ジャガイモの工具箱

オーディオ関係主体で気がついた雑多な事を書いていく予定です。

今日の収穫

2014-06-30 10:47:06 | 生活
嫁さんが庭で作っているものの今日の収穫分です。

きゅうり3本、プチトマト5個、ちっこくて変なの多数。

このちっこいのはゴーヤに飽きた嫁さんのグリーンカーテンの新作「プチキュー」だそうです。

「きゅうり」らしい。どうやって食べるんだろう?

カウンターウェイトヘッドフォンアンプ

2014-06-30 09:37:24 | ヘッドフォン
ワイアーボンダーなど超高速作動機械の設計で装置上の駆動部が動くとき
土台が反作用で反対方向に動いて動作精度の低下をもたらす事がある。

対策の一つとしてカウンターウェイトに反対方向にまったく同じ動きをさせて反作用をキャンセル
して土台の静的安定を保つ方法がある。
(これにより機械の応答性と精度の問題が大幅に改善される。)

アンプでいうと土台が電源で駆動部が負荷である。

電源電圧電流が駆動に引きずられて変動すると音質に大きな影響がある。
対策としては低誘電吸収のコンデンサを電源に大量に入れる方法がある。
(機械でいうとフニャフニャしていない固い材料で土台を重くするのと同じと考えられる。)

しかしこれはトランジスタアンプなどの低い電源インピーダンスが求められるアンプについては非現実的である。

そこで高速作動機械と同様にカウンターウェイト(ダミー負荷)を入れてこれを反対方向に駆動する方法を考えて見た。

シュミレーションしてみると、この場合BTL方式の数倍の電源電圧、電流安定性が得られるようである。
(電力の半分はカウンター負荷駆動に使われるのでもったいないので少食のヘッドフォンアンプに適していると思われる。)

予想としては電源部コンデンサの誘電吸収の影響が非常に小さくなるのでクリアで分解能の高い音になると思われる。

PS:カウンターウェイト側の駆動に関しては差動入力を使う他に電源電流が一定になるようにサーボ制御する方法もある。
  この場合高度な制御が必要だが負荷のインピーダンス変動に対して非常に安定するために具合がいい。

ダイヤモンドバッファヘッドフォンアンプ回路図

2014-06-29 19:13:32 | ヘッドフォン

いつも使っているヘッドフォンアンプについては過去に記事にしましたが
全体的な回路図を出していなかったので自身の備忘録を兼ねて
紹介いたします。

電源電圧は±3.2V(±1.6Vだと32Ωインピーダンス時弱い感じがするので)
2個の2個用単3電池ホルダを使っています。
(電池8個で左右も電源分離すればクロストークは完璧になります。)
単3型充電池1回充電でおおよそ1週間は持っています。
(私自身毎日結構使っている方です。)
簡易アッテネータ付き(1段階おおよそ-6dB程度)
電源の電解コンデンサは低音対策で現在2100μFに増えています。
電源に入れている0.1μFはフィルムコン+22000pFCH0規格のセラミックコンデンサです。(低誘電吸収)
アッテネーターの抵抗はほとんどタクマンREY1/4Wを使っています。

基本的には小型化よりも音質優先で考えました。

良いヘッドフォン

2014-06-24 19:00:27 | ヘッドフォン
世の中にはヘッドフォンの「音」に文字通り命を賭けて仕事をしている方々がいる。

<潜水艦のソナー員である。>

ほんの僅かな音も逃さず正確に分析して聞きとらなければならない。
選び抜かれた「聴音」のエキスパートである。

そこで彼らがどんな物を使っているか調べてみた。

YouTubeの画像から潜水艦ソナー員のヘッドフォンの画像を見つけ出し同じものを見つけた。

オーディオテクニカのスタジオモニターステレオヘッドフォンATH-SX1aのようである。
amazonの評判もとってもいい。

ちょっと面白い事(0÷0=何でも正解)

2014-06-20 19:17:02 | 日記
「不定」というらしいがどんな数でも正解となる。

0 ÷ 0 = x として 両辺に0をかけて
0 = x × 0 だから答えxは何でも正解となる。
(windows電卓では「結果が定義されていません。」と出る。)

0以外の数字例えば5÷0は?

5÷0=x として 両辺に 0をかけると
5=x×0=0 ... ありえない

これは「不能」というらしい。
(windows電卓では「0で割ることはできません。」と出る。)

テスタ棒修理

2014-06-10 20:07:50 | 修理
お気に入りのテスターのテスター棒が切れた。交換できないタイプなので修理しました。

私の修理の仕方はいつも図のように行っています。
(何度もやるとだんだん短くなってしまうのが難点ですが)

ポイントはホットメルトの整形を濡れた指で行う所です。

収縮チューブとの密着も良く、適度な弾力もありそこそこ寿命もある方法だと思う。

ダイアモンドバッファヘッドフォンアンプ改造

2014-06-10 18:28:41 | ヘッドフォン
細いニクロム線を手に入れたので前に作ったヘッドフォンアンプ(ダイアモンドバッファタイプ)を改造した。

前からC1815とA1015のエミッタに入っている5Ω抵抗が気になっていた。

ここは音質に結構効く部分である。

そこでダ○ソーリューターで抵抗膜を剥いた1/4w抵抗にニクロム線を半田付け(ステンフラックスを使う。)して1Ωの巻線抵抗を自作して組み込んだ。
剥いた抵抗には配管用テフロンテープを巻いてニクロム線の振動防止と座りの改善をしてある。

気のせいじゃ無いと思うが「音がクリアになった。」(元が1円抵抗のせいもあるが。)

やっぱりここは最初から良い抵抗をおごっておくべきでした。

薄型ヘッドフォン用イアーパッド

2014-06-09 19:27:01 | ヘッドフォン
昔懐かしマグネチックレシーバーを検索していて気がついた事がある。

昔は今のヘッドフォンの様なイアーパッドはなかった。
1日中仕事で使う昔のNTTの交換手用ヘッドセットにもイアーパッドは付いていなかった。

イアーパッドがボロボロになったヘッドフォンのイアーパッドを取って直に耳に当てて聞いてみた。

< 音が近くクリアである。 > こっちのほうが好みの音質である。(温故知新?)

意外とイアーパッドが音質に影響あるようなので4mm厚さのシリコンスポンジを貼ってパッドにしてみた。
元のヘッドフォンが軽い為か耳が痛くなることも無く音もいい感じ。劣化もほとんどしない。

(写真左ではハンカチで作ったカバーが付いている。)