カトリック情報

katorikku jyohou

ドンボスコ二本柱預言 教会は「滅びたかのように」「敵が勝利を得てしまったかのように」なるというのがシナリオ  

2018-04-22 | 預言

 1862年5月26日の夜、聖ヨハネ・ボスコは有名な予言的な夢を見ました。それは黙示録の時代、最後の時と言われる現代の世界にとって大変意味深いので簡単にここに紹介いたします

 「❶私は、海の真ん中にある小さな岩礁にいました。そのとき激しい嵐が起きました。すると❷嵐の中で、激しく揺れている一そうの強大な船があらわれました。その船には教皇、枢機卿、司教、司祭、修道者たちや、多くの人々が乗っていました。それは聖なるカトリック教会を意味しているのに違いないと思われました。

 その教会の司令艦のまわりには、多くの強大な船がありました。しかしそれらのほとんどは、敵の艦隊であって、教会の❸司令艦を激しく攻撃し、大きな損傷を与えていました。ある特に激しい猛攻撃のときに、私は❹教皇がひどい傷を負って出血し、死んでいくのを見ました。しかし教会の司令艦の枢機卿たちは、すぐに新しい教皇を選びました。もとの教皇の死とその後継者の選出のニュースは、すぐに世界中に広まりました。この新しい教皇はたいへん困難な仕事を引き継ぎました。

 教会の❺司令艦は、ひどい損傷を受け、敵の猛威に直面して滅びたかのように思えました。つまり、確かに敵が勝利を得てしまったかのように思えたのです。しかし私はそのとき、突然、暗闇と嵐で荒れ狂った海から、二本の垂直な柱が出てくるのを見ました。

 一本の大きな柱の上には、大きな白いホスティア(御聖体)があり、その下に”信じる者の救い”と書かれていました。もう一本のいく分細い柱の上には、無原罪のおんやどりの聖母のご像があって、その下に、”キリスト信者の助け”と書かれていました。

 嵐と暗闇、危険、困難の真っただ中でこのすばらしい光の柱があらわれたとき、教会の❻司令艦に乗っていた人々は再び新しい希望に満たされました。そして新しく選ばれた教皇は、司令艦をこれらの二本の柱のほうに進ませるように命令しました。そして❼教皇は司令艦をその柱につないで、しっかりと固定させました。

 すると突然嵐がやみ、暗闇は消え、美しく晴れ渡った空に変わりました。わたしはそのとき、敵の船が大混乱におちいり、その一部は互いに衝突して穴があき難破したのを見ました。他の船はあちこちに散らばり、視界から消えていきました。❽難破した船の多くの生存者たちは、難破船の破片につかまり、教会の司令艦のところまで泳いで行きました。そしてそこで親切に船に乗せてもらいました。」

 聖ヨハネ・ボスコが見たまぼろしはここで終わります。かれはこの予言的なまぼろしのことを、次のように説明しました。「❾教会は大変激しい嵐に遭い、重い損傷を負うでしょう。しかし天がみずから教会を救うために干渉するでしょう。その結果、困難な時代は終わり、平和が訪れるでしょう。教会にとって新しくすばらしい春が訪れるでしょう。」と。

http://hushiginomedai.holy.jp/dream%20of%20san%20don%20bosco.html


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。