※このブログは過去の出来事を書いています。現在は立ち直り普通の日々を送っています。今はそんな変な気は無いのでご了承下さい。 夜中の３時半過ぎに家を飛び出し、行き場の無い自分は再びあの滑り台のある公園に来ていた。もう秋も中盤に差し掛かりこの時間帯は大変冷え、白い息が出ていた。手も冷たくなっていた。 公園に着いてもあの滑り台の場所には行かず、駐車場手前のベンチに座り込み考え事をしていた。会社の事 . . . 本文を読む
考え事をしているうちにウトウトと寝ていた様だった。直ぐにバイクに乗りコンビニに向かった。冷え切った身体を癒す為、温かい缶コーヒーを買い飲み干した。家に帰り会社に辞表を出す為、もう一度コンビニに入り便箋と封筒を買い帰路に向かった。 冷え切った紫色の空を見ながらバイクで走った。家の前にも誰も居なかった。中に入り少し考えた後、謝罪文と辞表を書いた。静まり返る室内は考え事をするには丁度良かった。今日の夜 . . . 本文を読む
赤信号のまま突き抜けた交差点。前方から車は来ていたが交差点まで距離があったので衝突する事無くすり抜ける事が出来た。 「捕まったら何をされるか分からない・・・」 「連れ戻される・・・助けて・・・」 安堵感から急に追われる事になった事で、自分の神経は高ぶり、混乱を続けながら無我夢中で逃げ続けた。ふと我に返ると、何でこんな道でこんなにスピードを出しているのだろうと急に恐怖感に襲われアクセルを緩めた . . . 本文を読む
※このブログは過去の出来事を書いています。現在は立ち直り普通の日々を送っています。今はそんな変な気は無いのでご了承下さい。 妻の置き手紙で「親に相談します」と家族生活を終焉に向かわせる言葉に自分は衝撃を受けていた。妻も実家で、子供を引き取り別れる事を実家の親達に言われているのだろうと思った。自分の実家の親達も、６０才を越えて初孫が出来た事が大変嬉しかったと実家に帰省する度に言っていたのを思い出 . . . 本文を読む