ケータイ?よろづ★Blog

社会人となって更新頻度が少なくなりましたがBlu-ray・携帯電話・ゲームと幅広いデジタル最新情報を紹介しています。

何故ゲームが売れへんの?①重なる発売日

2004年08月21日 | GAME(~06/05/31)
 なんか最近のゲームは売れてないような気がする。不景気になり業界が冷えてるのもあるが、ミリオンを超えるゲームはオリジナルではほとんど皆無。シリーズ物で幾つかあるだけだ。というか、「売れた」の基準がミリオン(100万本)からハーフミリオン(50万本)に引き下げられた。なんか納得いかない。

 皆さんもご存知の「マリオカート」シリーズ。SFC,N64とその機種を代表するほどヒットしたシリーズである。しかし、GC版は75万本とハッキリしない結果となった。中身がいいし問題がほとんどない。じゃあ何故売れない?

「キューブが売れてないんだよ、バーカ」

 と、筆者に文句を言う人もいるかもしれないが、売れなかった「ロクヨン」では結構売れた。確か300万本は軽く行ったハズ。

「じゃあ何故売れない」のか?
 これから数回にわたって書いていくが、まず最初は
「発売日が重なる」ことだ。N64時代、開発の難しさから初めてのクリスマス商戦前にソフトが枯れた(発売するソフトが出来ていない)。そこで「マリカ」が出た。ソフトがほかにないからこれを買おう・・・と。
 キューブになると、開発のしやすさから、俊作・駄作問わずしてたくさんソフトが発売された。するとユーザーが分散してしまう。特に発売日が近いと躊躇してしまう人もいるだろう。

 さらにソフトメーカーはいろんな機種で同じものを出すのでこれもユーザーが分散してしまう。ソフトの売り上げ本数は機種別だと一本化できないので現実的に低くなってしまうのだ。

まさに文明(技術)が発達した唯一の負である。

つづく

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