転がる雪だるま

10年間に渡り借金をし続けた。最初はすぐ返すつもりだった。絶対返せるはずだった・・・

債務整理道Y 和解に代わる決定

2010年01月21日 | 債務整理道
元気よく部屋に入ると目を疑った。自分の想像とは別世界だった。

12畳ぐらいの部屋に6人ぐらい座れる楕円形のテーブル。

窓側にはテレビとDVDデッキ。なんかアットホームな感じがした。

部屋に入った入り口の横には、テレビの芸人が座っている様なひな壇みたいな待機場所があった。

元気よく入った自分に、テーブルの真ん中に座っている裁判官と思われる人にひな壇で待っている様にと指示を受けた。

又、そのひな壇には自分以外に3人が座っていた。どうやらこれから裁判を受けるのに順番を待っている人達だった。待っている間ひな壇からリアルタイムで裁判を観覧できる。自分も見られるのと思うと恥ずかしくなった。

待ちながら話を聞いてみると、自分の前の3人は全員代理人で弁護士さんのようだ。裁判官と思われる方と法律の専門用語で会話をしていた。手際もよく3件とも5分ぐらいでペースで進みあっという間に自分の番になった。

どうもこの法廷では自分が一番最後だったようで、もうひな壇には誰も座っていない。
裁判所書記官からこちらのテーブルに付くように指示があった。

自分は「よろしくお願いします」と言い、裁判官の隣に座った。

書記官 「これより不当利得金返還請求事件 原告●●●● 被告プロミス株式会社」の口頭弁論を始めます。よろしくお願いします」

裁判官 「ん~~~~~~~~~~~。プロミスね~。はいはい、はい、なるほどね」

自分  「???」

裁判官 「プロミスさんからの答弁書読みましたか?」

自分  「はい。読みました」

裁判官 「和解案が出ています。この和解案でどうでしょうか?」

自分  「はい。その内容で和解したいと思います」

裁判官 「わかりました。『和解に代わる決定』を致します」

書記官 「はい。終わりましたのでお帰りください~」


自分   ぽか~~~ん


えっ!? もう終わり?


2分ぐらいしかたっていないと思った。


部屋を退出するも本当に帰っていいのか不安になった。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (ちぇりー)
2010-01-21 19:48:24
そうそう
読んでて笑っちゃったんですが

テレビでの裁判イメージと思いきや
入ると意外に小さくって円卓みたいなので

「えっ?えっ?
って言っている間に終わっちゃうんですよね~


でも無事に終わって
なりよりですね

因みにちぇりーも、やはりスーツで行ったような・・・
返信する
ちぇりーさんへ (gomi)
2010-02-14 01:47:20
お久しぶりです。

えっ!?

ちぇりーさんもスーツだったのですか?

自分と同じ心境だったのかな?

ここでふたりだけの約束しましょう。

次、裁判所に行く時は

太い線の入ったジャージで

行きましょうネ! 
返信する

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