肖像画のお問い合わせは フリーコール
０１２０－９４５－６５５
歴史ある肖像画展”全日肖展”にて「内閣総理大臣賞」「文部科学大臣賞」受賞！
国会参議院肖像画掲額作家吉田秋光のブログへようこそ！
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肖像画家を意識し始めた頃だったでしょうか。小雨降る昼下がり、車の中から一つの塊のように鎮座した存在が・・・衝撃的なものを感じた私は、車をＵターンさせ近くに停車、彼に歩み寄りました。塀を背に身じろぎもせず、じいっと物静かな眼差しの先はをどこ見るともなく、静寂の彼方へ。何枚にも重ね着をした衣類も雨を吸い込んでか重たそうな渋く淡い光沢を発しておりました。何か温かいもの飲む？と目の前で声を掛けた自分がおり、その距離は妙に遠く靄がかかっているような印象でした。コインを近くの自動販売機に入れ、好きな缶コーヒーのボタンを彼が押し、一口飲むと強張った表情がわずかに緩んだように感じました。あの時の光景はとても印象深く、何故か残したいと思い、許可を取り写真を撮らせてもらいました。最近では、街中でこれほどの迫力のある風情は目にしません。
時代の象徴のように記憶に、記録に残したいとずうっと思っていました。中途半端な未熟な技術しかなかった当時では、彼の存在感を充分に表現しようがありませんでした。今回は何を思い切ったか、チャレンジしてみてもいいのではと思い始め、やがて無性に描く衝動に駆られ始めました。彼との出会いはもう十五年くらい前の事なのですが・・・。どうしていらっしゃるか・・・。
肖像画勉強会に参加されたいとのことで千葉県在住の方からお電話を頂きました。今週の土曜日に初参加となります。もうひと方からは昨日ですが参加希望とのメールを頂いております。お仲間が増えることで、全体的に良い刺激になることと思います。勉強会を通して基礎的なことから始まり、自信が付いた頃”本格的に”肖像画の仕事を始めようという方もいらっしゃいます。大いに頑張って頂きたいと思います。
午後は近くの新井薬師公園で花見を兼ねお弁当で昼ご飯を、もちろんビールも持参です～。
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歴史ある肖像画展”全日肖展”にて「内閣総理大臣賞」「文部科学大臣賞」受賞！
