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文旦の摘果その②

2012年07月14日 | OOGUSHIな日々

先日の摘果作業の続き・・・
今年は受粉が大成功!ヤッタネ~
クルクルッとした家系の良い文旦がこじゃんと生っています。
ということは、ですよ・・・
気合を入れてたくさん落とさなければならんっっちゅーことです。

どのくらい落としていくか・・・がとっても体得するのが難しく
以前は
“このくらい落とせばいいかな~”というように見せて教えていました。
なので個人によってほとんど落してなかったり、
反対に“なんでこんだけ落としたの~”ばりに切り過ぎていたり
出来栄えが極端に違っていたんです。
まぁ、そりゃあそうですよね~
感覚で覚えても、樹の大きさも生っている実も1本たりとも同じものは
ないわけで・・・時間の経過とともに目がズレていくのもムリはない~
来年の収穫を決めてしまう重要な作業だけに
摘果技術の向上が緊急の課題になっていました。
ある時、偶然に地元の方からとてもシンプルな方法を教えてもらい・・・
これですっっ!

文旦の実に“ヒモを付ける”
ということを教わり飛躍的に摘果技術が向上しました。
これを1個1個全ての文旦にかけて・・・
かけた本数(個数)をきちんとカウントするんです。
ヒモの長さは30cmくらいで
100本で1束になっていますので数を読むのもカンタ~ン!
何度もやってるうちに大体感覚がつかめてきて
このくらいの大きさの樹でこのくらい生っていると○○○個くらいあるだろう・・と
予測できるようになったんです。しかもすごく近い数値で!
単純な事なんだけど、毛糸をかける事によって数字として
はっきり認識できるようになったんでしょうねーー

ただ、このヒモかけ、終わるまでに以外と時間がかかるんです。
こればっかりやってると作業が遅れるし、やらないと感覚がズレてくるし
スピードと精度!
仕事はいつも相反するジレンマとの戦いですね~


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