昨日、上野・東京藝術大学大学美術館で開催中の国宝「興福寺仏頭展」に行ってきました。結構な賑いでしたが殆どの人が六十歳以上の人で美術離れを実感しました。「仏頭」「木造十二神像」「板彫十二神像」が秀逸でした。3cmの檜板に彫った板彫は、迫力があり秀逸な技術力を感じることができました。鎌倉期では識字率が極端に低かったので、誰もが目で見てわかる彫刻が発展したとの司馬遼太郎の言葉を思い出しました。
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