ジャガイモの工具箱

オーディオ関係主体で気がついた雑多な事を書いていく予定です。

サイドバーナー穴数

2015-11-19 09:19:46 | ストーブ
先に作った「丈夫なアルコールストーブ」には16個の1mm穴が開いているが燃焼中に風が吹くと消えたままのホールが出来ることがある。

炎と炎の間隔が広く互いに点火し合わないからである。

そこで16個の穴を32個に増やしてみた。

風が吹いて炎がほとんど消えても勝手に全て再点火する。
また火力も若干上がったようである。

また予熱時、サイドホールの一箇所でも点火すると全体に炎が回るので楽である。

この方が作る手間はかかるが燃焼が確実だと思う。

丈夫なアルコールストーブ

2015-11-16 21:11:25 | ストーブ

直径53mmのキャップ付きアルミ缶でオーソドックスな五徳のいらないサイドフレーム型アルコールストーブを作ってみた。

予熱には時間がかかり、余った燃料は一旦別の缶などで受けないと回収出来ないが

< とにかく丈夫な構造で簡単には壊れない。>

53mmのキャップ付き缶は肉厚が厚い。

これはこれで信頼性が高くいい感じで捨てがたいものがある。 



そこで覚書で寸法等を書いておきます。

アルコールストーブと「コフの缶切り」

2015-11-13 20:34:03 | ストーブ
アルミ缶の「口」を綺麗に切り取るのは面倒である。
古いコフの缶切りで試したが刃が鈍ってうまく行かなかった。

そこで缶切りの回転刃を外しネジを軸にしてドリルで回転、ダイヤモンドヤスリで研いでみた。

なんと新品の切れ味が回復、難なくアルミ缶の口を綺麗に切り取る事が出来た。

作ってみたのは直径53mmのアルミ缶の口を残したグルーブ型ストーブでグルーブ数16、外缶高さ43mmグルーブの突き出し14mmで全体高さ57mmで作った物。
(口部を残すとグルーブが冷えやすい傾向があり14mm位の「長め」がちょうど良くなる。)

このタイプも非常にいい感じに燃焼して気に入ったので覚え書き代わりに仕様を書いておきました。

使いやすいアルコールストーブ

2015-11-09 13:16:07 | ストーブ




グルーブ型は予熱が早く残った燃料を回収しやすいので非常に良い。
但し、構造上五徳兼用の上部がちょっと弱い。

また、私自身はサイドから炎が吹き出すタイプが格好が良くて気に入っている。
またこういうタイプは上部に折り返しが付くので比較的丈夫になる。

(但し、この手のタイプは予熱時間が長く、余った燃料の回収が難しいタイプが多い。)

そこで両者のいいとこ取りのストーブを作った。


写真でも分かる様にキャピラリの上部を外筒を折り返して塞いでしまうのだ。
また組み付けられる外筒にはφ1mmのサイドホールが16個開けてある。

キャピラリの折り溝部分と穴位置はできるだけ合わせて穴背後の空間を確保する。

結果として加熱、冷却が早く比較的丈夫で残燃料の回収が楽なサイドホール型ストーブが出来た。

また残燃料の回収が楽なのでアルコールを多めに入れてもあまり無駄にならないので燃料追加の心配も少ない。

消火はステンカップをかぶせる。

写真ではキャピラリ部分に穴背後の空間確保の為に穴から突っついた跡があるが貫通している訳ではない。

燃料追加の出来るアルコールストーブ

2015-11-01 13:46:49 | ストーブ
りるびわ~くす さんの「グルーブストーブ」を作ってみたがこの手のストーブは燃料追加が難しく長時間運転が出来ない。

そこでパイプと30cmほどのシリコンチューブをつなぎ燃料追加出来る様にしてみた。
燃料が少なくなった場合チューブにオイラーをつなぎアルコールを補充するのである。
チューブは耐熱シリコンチューブを使った。

ネジを切ったパイプは銅製だが熱伝導度の小さいステンレス製がお勧めです。

これで好きなだけ燃焼を持続できる。

ウッドガスストーブで御飯を炊いてみた

2013-11-06 20:43:40 | ストーブ
< 鍋でご飯を炊くときに難しいのは水の量である。 >

そこで鍋の内側に1合用と2合用の線を引いてみた。
電気炊飯器の1合の線まで水を入れその水を鍋に移して1合用の線を引く。
同じように2合用の線を引くのである。(ヤスリでひっかいて線を引いた。)

1合ほど炊くのに20分ほどかかった。(+15分蒸らし)

出来栄えは新米だったのでちょっと柔らか目の感じです。
あと中心部には「おこげ」が出来た。(なにか懐かしい感じです。)
使い終わった鍋はステンレスたわしを使って洗うときれいになります。
偶然にも親子丼用の中心に穴の開いた鍋蓋はふきこぼれず便利な事が分かりました。

ウッド・ガスストーブ改

2013-11-05 22:10:42 | ストーブ
ロケットストーブと言うものがある。
これは断熱した垂直部により気流の上昇速度(つまり流入空気量)を上げる仕掛けである。

<要は「七輪」と同じである。>

そこで先に作ったウッドガスストーブの周りを断熱出来ないか考えてみた。



断熱材は非常に耐熱性のある「ロックウール」を使う。
ロックウールは園芸用ポットとして小さいものが手に入る。

これをカッターで厚さ7mmくらいに切ってストーブの外周に貼ればいい訳である。
そのままではチクチクするのでアルミテープで覆ってみた。
結果としてはウッドガスストーブが元気になったようである。

多分ロックウールを使えば小型のロケットストーブなども作りやすいと思う。

ウッドガス・ストーブ

2013-11-04 11:12:51 | ストーブ
ネットで面白そうな物を見つけた。空き缶2個で作るウッドガス・ストーブである。

キャンプなどで良く小型ガスコンロなどを使いますがウッドガス・ストーブとは2個の空き缶を組み合わせて作り、木材から出る木質ガスも有効に使う工夫がされている小型の携帯コンロです。
燃料はその辺の小枝、松ぼっくりなどを利用します。

2重の缶の間を通った高温空気が燃焼室上部穴から吹き出しガスの完全燃焼を行う工夫がされています。

試して見たのは直径76mm高さ112mmの空き缶に直径66mm高さ100mmの小さな缶を組み合わせて作った小さい物です。
構造としては図の様に外缶下部に8mmの穴が8個、内缶下部にも8mmの穴が8個、内缶底にはできるだけたくさんの6mmの穴が開けてあり更に内缶上部には16個の4mmの穴が開けて有ります。
あとは鍋との間の距離を確保するために高さ40mmほどの五徳が付けてあります。(もっと高いほうが良さそう。)

1l容量の100円鍋で実験した結果10分ほどで500mlのお湯が作れました。
1000ccのお湯は20分以上かかりました。

練習すれば2合位のご飯は炊けると思います。(インスタントラーメンは楽勝?)
燃料の小枝等は普通の焚き火に比べると驚くほど少量で済みます。
ダ○ソーの100円で16個入っている着火剤3個で500ccのお湯が沸かせた。
(但し、着火剤だけだとパラフィンから出る煤が多いので普通の木材も使ったほうが良いです。)

但し、今回作ったのはとても小さいので20分ほどで灰が溜まり燃焼状態が鈍くなります。
(ひっくり返して灰出しすればOK。全体が高温なのでやけど注意!)

こんな物でも結構奥が深そうで面白いです。(缶のサイズ、穴の大きさ個数など)