トマトの呟き!!

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朱鷺

2012年04月24日 | 日記
朱鷺はコウノトリトキ科の鳥。全長77cmぐらいで、淡紅色を帯びた白色。顔と脚が赤く、頭に冠羽があり、くちばしは黒く、下方に曲がる。水田や湿地にタニシ・ドジョー・サワガニなどを捕食。巣は高い木の上に作る。東アジアに分布。日本では明治中ごろまでは各地に生息したが野生のものは絶滅した。学名、ニッポニア・ニッポン。1975年頃、東京から新潟への出張では「特急トキ」で4時間半かかっていました。その頃は朱鷺はまだ生息していました。日本の原風景である、田んぼが有り、小川が流れてていて、鎮守様ががあり、小高い山があるスタジオジブリの風景ですが、どの地方でも殆どがその風景でした。鳥の餌が田んぼに生息していました。田んぼに化学肥料が使かわれタニシ・ドジョウ・サワガニなどが生息できなくなり、生命の循環が途切れたところに朱鷺がいました。その意味では人間が朱鷺の最大の天敵と言えます。最近の佐渡の人々の地道な活動により、無農薬栽培の水田や耕作で餌が増えたと聞いています。またヒナが生まれたニュースは喜びですが、天敵の多い自然界でひな鳥が無事育ってくれることを願っています。

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