鹿島《少将》の航海日誌

改めてブログ作り直しました。
ヤマト関係を中心に、興味あるもの等をお届け。

宇宙戦艦ヤマト2220ー雪・生還編ー第七話

2020-02-26 21:50:00 | 宇宙戦艦ヤマト:二次創作



宇宙戦艦ヤマト復活編二次創作

宇宙戦艦ヤマト2220ー雪・生還編ー

第七話




コルンは、娘、夕貴に憑依したサーベラーを足払いで床に押し倒すと、腕に内臓された電流蓄積器をスタンガンモードに切り替え、指先からパルス状の電流を放電、サーベラーを気絶させた。

「これでヨシ。」
「佐々木サン。聴こえて?」
「アナタの医療室ヲお借りしたい。」

「いいわよ。出撃だから。」

「アリガトウ。」
礼を告げたコルンは憑依したサーベラーを抱え上げ、医療室へ運んだ。








「コスモパルサー全機、発艦準備完了!」
「繰り返す。コスモパルサー全機、発艦準備完了!搭乗員は速やかに搭乗せよ!」
管制クルーからアナウンスが入る。
小林、佐々木らをはじめとする搭乗員が一斉に動きだした。

「小林。一つ確認。」
「塔に侵入したら、上?それとも下?」

「決まってんだろ!下だよ!」
「スリル満点!急降下ジェットコースターだよ!」

「了解。」
「だってさ。」
「残るなら今のうちだよ。」

「大丈夫。乗せて行って。」

「解った。銃座、頼んだよ。」

「ラジャー!」佐々木とカティーは拳を「コツン。」と当てた。

周りのエンジン音が五月蝿く成る中、佐々木とカティーは、発艦準備を進めた。

ハシゴを登り、機体上部をチェック。
キャノピーを開け、キックインステップ脇のキャノピー外部コントロールハンドルを使い、ボタンを押してハンドルを引き出し後方に回した。
佐々木はコックピットに座り、カティーは銃座に身体を沈めた。
搭載された管制A.Iがサポート、スクランブル発進手順に入った。

メカニックに対し指一本あげて合図し、エンジンマスタースイッチをオンに、「ジェット燃料スタータをオン。」
約15秒後、スタータのレディランプが点灯した。
「火災警告灯が点灯なし。」
佐々木は、次に指2本立ててメカニックに合図し、右側のエンジンスロットルフィンガーリフトを上げた。
右エンジンが点火、スロットルを18%に。
ファンタービン入り口温度計が600度、安定した。
続いて左エンジンスタート。
機体後方に蜃気楼が現れはじめた。
警告灯が正常。
「慣性航法装置アライメント調整。」

「輪止めを外してくれ。」
「タキシングを開始しする。」
佐々木はブレーキを踏んで作動チェック、飛行計器が正常かチェックした。

「発進カタパルトへ接続する。そのまま待て。」ヘルメットに仕込まれたインカムを通し、佐々木に伝えられた。

カタパルト上でブレーキを踏み込み左右のスロットルレバーをミリタリーパワーまで前進させ回転計、油圧計、燃料流入計、ファンタービン入り口温度計をチェック。

「回転数90パーセント以上、タービン入り口温度322度で正常。」

「ピッチ角を10度!」
「アフターバーナー点火!」

「コスモパルサー佐々木機、射出ッ!!」


※イメージ曲【宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ちーコスモタイガーのテーマ】より引用。

だが、コスモパルサー隊が発艦した事により、"手ぐすねを引く"ワルキューレたちも動きだした。

「小林隊長!自分たちの動きに釣られて奴ら人型も動き出した!」

「よーし!俺たちで先行し、引き付ける!」
「奴らの大切な塔内部で暴れてやんよ!」

「美晴!人型の後方から突入、人型を墜とせ!!」

「了解!」


古代は一歩、前に踏み出し、選択の答えを告げた。

「ルシファーと言いましたね。」
「二人を返して頂こう。」
「生け贄にする人選は、済んでいる。」

「ほう。生け贄を差し出すか。」
「仲間の犠牲で自分たちは助かりたい!?」
「まぁ。いいだろ。」
「だが、あの媒体以上の媒体を差し出して貰わん事には、割りに合わんな。」

「それは出来ない相談だ。」
「ルシファーさん。貴女(あなた)は子を宿事の出来る者を差し出しせとしか言わなかった。」
「違いますか?」

「フハハハハハ。」
「人間よ。調子に乗るなよ。」答えを告げた古代に対し、豪快に笑う美少女姿のルシファーは、顔つきを変え、詰め寄った。

「一本、取られましね。ルシファー。」
詰め寄るルシファーを制止するように右腕的存在であるガブリエルが、姿を現した。

「私はガブリエル。」
「人間よ。悪いことは言わん。今、直ぐに跪まづけ。」
「これ以上、怒らせれば私でもルシファーを止める事は出来ない。」


【ガブリエル】イメージ

「断る!」毅然とした姿勢を貫く古代。

「…ならば死を!」

「ガガガガガーーーッ!!」古代らが居る場所から下層で機銃音が聴こえて来る。

「ん!?何事……。」


コックピットからも機尾の弾痕が確認出来た。
僅かな死角に佐々木は「かすり傷」と判断した。
だが、実際には違っていた。

「……ツぅ…。佐々木さん。

「ん!?何だい?」

「…アタシ…アタシ駄目かも……。」

「……。」
「ちっ!死角を忘れてたよ。」

「此方、第二編隊隊長:佐々木。隊長。小林隊長。聴こえる?」

「どうした?美晴?」

「ごめんよ。被弾しちまった…。」

「ひ、被弾って大丈夫なのかよ!」

「大丈夫。ごめんよ。戦線を離脱する。」
「小林。あんたは、被弾なんて事は許さないから。」

「おうよ!」
「ん!?てか……第二編隊長佐々木へ。ヤマトへ帰投せよ。」
「無事な帰投を。」

「了解。」


「カティー軍曹!」
「帰投命令が出たよ。ヤマトへ、ヤマトへ帰ろう。」
「…あんたを、あんたを死なせはしないよ!」
「あんたのお腹の中には、新しい未来が…未来を繋ぐ為にも……。」
「戻って…戻ってよ!」
「カティーーーッ!!」



ー銀河中心部近傍空間ー



「ワープアウト!」
「艦内外、異常無し。」

「うむ。」
「レーダー士!例の艦(ふね)は確認出来るか?」

「…いえ。まだ何も。」

「ん!?艦長!超空間通信!」
「光子帆を最大で展開して欲しい。であります。」

「うむ。」
「光子帆=シールド最大展開!」

イリヤ女王の命(めい)を受け、銀河中心部に赴いたアマール星所属戦闘艦パスカル級オーディーンは、艦首に装備された巨大な光子帆=シールドを最大値で展開した。

「下方より超重力波を感知!!」
「ま、待って下さい!その後方から超波動エネルギー光弾を感知!!」
「シールドが持ちこたえられかどうかです!!」






「どうやら間に合ったようだな。」

デスラー砲艦を改良した超重力波砲艦から発射された超重力波砲と、デスラー艦から発射されたハイパーデスラー砲は、パスカル級二番艦オーディーンの張り巡らされた光子帆=シールドを利用し反射され、二つのハイパーエネルギー光弾は混ざり合い、ヤマトが突入した"虚遇の次元"の中心核を貫らぬいた。


今から17年前、西暦2203年、銀河系中心部の宇宙で大きな異変が生じた。
別次元から別の銀河が現れ、核恒星系付近で銀河系同士の衝突が起こり、多くの星々が消滅した。
この宇宙災害は、その宙域にある地球との友好星国家「ガルマン・ガミラス帝国」の本星へも及んでいた。
デスラーは新たなる母星を探す為、残党を纏め、宛は無きに等しい航海に出ていた。
17年におよぶ航海の中、補給の為、立ち寄った惑星アマールで、地球を含む太陽系がカスケード・ブラックホールに呑み込まれた事を知ったデスラーは、イリヤ女王と対談、協力を取り付けいたのだ。

「なるほど、我々ガミラスにも責任があるのかも知れんな。」
「イリヤ女王。勝手なお願いではあるのだが、貴女(あなた)の護衛艦を一隻、お借りしたいのだが。」

「いいでしょう。貴方(あなた)の地球を救いたいとの想いを汲(く)んで、協力致しましょう。」
二人は眼下を見下ろした。
そこには、何も知らないアマールの民と地球の民が、いっしよに協力しあい破壊された城下町を再建していた_。


虚遇の次元は歪みはじめると同時に、この次元の本体とも言えるルシファーと参謀役的存在のガブリエルは融合し、その正体をさらけ出した。


【悪魔王サターン】イメージ

「フハハハハハッ!」

「愚かな人間よ。」
「我を本気にさせた代償は死滅である!」
「冷凍睡眠化しているお前たち同様の人間も、惑星群もすべて無に還してくれるわッ!!」

「そうはさせません!悪魔王サターン!」白銀の霧と共にその声は聴こえた。
と同時に、輝かしい光弾がサターンの足元に墜ちた。
サターンに動揺は見られなかった。
やがて白銀の霧が晴れると、そこには美しい女性が一人、立っていた。

「私は女神ガイアの末裔アーシャ。」


【女神ガイアの末裔アーシャ】イメージ。

「……貴様ッ!!」

「10.000年ぶりかしらね?悪魔王サターン。」
「アナタはガブリエルの力を借りても、自身の子を宿す能力は封印されたまま。」
「自身の世継ぎを残せず、取った行動が憑依する媒体の確保。そして、己の力を保持する為の侵略、いえ惑星(ほし)を丸ごと略奪、資源を採り尽くし廃棄する。」アーシャは天、高く指をさした。
古代は、ここへ来る途中に見た無造作に配置された惑星の山を思い出していた。

「古代とやら、悪魔王サターンは私が引き受けます。」
「貴方(あなた)は二人を連れて、この塔から脱出を。」

「ですが、どうやって二人を救出したら……。」古代は頭上を見上げ、クリスタルカプセルの雪の存在と後ろ手に拘束された美雪の存在をアーシャに教えた。

「それでしたら大丈夫よ。貴方のヤマト(方舟)を呼び寄せて有ります。」
アーシャは指を「パチリ!」と鳴らした。





ゴロゴロと崩れ落ちる煉瓦の壁。
土煙が舞い上がる中、宇宙戦艦ヤマトは、その姿を現した。

「さあ。お行きなさい。」

古代は軽く拳を握りった右腕を胸に当てると、コスモパルサーに飛び乗り、ヤマトを目指し飛び立った。


◆◆◆◆


古代たちの目には幾つもの輝かしい光が、縦横無尽に飛び回っているように見えた。
その間(かん)古代は、後ろ手に拘束された愛娘、美雪を助け、クリスタルカプセルを制御するシステム機を破壊、雪を助け出した。
やがて、幾つもの輝かしい光は一つだけと成った。
同時に雪と美雪を乗せ、古代のコスモパルサーはヤマトに帰投した。

勝負が着いたのだろう。
女神アーシャはヤマトの第一艦橋にホログラム映像が、浮かび上がるように姿を現した。

「もう、大丈夫です。悪魔王サターンとガブリエル、その下部(しもべ)らは、冥府に封印しました。」
「冥府の王ハーデースにお願いしてね。」
「甦ったサーベラーを差し出す事を条件にね。」
「でも、大丈夫よ。憑依された彼女は無事よ。」
「元の人間として、生きて行けるわ。」
「それと、未来を繋ぐ新たな生命(いのち)も。」

「…すべて古(いにしえ)の神話の人物かと思っていました。」

「ウフ。」アーシャは軽く微笑んだ。

「でも、テレサやアクエリアスの女神は信じたのでしょ!?」

「……それは…。」

「それで良いのよ。古代。」

そう言うと女神アーシャは語りはじめた。

「古代。神話に登場するガイアは地母神であり、大地の象徴と言われるのは、ご存知ですね。」

「太古の昔、神々が生まれる以前、宇宙には何もないカオス(混沌)が広がっていた。」

「そこにガイアが生まれ、ガイアは自らの力だけで天の神ウーラノス、海の神ポントス、暗黒の神エレボス、愛の神エロースを産み、母となった。
エロースの働きでウーラノスと親子婚し夫とした。
そして、ウーラノスは神々の王となったわ。」

「ウーラノスとの間に男女6柱ずつの子どもを産んだの。」

「ティーターン=タイタン(巨神)である。
またキュクロープス=サイクロロプス(一つ目の巨人)やヘカトンケイル(百本の手を持つ巨人)、ギガース(巨人、ギガンテスと呼ばれることが多い)、末っ子のクロノスを産んだ。

「だけど、異形の神々キュクロープスたちのあまりの醜さゆえに、ウーラノスは彼らを冥界タルタロスへ閉じ込めてしまった。
子どもたちの母であるガイアは悲しみ、ウーラノスへの報復を考え、子供たちに復讐を呼びかけた。
子供たちは当初、父を恐れ誰も名乗り出なかったが、末っ子のクロノスが自ら名乗りを上げ、ガイアの作った鉄の大鎌を受け取り、ウーラノスへ復讐することとなる。」

「その夜、クロノスがガイアに知らせられていた場所へ行くと、ウーラノスは妻ガイアにかぶさるようにして寝ていた。
クロノスは大鎌でウーラノスの男性器を切り落としたの。」

「これを受け、自らの行動を恥じたウーラノスはガイアのもとを去り、クロノスが神々の王となるが、この時クロノスはウーラノスに「やがてお前も自分の息子に王位を退けられることになるだろう。」と言われ、この言葉はクロノスの脳裏に焼きつくこととなったわ。」

「やがて妻レアーとの間にできた子供を飲み込んでしまったクロノスにゼウスが復讐を決意し、そしてティーターン一族とオリュンポス神の戦いが始まるの。」

「10年以上戦いが長引くと、クロノスの横暴さを見かねていたガイアはゼウスたちにタルタロスに閉じ込められたヘカトンケイルやキュクロプスたちのことを教え、彼らを救い出すことを勧めた。
ヘカトンケイルは百本の手で大岩を投げ、キュクロープスはゼウスに雷と稲妻を与えた。
こうしてゼウスらは新たな味方とともに戦いに臨み、ついにクロノスとの戦いに打ち勝ったわ。」

「天はゼウスが、海はポセイドーンが、冥界はハーデースが治めることとなり、大地は皆のものとなった。」

「そして、ガイアはカオスの地を耕し、種を撒き、やがて、それらは生命(いのち)を育む惑星と成り、宇宙の始まりと言える空間を形成して行った。」

「こうして"宇宙"を治める事と成ったガイアは、アクエリアスを産み、女神アクエリアスを名乗らせ、今の宇宙の始まりを与えた。」

「やがて始まりの宇宙は銀河へと成長し、姿を変えて行った。」

「広大に拡がる宇宙。
女神アクエリアスは、自分の代わりに広大な宇宙を管理する種族を造り、高度な文明を与えた。
その末裔の種族がイスカンダル人よ。」


カオス(古希: Χάος)とは、ギリシア神話に登場する原初神である。「大口を開けた」「空(から)の空間」の意。
オルフェウスによれば、このカオスは有限なる存在全てを超越する無限を象徴しているという。

原初の神ヘーシオドスの『神統記』に従うと世界の始まりにあって存在した原初の神である。
世界(宇宙)が始まるとき、事物が存在を確保できる場所(コーラー)が必要であり、何もない「場」すなわち空隙として最初にカオスが存在し、そのなかにあって、例えば大地(ガイア)などが存在を現した。
また、ヘーシオドスはカオスのことをカズム(裂け目)とも呼んでいる。
『神統記』によれば、カオスの生成に続いてガイア(大地)が生まれ、次に暗冥の地下の奥底であるタルタロスが生まれた。



「新たな主導者の誕生。」
「新たな連星は惑星スターシャとでも名付けよう。」

虚遇の次元が崩壊し、新たな連星が誕生した_。


※イメージ曲【宇宙戦艦ヤマト2199より(新銀河誕生)】より引用。


「おかえり。雪。」

「おかえりなさい。お母さん。」

「ただいま。美雪。進(あなた)。」




~一年後~




【地球連邦メガロポリス郊外:英雄の丘】

「古代サン。お久しぶりデス。」

「コルンさん。元気そうで何よりだ。」

「以前、夕貴はワタシの娘と話しをしましたネ。」
「あの子は夕貴ハ、幼い頃に全身を70パーセント以上も火災による火傷を負い、当時、命を助けるには、臓器と皮膚の移植しか方法はなく、ワタシの臓器と皮膚を移植する事にしたのです。」
「…ワタシはワタシが存在する為に"すべてをメモリ"(記憶)を残す事にしたのです。」
「その結果が、この身体です。」

古代は真剣な眼差しを見せるだけで無言だった。


「黙祷を捧げる。」
「黙……。」
古代の号令を描き消すかのように轟音を響かせ、テスト航海から帰艦したブールノア級二番艦ブール・ギャラクシー。
その轟音に参列した小林は、拳を高く突き上げ怒号を飛ばした。

「バッキャローーーッ!!」

呆気に取られる参列者たち。
その参列者を代表した訳ではないが、主宰した古代はこう告げた。

「すまんな。小林。」
「テスト航海の艦長は、雪なんだ。」
「帰ったら、キツく叱っておくよ。」と、軽く肩を叩いた。

「えっ!?あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ッ!」それを聞いた小林は、あたふたするだけだった。
「アハハハハッ!」と、笑い声が英雄の丘に拡がっていた_。

「ねぇ。このあと赤道際の続きがやろうよ。」早々とバニーガールにコスプレした天城は、やる気満々で笑顔を覗かせていた_。



~fin~





【地球連邦防衛第一艦隊旗艦ブールノア級二番艦ブール・ギャラクシー】

※ブールノアのほぼ同型艦ブルーアースが存在するが此方は、改装されたブルーノア級の非武装艦であり、改・ブールノア級の位置付けの為、"ブール・ギャラクシーを二番艦とした。
【ブールアース】
旧地球防衛軍残存艦隊旗艦。
残存救助艦隊に所属し、残存人員の救助と政府中枢部の移動に用いられた。

初代艦長:上條 了
(テスト航海時艦長:古代 雪)





パスカル級二番艦オーディーン
アマール防衛隊の旗艦で、パスカル将軍の座乗艦と同型の二番艦。

水上艦(あるいは帆船)に近い構成となっており、艦首部には巨大な艦首マスト(光子帆)が付いており、シールドを張れるのが最大の特徴。
このシールドは『オーディーン 光子帆船スターライト』をオマージュしたものである。
武装は3連装主砲を艦前部に4基、並列配置で装備。
舷側には、大航海時代にある海賊船の様に数多くの副砲が並んでいる。


連星(英語: Binary star)とは2つの恒星が両者の重心の周りを軌道運動している天体である。
双子星(ふたごぼし)とも呼ばれる。
連星は、地球から遠距離にあると、一つの恒星と思われ、その後に連星である事が判明する場合もある。
この2世紀間の観測で、肉眼で見える恒星の半数以上が連星である可能性が示唆されている。
通常は明るい方の星を主星、暗い方を伴星と呼ぶ。
また、3つ以上の星が互いに重力的に束縛されて軌道運動している系もあり、そのような場合にはn連星またはn重連星などと呼ばれる。




この物語りは、「宇宙戦艦ヤマト復活編」の続編として二次創作ではありますが、オリジナルの物語りです。
既存のメカ設定及びキャラクター設定は基本的に、そのまま引用しています。
使用している画像は一部を除き、宇宙戦艦ヤマトシリーズ本編等より、引用した画像でイメージです。
一部、私の設定及び解釈が混ざっています。