フリーソフト(取説は有料)のエクセル簿記で青色申告をやってみた。(初心者です。)
業種によっては結構使いやすいのでおすすめです。
青色申告は65万円の控除が付くのでお得です。しかしきちんとした複式簿記と決算書の提出が必須。
(領収書はきちんと整理して保存しましょう。)
エクセル簿記が普通の簿記ソフトと大きく異なるのは
○普通の簿記ソフト:現金、預金、その他の元帳記入→仕訳帳作成→決算
○エクセル簿記は何でもかんでも仕訳帳に記入→元帳が自動で出来る。→決算
このため記入シートが1枚で個人の小規模な業種の場合非常に分かりやすいです。
(記入項目が年間数千を超える場合は元帳記入の方がいいかも。)
複式簿記は資産の変化を明確に記入していくものです。
右(貸方)から左(借方)へ変化を書きます。
(なんで右から左なんでしょう?反対方向の方がいいと思うのは私だけでしょうか?
たぶんこんな些細な所が複式簿記のわかりにくさの原因かも?)
<記入例>
個人のお金1万円を入れて事業用の口座を作った
預金←事業主借
事業主のお金で消耗品を買った。
消耗品←事業主借
事業用預金を事業用の財布(現金)に入れた。
現金←預金
事業用現金でFAX用紙を買った。
消耗品←現金
個人でガソリン代を支払った 注1)
車両費←事業主借
現金で仕入れをした
仕入←現金
売上が現金として入った
現金←売上
製品を納入した。(未入金)
売掛金←売上
口座に売掛金が振り込まれた
預金←売掛金
個人講座から電話代が引き落とされた。 注1)
通信費←事業主借
個人講座から電気代が引き落とされた。 注1)
水道光熱費←事業主借
事業預金から妻へ生活費を渡した。
事業主貸←預金
< 12/31の決算処理の内 家事按分の方法 (ほかに重要な項目としては「棚卸し資産の把握」「減価償却費」等が有ります。)>
注1)家事で使うガソリン代等もすべて一旦計上して期末(12/31)に家事按分で事業用には1/3だけ計上するとします。
ここではすべて総費用各々9万円とします。家事按分は各6万円
(家事按分を忘れると脱税になってしまいます。 按分割合は説明出来る根拠が必要。)
事業主貸←車両費6万円
事業主貸←水道光熱費6万円
事業主貸←通信費6万円
家事按分する科目で科目コードにない場合は個別に決算書①の緑欄に記入して作っておくと計算が便利です。
(元帳が単独で出来るから。按分割合の計算が楽になります。)
<次年度処理>
次年度は新しいシートを使いますが基本的には前年度「貸借対照表」④の資産及び負債の部の12/31(期末)の数値を
翌年度の「貸借対照表」④の資産及び負債の部1/1(期首)に転記します。
おおまかにはこんな感じです。
業種によっては結構使いやすいのでおすすめです。
青色申告は65万円の控除が付くのでお得です。しかしきちんとした複式簿記と決算書の提出が必須。
(領収書はきちんと整理して保存しましょう。)
エクセル簿記が普通の簿記ソフトと大きく異なるのは
○普通の簿記ソフト:現金、預金、その他の元帳記入→仕訳帳作成→決算
○エクセル簿記は何でもかんでも仕訳帳に記入→元帳が自動で出来る。→決算
このため記入シートが1枚で個人の小規模な業種の場合非常に分かりやすいです。
(記入項目が年間数千を超える場合は元帳記入の方がいいかも。)
複式簿記は資産の変化を明確に記入していくものです。
右(貸方)から左(借方)へ変化を書きます。
(なんで右から左なんでしょう?反対方向の方がいいと思うのは私だけでしょうか?
たぶんこんな些細な所が複式簿記のわかりにくさの原因かも?)
<記入例>
個人のお金1万円を入れて事業用の口座を作った
預金←事業主借
事業主のお金で消耗品を買った。
消耗品←事業主借
事業用預金を事業用の財布(現金)に入れた。
現金←預金
事業用現金でFAX用紙を買った。
消耗品←現金
個人でガソリン代を支払った 注1)
車両費←事業主借
現金で仕入れをした
仕入←現金
売上が現金として入った
現金←売上
製品を納入した。(未入金)
売掛金←売上
口座に売掛金が振り込まれた
預金←売掛金
個人講座から電話代が引き落とされた。 注1)
通信費←事業主借
個人講座から電気代が引き落とされた。 注1)
水道光熱費←事業主借
事業預金から妻へ生活費を渡した。
事業主貸←預金
< 12/31の決算処理の内 家事按分の方法 (ほかに重要な項目としては「棚卸し資産の把握」「減価償却費」等が有ります。)>
注1)家事で使うガソリン代等もすべて一旦計上して期末(12/31)に家事按分で事業用には1/3だけ計上するとします。
ここではすべて総費用各々9万円とします。家事按分は各6万円
(家事按分を忘れると脱税になってしまいます。 按分割合は説明出来る根拠が必要。)
事業主貸←車両費6万円
事業主貸←水道光熱費6万円
事業主貸←通信費6万円
家事按分する科目で科目コードにない場合は個別に決算書①の緑欄に記入して作っておくと計算が便利です。
(元帳が単独で出来るから。按分割合の計算が楽になります。)
<次年度処理>
次年度は新しいシートを使いますが基本的には前年度「貸借対照表」④の資産及び負債の部の12/31(期末)の数値を
翌年度の「貸借対照表」④の資産及び負債の部1/1(期首)に転記します。
おおまかにはこんな感じです。