goo blog サービス終了のお知らせ 

約日刊おもいつ記Z

気の向くまま~んに。つれづれなるまま~んに。お気に召すまま~んに。

第4回ドラマ・ダメデミー賞

2007-04-05 22:58:33 | drama
新年度を迎えまして、身辺も何かと慌ただしくなっております。

とゆーことで。

独断(かなりの)と偏見(かなりの)で選ぶ


「第4回ドラマ・ダメデミー賞」!



作品賞   : 「演歌の女王」
「女王の教室」とは程遠い出来。演歌歌手の必然性が感じられず。

主演男優賞 : 速水もこみち(「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」)
文句ナシの受賞! 身長だけが“東京タワー”。

主演女優賞 : 天海祐希(「演歌の女王」)
まさかのダメデミー賞受賞! ドラマの出来も、相手役にも、恵まれなかった感じ。

助演男優賞 : 将軍(「華麗なる一族」)
シリアスな中、ド肝を抜かれた“ロボット鯉”。ま、ある意味では名脇役でしたが。

助演女優賞 : 長谷川京子(「華麗なる一族」) 
あれだけの芸達者を周りにすると、やっぱりさすがに誤魔化せない。二度目の受賞!



そして、今クールのベスト3

1:「ハゲタカ」
2:「ハケンの品格」
3:「華麗なる一族」
次:「グッジョブ!」

全体としては、「ハゲタカ」が断トツ。
次点の「グッジョブ!」、実は、地味~に面白かった。
脚本・大森美香の冴えわたるセリフ術!

4月クールは、出来&不出来がハッキリ分かれそうな予感。
栄えあるこの賞を、次回は誰がゲットするのか・・・
3ヶ月後にまたお逢いしましょー!!





ハゲタカ

2007-03-02 22:13:10 | drama
「華麗なる一族」
「花より男子2」
「ハケンの品格」

話題的にも、視聴率的にも、
今期のドラマは、この3作の“三つ巴”だそーですが。
そんな争いとは無縁の枠に、今期の傑作が埋もれていた。


NHKドラマ「ハゲタカ」。

企業買収をめぐって繰り広げられる駆け引きや男の野望を描く、
ごめんくさい、いや、男っくさ~いドラマだ。

このドラマ、開始前から何かと話題豊富だった。
中村獅童の降板。柴田恭兵のガン告白。
しかし結果的には、いい方に転がったと思う。


シドーの代役となったのが松田龍平。
衝撃的な存在感は「野獣死すべし」の父親を彷彿とさせる。

病み上がりの柴田恭兵にも、いい意味での〈影〉がある。
男の“憂い”とか“やりきれなさ”とか、内側に秘めた部分が滲み出てくる。
たま~に、セリフが聞きづらい時があるけど。。。

脚本の林宏司サンは、「離婚弁護士」や「ビッグマネー!」(←秀作)を書いた人。
けして派手さはないけど、セリフの一つ一つに重みがある脚本家だ。

そしてそこにNHKらしい重厚感溢れる演出が加わって・・・
60分間、画面に釘付けですよ。えぇ、えぇ(頷く)
わずか6回しかないのが、モッタイナイ。。。


その男、悪魔か救世主か____



NHK土21「ハゲタカ」
原作:真山仁 脚本:林宏司 演出:大友啓史/井上剛 P:阿部康彦 音楽:佐藤直紀
大森南朋/栗山千明/松田龍平/中尾彬/永島瑛子/宇崎竜童/田中泯/大杉漣/菅原文太/柴田恭兵他


もこみち、いまいち。

2007-02-21 13:06:53 | drama
フジ月21「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」。

ドラマも半分を過ぎ、いよいよ佳境へ。
これからはオカンの死に向かって進んでいくわけです。

あれだけ売れた原作。
大泉洋のSPドラマ版。
オダギリジョーの映画版。
やっぱり、どーしても比較してしまう。これは仕方ない。

で、比較検討した結果。

とにかくパッとしない。
もこみちが。

あの役を演じるにしては、
あまりにも幼すぎる。あまりにもひ弱すぎる。
実年齢とのギャップをどう埋めるかが、
役者の力量の見せ所なわけですが。。。

残念

もひとつ思ったこと。

写真やグラフィックのもこみちはすごくイイ男なのに、
あーやって、動いたりセリフを喋ると魅力が激減するんだよな。

ムダに背が高いんだよね。
ムダに顔が小さいんだよね。
↑ これ、役者としては致命的だと思う。

否が応でも盛り上がるこれからの後半。
巻き返しを期待しても、きっとダメなんだろーな。



フジ月21「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」
原作:リリー・フランキー 脚本:大島里美 演出:久保田哲史/谷村政樹 P:中野利幸
音楽:澤野弘之/河野伸 主題歌:コブクロ「蕾」
出演:速水もこみち/香椎由宇/平岡佑太/柄本佑/チェンボーリン/高岡蒼甫/石黒賢/浅田美代子/泉谷しげる/倍賞美津子他


今週、妻が浮気します。

2007-02-07 20:36:57 | drama
ドラマ「今週、妻が浮気します」。

テキトーに力が抜けてて、トークがまあ面白くて、で、芝居もできる。
そんな稀有なポジションだった役者・ユースケサンタマリア。

でも

そのポジションも、大泉洋に取って代わられてしまった。
なんかこう、表情に病的な色が見え隠れして、なんだかちょっとギザ可哀想。
本人には何の責任もないのだけれど。

石田ゆり子は、すっかり母親役が似合う年になった。
映画「幸福な食卓」でも中学生を持つ母親を演じているし。
でもだんだん、いー感じの女優になってきたなと。

時の流れとは、
時に素晴しくもあり、
時に虚しいものです。

ドラマの出来は、割と好きな方向で。
登場人物もバランスよく配置されてるし、脚本の味わいもなかなかのもの。
特に最近のともさかりえは、ガツガツした感じがなくなって嫌いじゃない。
ま、相変わらず顔は長いけど。


ところで


今週、ボクは便秘気味です。




フジ火21「今週、妻が浮気します」
原作:GoAhead&Co. 脚本:吉田智子 演出:村上正典 P:小椋久雄
音楽:佐藤直紀 主題歌:クレイジーケンバンド「てんやわんやですよ」/MY LITTLE LOVER「あふれる」
ユースケサンタマリア/石田ゆり子/ともさかりえ/沢村一樹/広田レオナ/江波杏子/藤井フミヤ/西村雅彦他



愛しさと切なさと視聴率と

2007-02-01 21:09:44 | drama
篠原涼子主演「ハケンの品格」。

国家、ではなくハケンの品格。
始まる前は「anego」の二番煎じっぽい感じがしてて。
期待度としては、かなり疑問符だったのですが。
これが意外とキチンとしてる。

ドラマの魅力は、篠原涼子の魅力。言わずもがな。
それはそれとして、脇の役者が予想以上にハマってる。
大泉洋、加藤あい、コータロー、あとジミ~に板谷由夏も。
なんちゅーか、すげえ二枚目がいないのもリアリティがある。

といっても、ストーリー的にはツッコミ所が満載(笑)
さまぁ~ず三村とキャイーン天野の“ツッコミ合戦”だ。
クレーンかよ! 
バイクかよ! 
でも、まあその辺は「ドラマ」ってことで・・・

「派遣 VS 正社員」の対決構図。
あんなに火花バチバチしてるものなのでしょーか??
意外とあまりお互いを干渉せず、
サバサバ~っとしてる気がするんだけど。。。
どーなの、派遣アドバイザーのTくん。

しかし、アレだな。

篠原涼子は、すっかり数字が取れる女優になってしまった。
昨日の第4話では、ついに視聴率が20%を超えたそーで。

音楽活動では200万枚を売り、主演作品では20%の視聴率。
ああ、なつかしや・・・

東京パフォーマンスドール・・・



日テレ水22「ハケンの品格」
脚本:中園ミホ 演出:南雲聖一 P:櫨山裕子
音楽:菅野祐悟 主題歌:中島美嘉「見えない星」
篠原涼子/大泉洋/加藤あい/小泉孝太郎/板谷由夏/安田顕/城田優/小松政夫/白川由美/松方弘樹




華麗なる一族

2007-01-22 13:29:10 | drama
ドラマ「華麗なる一族」。

キムタク、子連れ狼、スズキョー、ハセキョー、沖田総司、ビーバップ、愛を乞う人、
浜ちゃん、アフラック、ドーナツ娘、野球選手の娘、キャバ嬢、稲森いずみ、二丁目、
今泉、金八、つるべ、大和会長・・・

と、ただ並べるだけでも豪華なキャスティング。
いったいこれで何本のドラマが作れるのか。

セットや衣装なども、時代設定にあわせた大規模な作り。
いかに、前クールのドラマに予算がなかったのかがよくわかる。
なんだっけ? 「なんとか少女アカネ」だっけ?


でもやっぱり浮いている。

キムタクが(笑)


いや、たしかにカッコいいっすよ、カッコいい。
だけどさ。昭和40年代の話なのに、まるで現代と変わらない。
髪形も今のまんまだし、あの時代の経営者然たる風格がNothing。

やっぱりどう転んでも、
キムタクはキムタクでしかない。

ま、視聴率はとるんだろーけど。。。



TBS日21「華麗なる一族」
脚本:橋本裕志 演出:福澤克雄 P:福澤克雄/石丸彰彦 音楽:本間勇輔 
木村拓哉/北大路欣也/鈴木京香/長谷川京子/山本耕史/仲村トオル/原田美枝子/西田敏行/柳葉敏郎/相武紗季/吹石一恵/山田優/稲森いずみ/成宮寛貴/西村雅彦/武田鉄矢/笑福亭鶴瓶/津川雅彦他



第3回ドラマ・ダメデミー賞

2007-01-09 15:23:15 | drama
すっかり年も明けてしまい、すっかり新ドラマが始まってます。

とゆーことで。

独断(かなりの)と偏見(かなりの)で選ぶ


「第3回ドラマ・ダメデミー賞」!



作品賞   : 「鉄板少女アカネ」
すべてにおいて、ちゃちい。なぜ今これなのか、意味不明。片瀬那奈の怪演だけが救い。

主演男優賞 : 亀梨和也(「たったひとつの恋」)
他に思い当たる人がいないので。前回の助演男優賞に続き、2度目の受賞。

主演女優賞 : 堀北真希(「鉄板少女アカネ」)
内山理名との一騎打ちを制する。「熱くて、悪いかー!」と言ってる彼女がサブかった。

助演男優賞 : 陣内孝則(「鉄板少女アカネ」)
どんな上質な作品も安っぽくさせてしまう、稀有な役者さんデス。

助演女優賞 : 香里奈(「僕の歩く道」) 
今クールの第一位、唯一のミスキャスト。顔が綺麗すぎてリアリティなし。



そして、今クールのベスト3

1:「僕の歩く道」
2:「Dr.コトー診療所2006」
3:「セーラー服と機関銃」
次:「14才の母」

上位4作は、どれも僅差。
なので、最終回の出来の差で(あえて)順位を。

原作でもない、続編でもない、全くのオリジナルで
あれだけのクオリティを残し続けた「僕道シリーズ」に拍手! 
「Dr.コトー」も文句なし。でも、このドラマは良くて当たり前なので。
「14才」は、まとめ過ぎ。未希の結婚の件が余計だった。

1月クールの目玉は、キムタク VS もこみち?
この名誉ある賞を、次回は誰がゲットするのか・・・
3ヶ月後にまたお逢いしましょー!!





鉄板傷女

2006-12-11 19:27:39 | drama
ドラマ「鉄板少女アカネ」が最終回。

視聴率の低迷で1回短縮。
無残にも打ち切りとなっちまいました。

う~む。なんちゅーか。
どーしよーもなかった。


・日曜劇場とゆーよりは、深夜枠でやるよーなB級感。
日曜の夜に家族で見ようとは思わない。思えない。
そもそもが、ドラマ化するような原作ではないし。

・けして下手ではないのに全く華がない堀北真希。
この辺、ちょっと内山理名に似てる。

・さらに安っぽさを増幅させる陣内孝則。
この人が出てくると急に薄っぺらくなる。最近の竹中直人も同じ。

・陳腐なCG。美味しく見えない料理。
たぶん予算がなかったんじゃねーの。


まだマシだったのは、片瀬那奈の怪演ぐらい。
コメディーをあれだけこなせれば、需要はもっと増えるはず。
あと、宮崎ますみのキャスティングにもビビった。

しかもこの枠。
来年1月からは木村拓哉主演の「華麗なる一族」。
製作費も出演者のギャラも、破格。
つまり「アカネ」の分が、そっちに回された訳で。

ご愁傷様です・・・



TBS日21「鉄板少女アカネ」
原作:青木健生・ありがひとし 脚本:秦建日子 演出:倉貫健二郎/竹村謙太郎 P:橋本孝
音楽:山下康介 主題歌:ORANGE RANGE「SAYONARA」
出演:堀北真希/塚本高史/片瀬那奈/デビット伊東/大友みなみ/奈津子/亜希子/猫ひろし/竜雷太/陣内孝則他





セーラー服の最終回

2006-11-28 23:15:08 | drama

佳境に入った秋ドラマ。
そんな中、ひと足早く最終回を迎えたのが
長澤まさみ主演の「セーラー服と機関銃」。

セーラー服
メガネ
ポシェット
~じゃないですかぁ、の語尾

一部のマニアにはたまらない、
“萌え萌え”アイテム満載だった主人公・星泉。

つっこみドコロが満載だったのはご愛嬌。
人物の設定とか映画と違う部分はあったけど、
基本的には、忠実にリメイクしたって感じ。

最大の見せ場だった、機関銃ブッ放しのシーン。
元祖の「カ・イ・カ・ン」に変わる、
キメのセリフがなかったのは、ちと残念だが
改めて見てみると、これはこれで良かったのかも。

ただ、ひと~つ!

ラストの並木道のシーン!

寂しそうに1人歩く主人公・・・
その背中から名前を呼ぶ声・・・
振り向くと、そこには死んだハズの仲間達が・・・
仲間達の声に励まされ微笑む主人公・・・
そして彼らと肩を並べて、並木道を歩いていく・・・

↑↑ これ

「愛という名のもとに」の最終回と
まんま、おんなじなんですけど。。。



TBS金22「セーラー服と機関銃」
脚本:いずみ吉鉱 演出:平川雄一郎 P:石丸彰彦
音楽:河野伸 主題歌:星泉「セーラー服と機関銃」
出演:長澤まさみ/堤真一/中尾明慶/田口浩正/福井博章/山本龍二/小市慢太郎/本田博太郎/小泉今日子/緒形拳他




東京タワー

2006-11-20 16:39:08 | drama

ドラマ「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」。

原作は言うまでもない。
リリー・フランキーが書いたあの小説だ。
もちろんボクも読み、そして泣いた。
お約束だと思われるかもしれないが、
いい小説は、いいのだ。

久世さんの死去や、極楽山本氏の不祥事など
紆余曲折を経て完成した、待望のドラマ化。

感想を言うと、
やはり原作の感動はナニモノにも変えられない。

ドラマ<<(越えられない壁)<<小説

田中裕子は素晴らしかったし、
大泉洋や広末も好演はしていた(と思う)が。

やっぱさ。CGとか使っちゃダメだね。
やっぱさ。ご都合主義な演出とかダメだね。
いや、わかっちゃいるんだけどさ。。。

やはりここは
小説の感動だけを大切に胸にしまっておこう。

ちなみに。

広末涼子が演じた
「オカンとも仲良くなった彼女」とゆーのは、
加藤紀子のことだ。

その昔、中目黒に住んでいた頃。
一緒にいる2人をよく見掛けたことがある。
仲の良さが本当に伝わってきて、
すごくお似合いの2人だったのだが・・・

あれから数年。
今やリリーはすっかり文化人。
で、加藤紀子は・・・

・・・きっと幸せだ。




ドラマ「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」(2006年11月18日OA)
原作:リリー・フランキー 脚本:土田英生 演出:西谷弘 P:三浦寛二/三輪源一
出演:田中裕子/大泉洋/広末涼子/蟹江敬三/佐藤隆太/岡田義徳/塚地武雅/大塚寧々/竹中直人/加藤治子他




役者魂!

2006-11-06 20:50:36 | drama
ドラマ「役者魂!」。

「脚本・君塚良一」&「設定の面白さ」にググッときて、
ちょっと期待して見始めた訳だが、予想とは違う方向へ進んでいるよーで。。。


君塚良一のドラマは、2つに分類できると思う。

A)大人気の素材をがっつり取りそろえました!的【おすすめ定食風ドラマ】
たとえば「踊る大捜査線」「ずっとあなたが好きだった」などが、こっち。

B)いろんなコトを試しながら作ってみました!的【気まぐれサラダ風ドラマ】
たとえば「ラブコンプレックス」「ホーム&アウェイ」などが、こっち。


その分類からみると、
この「役者魂!」は、Bの【気まぐれサラダ風ドラマ】。

毎回インサートされる松たか子演じる主人公の妄想シーン。
これが、ドラマを盛り上げる効果的な変化球になっている。

・・・だったハズ。

今のところは、その変化球が思ったより生きていない。
悲しいお知らせですが。。。

思うに、主人公のモノローグが多すぎるのだ。
人物描写や心情を語らせるモノローグって、多用しすぎると
ドラマ全体のトーンが、まったりしてしまって。
リズムみたいなものがなくなってしまう。
特にコメディーは、リズムが命!
だから余計に浮いてしまい、空回り的な印象しか残らない。
もちろん、演出の力に拠るところも大きいのだが。。。

なーんつって。



フジ火21「役者魂!」
脚本:君塚良一 演出:若松節朗/木下高男/村谷嘉則 P:船津浩一 企画:高井一郎
音楽:S.E.N.S 主題歌:松たか子「みんなひとり」
松たか子/森山未來/加藤ローサ/濱田マリ/前川泰之/川島海荷/吉川央樹/香川照之/藤田まこと


僕の歩く道

2006-10-27 16:53:29 | drama
新ドラマ「僕の歩く道」。

“死”をテーマにした「僕生き」。
“絆”をテーマにした「僕カノ」。
につづく、草なぎ主演×橋部脚本「僕道」シリーズの第三弾。

テーマは“純粋”。
自閉症を抱えた青年が懸命に生きる姿と、周囲の人々との関わりを描く物語。

小雪をヒロインに迎えた前回の「僕カノ」は、
「僕生き」の二番煎じ的な臭いがプンプンしていて好かんかった。
でも今回の「僕アル」はそんな既視感は、ほとんど感じない。

橋部敦子って、他のドラマは大したことないんだけど
このシリーズとは余程相性がいいのか、カポッとハマる。

「です・ます調」の区切りのあるセリフ回し。
小津映画を思わせる淡々とした星護の演出。
そして何よりも、草なぎ剛の神がかった演技。

ただ気になるのは、ヒロインの香里奈。
動物園で働く獣医とゆーのが、なんだか違和感ありまくり。
日本人顔じゃないからか?(そこか?)
まったくリアリティーがnothig。。。

三部作にすべて出演しているのは、大杉漣と小日向文世。
とくに小日向さんの役は、毎回、カギになる役柄。
今はちょっと冷たい男が、すんなり「和解」へと向かうのか。
くれぐれも、お約束事のような展開にだけはならないよーに。
まんまるのお月さまに、毎晩お祈りしております。

ちなみに。
このドラマの主題歌、SMAP「ありがとう」のジャケットデザインの話。
「ありがとう」だけに「アリが10匹」って。。。
「それでいいのか、佐藤可士和!」って嘆いていたら、
どーやら、メンバー香取クンのデザインだったよーで。
なんだかちょっとホットした。



フジ火22「僕の歩く道」
脚本:橋部敦子 演出:星護/河野圭太/三宅喜重 P:重松圭一/岩田祐二
音楽:本間勇輔 主題歌:SMAP「ありがとう」
出演:草なぎ剛/香里奈/加藤浩次/田中圭/MEGUMI/本仮屋ユイカ/須賀健太/浅野和之/葛山信吾/森口瑶子/佐々木蔵之助/大杉漣/小日向文世/長山藍子




ほのぼのレック

2006-10-23 19:25:00 | drama
秋ドラマが、ダーッと始まっておりまして。
リアルタイムでは見れないので、わが家のビデオで録画しまくり。

REC!
REC!
REC!
REC!
REC!
REC!

で、その日の夜中や週末にダーッと見まくるわけです。
しかし、今のように仕事ががっつり忙しかったりすると、
これが意外とキツイ。。。

とはいえ、ドラマを見るのも仕事のヒトツだ!
・・・と納得させているので、
眠くなった細い目を、まるでアザラシの様にこすりながら
青年は、今日も頑張るのです。

なんのこっちゃ

とりあえず、以下の6本は視聴決定。
今のところね。

「のだめカンタービレ」
「役者魂!」
「僕の歩く道」
「14才の母」
「Dr.コトー診療所」
「セーラー服と機関銃」

各作品の感想・評論については、
またオイオイ。。。



第2回ドラマ・ダメデミー賞

2006-09-28 12:47:10 | drama
7月クールのドラマが最終回を迎えた。

とゆーことで

独断(かなりの)と偏見(かなりの)で選ぶ、「第2回ドラマ・ダメデミー賞」!


作品賞   : 「サプリ」
瑛太、志田未来、佐藤浩市。脇はよかっただけに・・・もったいない。

主演男優賞 : 速水もこみち(「レガッタ」)
主演は早かったか。チョコボールかと。正露丸かと。

主演女優賞 : 伊東美咲(「サプリ」)
文句なし。能面。棒読み。期待どおりのダメっぷり。

助演男優賞 : 亀梨和也(「サプリ」)
他に思いつかないので。

助演女優賞 : 内田有紀(「誰よりもママを愛す」) 
ブランクってデカイのね。とゆーかもう、なんか痛々しい・・・


そして、今クールのベスト3 

1:「結婚できない男」
2:「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」
3:「黒い太陽」

って感じですかね。


10月クールは個人的にも期待作がめじろ押し。
この栄えある賞を誰がゲットするのか! 
3ヶ月後にまたお逢いしましょー!!