気取らずにワインとカメラを勉強しよう♪

★ワインとカメラのだらだらした備忘録

ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ シャン・カネ

2013-02-11 05:46:58 | 日記
「ピュリニー・モンラッシェ村において、ルフレーヴと並び、もっとも重要な造り手だ」
という表現をされることもある、エティエンヌ・ソゼ。

ワイン造りは、グラン・クリュ(特級)とプルミエ・クリュ(一級)には一部に新樽を使用、
村名とACブルゴーニュはタンクで発酵します。
そのスタイルは一貫しており、どのクラスのワインを飲んでもソゼの味わいが楽しめます。

ソゼのワインは荘厳、厳格で、力強いのが特徴。
果実味がたっぷりとあり、樽の風味が溶け込んだ、しっかりとした骨格。
若いうちは樽の香りが前面に出ることがありますが、
それもいずれはワインの果実味に吸収され、複雑なテイストとなって現れます。
長期熟成向けで、十分に熟成させてからでないとワイン本来の味わいが出てこないでしょう。

1991年に、娘の嫁ぎ先であるポマールのジャン・マルク・ボワイヨとの遺産相続で、
ブドウ畑は3分の1に減少してしまいましたが、そのクオリティが下がることは一切ありません。
信頼のおける生産者からブドウを買い付けるなどし、新たな区画のワインも生産。
むしろ新しく生産された「モンラッシェ」などを含め、幅が広がったとも言えます。

現在は故エティエンヌ・ソゼの孫娘、ジャニーヌの婿であるジェラール・ブドが醸造を担当し、
昔と時代と変わらない硬派なワイン造りを行っています。



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