バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

久々に乗ったSBお婆さん

2018年05月31日 22時19分37秒 | バス運転士
今日は昼出勤、雨のA駅経由B駅行き… 若い女性二人を乗せて某所を出発、一つ目のバス停でお爺さんと… 顔見知りの“スリムビューティー(SB)お婆さん”が、満面の笑みを私に向けながら乗ってきた。そのお婆さんは、これまでにも何度か私のバスに乗っていて… テニススクールでも何度か一緒にレッスンを受けたことがあって… いつ頃だったか、私が独身だと聞いて「年金暮らしだけど、どう?」と言ってくれた人である。

以前、レッスンの合間のお喋りタイムには「ずっとバス停で待っとったのに、何も準備しとらんのは許せん」とか「待っとってもらったのに、何も言わんで乗るなんて信じられん」などと言ってくれる一方… 「バスが遅れとるのに、何かモタモタやっとる運転士がおるよねぇ(指差し呼称? 同感!)」とか「信号が赤に変わっとるのに、止まっとるでいかんわ(左折時一時停止? 同感!)」とも言ってくれたりして… 私に対しては「松井さんは時間通りに走ろうとしてくれるでいいわ」と言ってくれたので、今回は“ちょっとしたプレッシャー”を感じながら走ることになった。

そして、あるバス停に1分遅れで到着… そこで待っていた一人のおばさんが乗車したのはいいけれど… もう一人、バス停に向かって“二本の杖をつきながら歩いている男性(足が悪くて曲げられないので、乗降時には車椅子用スロープが必要)”がいたのである。私は、おばさんの着席を確認… 数秒後、男性がバス停に到着… 私が「このバスかな? 次の他系統バスかな?」と思っていたら、「板(スロープ)をお願いします」と言われたので、「このバスだったかぁ~ SBお婆さん、怒ってないよねぇ?」と思いながら、急いでスロープを用意… 男性が乗車… スロープを格納… 男性が柱にしがみついたのを確認してから発車した。

スピードメーターの針は50キロ! 信号待ちの軽自動車に“タックル”して強行突破! それはウソだけど…(当たり前じゃ!) バス停を二つ進んだ後、再びスロープを用意、男性が降車、スロープを格納、運転席に戻ってシートベルト… シートベルト… 焦れば焦るほどシートベルトが… 自分なりに頑張って走り、約1分遅れでA駅に到着… 大勢の乗客が降りて行き… いつも私に笑顔を見せながら歩いて行くSBお婆さんは… 少し怒っていたような…??? あぁ~ いつかテニススクールで会った時には、厳しい体罰が待っとるなぁ… なんちゃって~(は? 体罰? ムチとロウソクを使うのは体罰とは言わんぞ! ハハハ…)


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