HYBRID W-ZERO3 OperaMobile10 カーソル暴走回避

　HYBRID W-ZERO3 に Opera Mobile 10 の正式版を導入すると、カーソルが暴走してしまうのですが、とりあえず回避出来るようになりました。

　そもそも暴走の主因ですが、2chのHYBRIDスレで以下のような情報が出ました。

992 白ロムさん [sage] 2010/04/07(水) 01:16:59 ID:S0JGDng70
Opera Mobile 10を起動
FdcSoftのTaskManagerを起動
ProcessタブのOpera10-arm4vi.exeをタップ&ホールド→Details
Threadsタブを選択
Thread Priorityが250になっているスレッドがあるので、そのスレッドをタップ&ホールド→Priority→Normal(251)に
これでOpera Mobile 10のカーソル暴走止まるっぽい。

　んーむ、なにがどれのスレッドなのか分からないので想像ですが、タップでは止まるところを見ると、キーのドライバの出来がアレで取りこぼしてるのかなぁと。で、この992さんが上記の手順でOperaを立ち上げるラッパーを作ってくれました。

　http://w-zero3.org/uploader/src/up1749.zip

■PseudoOperaM10_ws027sh.exe ver0.02
・内容
Opera　Mobile 10（Program FilesOpera Mobile 10Opera10-armv4i.exe）を起動して
スレッドの優先順位を下げます。
・インストール
PseudoOperaM10_ws027sh.exeを適当なフォルダにコピー。
・前提条件
Opera Mobile 10がインストールされていること
Opera Mobile 10の実行ファイルパスは、￥Program Files￥Opera Mobile 10￥Opera10-armv4i.exeであること
・動作確認機種
ws027sh
・更新履歴
ver 0.01 初版
ver 0.02 コマンドライン引数をOperaの実行ファイルに渡すように修正
・その他
このアプリケーションの使用は自己責任でお願いします。
動作確認は30分程度なので、何か不具合が出る可能性があります。
その場合はこのアプリケーションの使用をやめてください。
Opera Mobile 10.00専用です。
　（最初はOperaに引数が渡されてなかったので、お願いして直して貰いました）

　解凍して出てくるPseudoOperaM10_ws027sh.exeがラッパーです。このラッパーから起動すれば、カーソル暴走しなくなります。更に他のプログラムからも呼び出されるように、これをレジストリをいじって無理矢理「標準のブラウザ」に設定しました。レジストリエディタでいじりやすいように名前を　Ps.exe　に変えて（Opera10-armv4i-1.exe でもいいかも）、 オペラと同じフォルダにコピーして、レジストリエディタは上記の「FdcSoftのTaskManager」を使いました。

　【注意】自分はwindowsに詳しくないので、ググって出てきたページから見よう見まねでやっています、自己責任で(^^;)

　レジストリは以下の４カ所をいじらないといけないようです。

　【HKEY_LOCAL_MACHINE￥Software￥Microsoft￥Shell￥Rai￥:DEFBROWSER】
　これの"1"がブラウザの場所です。上記のプログラムに書き換えます。
　"￥Program Files￥Opera Mobile 10￥Ps.exe"

　【HKEY_CLASSES_ROOT】の【ftp】【http】【https】それぞれの【Shell￥Open￥Command】
　これの"Default key"を上記のプログラムに書き換えます。%1で引数を渡すのを忘れずに
　"￥Program Files￥Opera Mobile 10￥Ps.exe" %1

　これで他のプログラム（メーラーやtwitterクライアント）から呼び出したときも、カーソルが暴走しなくなりました。少々重いですが、カーソル暴走しないとすごく良いブラウザですね。自分は完全に移行しました。