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バーボングラス片手のロックな毎日

究極のペペロンチーノが簡単に おうちパスタ

2021-03-06 19:19:32 | FOOD&DRINK

いいものを見つけてしまった。

ピエトロ おうちパスタ ペペロンチーノ。

 

パスタで一番好きなのはペペロンチーノなんだが、これが家で作るとなかなか美味しくできない。

オリーブオイルとニンニクと唐辛子。ペペロンチーノは「これって手抜き?」っていうくらいシンプルな材料を、これまたシンプルな手順で簡単に作れるパスタ料理。

ニンニクと唐辛子を、オリーブオイルで低温で焦がさぬように炒めたフライパンに、茹で上がったパスタを投入しからめる。ただそれだけ。

すごくシンプルな故に難しい。味が決まらないのよ。まとまらないの。まぁまぁ美味くできたなって時もあるし、なんだかなぁって時もある。

これまで茹でるときの塩を変えてみたり、オリーブオイルを変えてみたり、唐辛子を変えてみたり色々やってみたがムラがある。

シチリアの岩塩をはじめ、ヒマラヤ、モンゴル、粟国など塩を変えてみても、東洋オリーブのは高いからケチってしまうのだと、ボスコやスペイン産などのオリーブオイルを「ケチっちゃいけねぇぜ」っと速水もこみちばりにドバっとかけてみてもダメ。

「茹で汁を絡めての乳化がポイントかっ!」とこだわってやってみても、オシャレにベーコンなんぞを加えてみたらどうだとか色々やってみたのだが、毎回うーんって仕上がり。結局DEAN&DELUCAのハーブソルトやTABASCOで味変しながら食う羽目になる。

 

なんでもそうなんだが、単純なものほど奥が深いってやつか。シンプルな材料と調理方法ゆえにごまかしがきかない。

そんなペペロンチーノを簡単に美味しくしてくれるソースを見つけてしまった。

それがこのピエトロの『おうちパスタ ペペロンチーノ』だ。

 

青の洞窟とかマ・マーさんとかのレトルト系や、S&Bさんの和えるパスタソースはたまに使うが、ペペロンチーノソースって、材料わかってるだけになんかもったいない気がして今まで買っていなかった。

だが、先日買った『アーリオ・オーリオ エ・ペペロンチーノ』という商品がなかなかいい線いってたので、今回なんとなく「今度はまぁ日本の会社のも一度使ってみるか」なんて上から目線で買ってみた。

これが正解だったのだ。

茹で上がったパスタに絡めるだけ。それだけで美味しいペペロンチーノが出来上がるのだ。便利で簡単で美味しいのだ。「ポテトサラダくらい自分で作れば」ってぬかすジジイもびっくりの手軽さだ。手抜きではなく手間抜きなのだよ。

しかも1ボトル(180ml)で6回分。小売価格300円くらいだから1回あたりたったの50円。コスパかなり良しだ。

 

裏面を見てびっくり。

普段は購入前に裏に書いてある原材料の欄をじっくり見てしまうのだが、今回はあまり気にせず買ってしまったのだが、この商品、なんとオリーブオイルではない。食用植物油(国内製造)だそうだ。なんの植物かは不明。だが、別に気にしてもしょうがない。

ガーリック、食塩、風味調味料・・・、昆布茶だと?さらに香辛料、調味料(アミノ酸など)って。美味さの秘密はコレか。

でもいいのだ、別にオーガニックとかにこだわる自然派でもないのでね。

 

喫茶店でスパゲッティといえば、学生時代はミートソース一択だった。関東ではナポリタンと呼ばれるスパゲティは関西ではイタリアン。ハンバーグランチの横や弁当の隙間詰めに添えられるくらいのもので、わざわざサテンや洋食屋で頼んでまで食うほどのもんじゃなかった。

だいたいデュラムセモリナ粉100%なんて謳い文句は、カプリチョーザやジョリー・パスタなどのチェーン店ができてきた頃からだ。当時はデュラムセモリナ粉の輸入価格が高かったからマ・マーさんなんかは不足分をパンなどの強力小麦粉で補ってたそうだ。

強力粉はうどんの材料でもある。従って当時は「茹でたパスタを一度冷水で」ってうどんのようにやっていたそうだ。古くからやってる洋食屋では未だにやってるそうだね。

今ではデュラムセモリナ粉は普通に入ってきてる。おかげでお店でカルボナーラやペペロンチーノが当たり前に美味しく食えるようになった。

 

ただ、スパゲッティなのかスパゲティなのかは未だに不明。ピザなのかピッツァなのかと同じく「別にどっちでもいいやん」なのだが・・・。

だいたい日本で売られてるスパゲッティは1.6mm前後なので正確にはスパゲティーニ。俺は1.9mmの太いスパゲティが好きなのだが、あまり売ってないのよ。茹で時間が長いからかな?(と言っても2〜3分長いだけだが・・・)

そう考える今ではパスタもいろんな種類が売られるようになったなぁ。カッペリーニ、フェデリーニ、リングイネ、タリアッテレ、ブカティーニ、ラザニア、フェットチーネ、ペンネ、マカロニ、フジッリ・・・。

ペペロンチーノには太麺のスパゲティが合う。

この『ピエトロおうちでパスタ ペペロンチーノソース』はもちろん太麺のスパゲティとの相性抜群だが、ペンネとかのショートパスタでも合う。(立証済み)

パスタだけでなく、もやし炒めとかにも合いそうだ。パッケージには「チャーハンにも」と記載されてる。

今度試してみよう。

 

 

この記事書いててふっと思い出したのだが、確か今夜放送の草なぎ剛主演ドラマのタイトルが「ペペロンチーノ」だ。

NHK仙台局が制作したBSプレミアムドラマで、宮城県牡鹿半島を舞台に、東日本大震災の津波によって店を流されたシェフの10年間の葛藤を描いた物語。

吉田羊や矢田亜希子も出演するみたいだ。

NHKを契約していないので見れないのだが、ペペロンチーノを食いながら観たかった・・・。

3月7日の「NHKスペシャル」では、同じく東日本大震災の津波で流された自宅の屋根の上で、3日間海を漂流して生還した男性の実話に基づくドラマ『星影のワルツ』が放送されるぞ。

こちらは遠藤憲一さんが演じるそうだ。

やるなぁNHK。

 



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