようになっている。
 このほか、「P505iS」や「P506iC」に搭載されている「使いかたナビ」も搭載。「P253i」の操作法をキーワードや機能一覧から調べられるようになっている。
 メインディスプレイは約1.9インチ、132×176ドット、65,536色表示のTFT液晶、サブディスプレイは約1.1インチ、96×64ドット、65,536色表示のTFT液晶を装備。有効画素数31万画素のCMOSカメラを搭載し、miniSDカードスロットが用意される。
 連続待受時間は約400時間時間で、連続通話時間は約125分。大きさは約90×46×22mm(高×幅×厚)で、重さが約93g。ボディカラーはピュアホワイト、ピュアブルー、ピュアブラック、ピュアピンク、ピュアイエローの5種類。


今日、掲載予定だった「ドコモの本気「どうなる定額制シリーズ3」」は明日掲載します。(本当は休む予定でしたが。)

KDDIはどう出る?「どうなる?第三世代携帯電話?②」

2004年11月11日 | 携帯電話(~06/05/31)
さあ三日連続定額制特集二日目は元祖定額制・au by KDDIです。携帯電話事業、モバイルカメラ搭載といつも二番手だったauが最初に始めたのがパケット定額制です。

第二世代デジタル式携帯電話から第2.5世代cdmaOne式携帯電話へ移行し、早くから第三世代CDMA1Xに移っていけたau。スムーズな移行は第三世代携帯電話シェアNo.1に押し上げた。そして去年、FOMAに対抗して高速通信対応第三世代携帯電話CDMA1X[EVシリーズ]「WIN」を発表。2.5GbpsはFOMAの384Kbpsを超え、日本最速となった。そして同時にパケット定額制も開始。「EZフラット」という名称だったがFOMAも定額制を始めてので価格が二段階になる「ダブル定額」という名称に変わった。サービス自体には変わりない。

着うたも一番だったが、モバイル放送の一種であるデータ放送も開始。さらに今年発売の端末では着うたなどの著作権データがミニSDやMSデュオに移せる機能も搭載し、さらに今月から着うたが一曲丸ごとの着うたフルにもなり、この機能が活躍しそうだ。

KDDIの問題点としては、サービスは多いが浅く、サービスが急に終了したり、リニューアルしたりと顧客が戸惑う可能性がある。実際、cdmaOne方式に変わるときも混乱し、一時期Jフォンに契約数が負けた頃もある。安定したサービスを望むところだ。あと、学割もWINはきかないのが残念。

次回はいよいよドコモですよ。

ボーダも定額制へ。「どうなる?第三世代携帯電話?①」

2004年11月10日 | 携帯電話(~06/05/31)
いよいよボーダフォンもパケット定額制サービスを発表。auの定額制からおよそ一年経ち、三大キャリアすべてが第三世代携帯電話で定額制サービスを始めた。内容や価格はほぼかわらず、求められるのは、オプション・・・付加価値である。今日から三日連続の予定で各社の定額制サービスを細かく紹介・復習したいとおもいます。今回はボーダフォンです。

ボーダフォンは、パケット通信料が定額となる同社の3G端末向けに新料金サービス「パケットフリー」などを11月21日から開始する。月額4,095円(税別3,900円)で、ボーダフォンライブ!とVGSメール、MMS、SMSのパケット通信料が定額となる。対応機種は、V8シリーズおよびVodafone 902/802/702シリーズ。
 なお、現在V8シリーズを利用しているユーザーは、翌月(12月分)の通信料から適用される。新規および2G・2.5Gのユーザーが11月21日に対応機種を購入すれば、21日からパケット定額料金を適用させることも可能。
 また、月額2,100円(税別2,000円)で、パケット通信料が75%割引となる「パケットエコノミー」も11月21日より提供される。通常1パケット(128バイト)0.21円(税別0.2円)の通信料が、1パケット0.0525円(税別0.05円)となるほか、利用料がそのまま無料通信分に含まれる。割引対象となる通信は、ボーダフォンライブ!のWebおよびVGSメール、MMS、SMSとモバイルデータ通信。音声通話は対象外。

付加価値について
ボーダフォンは、Vodafone 902/802/702向けの新「ボーダフォンライブ!」を発表し、ロングバージョンの着うたなど新サービスを提供する。
 新ボーダフォンライブ!では、Webページの1ページあたりの容量が300KBに拡張されることによってコンテンツも拡充。90~120秒と従来の着うたの2倍以上の長さの楽曲を配信するロングバージョンや、最大1MBのVアプリのほか、電子コミックや、Flashを使ったWebページなどが提供される。
 今回の発表でも、コンテンツプロバイダー各社から、新ボーダフォンライブ!向けコンテンツの提供(予定)が明らかにされている。着うた/ロングバージョンにはレーベルモバイルの「レコード会社直営♪サウンド」、電子コミックには、凸版印刷の「Handy ブックショップ」が名乗りを上げている。また、1MBの大容量Vアプリでは、コーエーの「信長の野望・武将風雲録」、ハドソンの「A列車で行こうV」、サイバードの「R-TYPE」などが提供される見込み。
 さらに、Vodafone 902/802/702には、複数の画像やテキスト、音楽を同期させてスライドショーを作成できる機能「メールアート機能」が搭載される。対応端末同士で、MMSに添付して送信・再生できる。
 同社ではこのほか、パソコンでダウンロードした大容量コンテンツを携帯電話で利用するためのサービス「Vodafone live! BB」を12月中旬より提供する。
 「Vodafone live! BB」は、携帯電話ではダウンロードできない大容量の動画コンテンツなどをパソコンでダウンロードし、メモリカードなどでコンテンツを携帯電話に移動して楽しめるサービス。ダウンロードしたコンテンツは、ボーダフォンライブ!でコンテンツの鍵となるライセンスを購入して利用する。数MB~数十MBの動画コンテンツなどが提供される予定。
 また、Vodafone 902/802/702の発売に伴って、海外とテレビ電話機能でやりとりできる「国際ローミングTVコール」も提供される。出張や旅行で海外に行った際に、日本の対応端末のユーザーとテレビ電話が行なえる。対応端末は、Vodafone 802Nを除くVodafone 902/802/702シリーズ。
 サービス提供予定地域は、英(Vodafone UK)、蘭(Vodafone Netherlands)、スペイン(Vodafone Spain)で、今後拡大するとしている。通信料金はローミング先事業者によって異なるが、渡航先から日本へ発信した場合1分525円、渡航先で着信した場合1分330円程度となる。

ボーダフォンの付加価値は着うたフルとまではいかないが、ある程度長い曲も可能となる。またページの容量やアプリケーションなどもパワーアップし、世界標準を目指している。またパソコンを利用した新しいサービスも開始し、テレビ電話も海外でも使えるようになった。あらゆる部分で強化し第二世代携帯電話もパケット割引サービスもあり万全の構えだ。

次回はauのパケット定額制についてです。