29日、村上春樹さんの新作長編小説「1Q84」(全2巻)が発売されました。
出版元の新潮社は3度目の増刷を決め、発売日なのに4刷68万部という驚異的な数字。新潮社では「新潮社史上空前の記録」だそうです。
「1Q84」は1984年の日本を舞台にカルト教団の謎を描いているそうですが、なぜか新潮社は発売前に内容を一切公表しませんでした。
一風変わった意味さえ不明なタイトルは何なのか・・・?
日本中が待ち望む新作長編小説だというのに、
発売日以外は一切の情報が漏れてこない?
新潮社のサイトを見ても表題と発売日以外はわからない。
通常、発売まで2週間を切ったタイミングで発表する登場人物の名前すら不明?
作品の情報が直前でもまったくわからないのは、
村上春樹らしい実験の1つだったようです。
その甲斐あってか、WEB上では「1Q84」というタイトルを手がかりにした議論が盛り上がりを見せていました。
村上春樹さんは、これまでノーベル文学賞の候補にも上がっているそうですが、このパフォーマンスで海外での評判もさらに高くなったんじゃないかな。
ボクの青春の一コマである村上春樹さんですが、
久しぶりにTVで見たら、年とっちゃいましたねー。
でも、筆の方は「ノルウェイの森」から
全然としとってませんね。