夏小夏の収穫も無事に終了いたしました。
次に待っているのが、
土佐文旦の人工授粉
人工授粉に必要なものといえば
夏小夏の花粉なんですよ
ビックリでしょ~
花粉に、石松子(せきしょうし)というピンクの粉を
混ぜて、土佐文旦の花に付けていくんです~
今年採った花粉と、昨年冷凍保存しておいた花粉を
混ぜて使います。
冷凍花粉の発芽状態を確認するために
「かいやく試験」というのを行います。
この冷凍花粉の発芽状態が悪いと
まったく使えません・・・。
まずは、少し硬い紙で花粉をつぶします。
↓これが、花粉をつぶした状態ね
そして、砂糖がたくさん入った寒天の上へ
線状につけていきます。
これも、付けすぎもダメやし
付けるのが少なくてもダメなんです。
(まさに職人ワザアハハ 言い過ぎかな~)
簡単そうに見えますが、かなり神経を使うんデス。
毎年毎年、何回やっても”大”緊張です