2000円のおもちゃミシンを衝動買いしてしまった。
マクロスのキュートミシンと言うやつである。
ちょっと乱暴にいじってしまったせいかすぐに上糸が釜に引っかからなくなってしまった。
どうも歯車位置がずれて釜の爪が空振りしているようである。
裏のネジを開けて見た。
釜部分は4本のネジで止まっているのでここを外して位置調整を行った。
針がもっとも下がった位置での釜の爪(赤線)の位置はこのくらいにした。
(針がちょっと上がったタイミングでたるんだ糸の輪っかに爪が入る仕組み。)
これで目出度く復旧したがもう少しパワーが欲しい。
(これじゃ雑巾も縫えない。)
そこでモーターに1000μF、25Vのコンデンサを半田付けした。
(極性はテスタで確認。)
こうすることによってモーターがちょっと引っかかった様な場合でもコンデンサから
電源能力以上の電流が供給されちょっと力強くなり止まりにくくなる。
(コンデンサを収納するため蓋側のリブはちょっと削った。)
これで雑巾が縫える様になった。
最初の写真のミシン下の雑巾は薄いハンドタオル4枚重ねをこのミシンで縫ったものである。
PS:2015/2/3
このミシンの下糸の張りはボビンを磁石にくっつけて作っているので下釜にプラスチックボビンを使う事は
出来ない。(磁石にくっつかない為。)
PS2:2015/3/27
コンデンサの役割は昔のミシンに付いていた「はずみ車」と同じと考えていただければいいかと思います。
あと最近これでバイクカバー縫いました。(ブルーシート利用)