ケータイ?よろづ★Blog

社会人となって更新頻度が少なくなりましたがBlu-ray・携帯電話・ゲームと幅広いデジタル最新情報を紹介しています。

変わる携帯電話の形①なぜストレートから折りたたみ式に?

2004年08月28日 | m連載
今週は新着情報がないので、携帯電話の歴史を中心に話そうと思います。

まず最初は「携帯の形態」についてです。

PHSと携帯電話はなかなか違いがわからない人がいます。しかも、発売当初はどちらもストレート方でした。しかし、この後の過程で違いが明白になってきました。

PHSは今のほとんど変わらずストレートのままです。「シンプル」と追求するユーザーが多いからです。無駄な機能がありません。なので変わらないのです。

しかし、携帯電話は「iモード」や「EZweb」などのネット機能を追加したことによって大ブレイク。ユーザーは若者を中心とするが、ほとんど全年齢に及ぶことになった。(参考・らくらくホン)

すると、高機能を追及する人が出てくる。ストレート形だと、ボタン数に限りがあるし、間違ってボタンが押されることがある。そこで折りたたみ式の登場である。

折りたたみ式になると、ストレートよりも画面やボタンが大きくできる。さらに誤作動や画面に傷が付くことがなくなるといったメリットが多いことだ。しかし、デメリットもある。折りたたみになるので、ストレート形よりも本体が厚くなり、折りたたみのヒンジ部分が衝撃に弱いことだ。

しかし、NECは早いうちから折りたたみを採用し、長く使っていた。そして業界の標準になった。2002~03年夏まですべての携帯電話は折りたたみになっていたといっても過言ではない。

カメラ機能が登場してからも進化した。折りたたみで、画面の背面に小さな画面をつけて、「自分撮り」ができるようになったのだ。

次回「折りたたみの技術が進化。二軸形」

携帯電話の歴史シリーズ(予定)
①携帯電話の形(3回)
②携帯電話のネット機能(3~4回)
③携帯電話のカメラ機能(全2回)
④携帯電話の世代関係(5回)
⑤携帯電話のいろんな機能(?)