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上半期純増数ドコモ2年ぶり首位奪還

2005年07月08日 | 携帯電話(~06/05/31)
携帯電話 上半期純増数 ドコモ2年ぶり首位奪還

 電気通信事業者協会(TCA)が七日発表した平成十七年上半期の携帯電話の契約純増数(新規契約から解約を差し引いた数)によると、NTTドコモが百五十一万五千四百台で、上半期としては二年ぶりに首位を奪還した。二位のKDDI(au)は百三十六万三千七百台と一歩届かなかった。業界三位のボーダフォンは平成七年度に統計を取り始めて以来、初めて純減になった。
 全体純増数は二百五十九万千八百台で、累計契約数は八千七百七十四万四千二百台だった。飽和感が出る中で、ドコモとauの上位二社が純増を確保する一方、ボーダフォンとツーカーの下位二社が純減となった。
 ドコモは上半期に、家族間で余剰した無料通信分を分け合える「ファミリー割引」サービスの拡充や、データ通信料値下げなど料金サービスを見直したことが奏功。第三世代携帯電話「FOMA」への移行も順調に推移した。
 またauは、定額制データ通信サービスの改定で、アーティストの楽曲を丸ごと取り込める「着うたフル」が一千万曲を超えるなど好調だったが、ドコモに押されて上半期では五月しか首位に立てなかった。
 一方、ボーダフォンは端末の品ぞろえで見劣りするなど販売不振だった。上位二強の料金・サービス競争が過熱する中で、抜本的なテコ入れ策も遅れている。六月には六カ月ぶりに五千三百台とわずかに純増になって再浮上をうかがうが、来年の「番号ポータビリティ」(番号継続制度)を控える中、これからが正念場といえそうだ。
(産経新聞)

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