約日刊おもいつ記Z

気の向くまま~んに。つれづれなるまま~んに。お気に召すまま~んに。

板尾日記

2007-03-30 18:25:01 | book
え~、本には2種類ありまして。

小説のような「ヘビー級ブック」と
エッセイのような「ライト級ブック」。

「ヘビー級ブック」を読む時は、できるだけ集中して読みたい訳です。
昼飯を食べた後のスタバだったり、寝る前の部屋のソファーだったり。
要するに、ゆっくり落ち着ける場所でしか、読みたくないのです。

逆に「ライト級ブック」は、いつでも&どこでも、気軽に読める訳です。
行き帰りの電車の中だったり、ちょっとした待ち時間だったり。
いい意味で、何にも考えずに読める。それが「ライト級ブック」。

このブログにはヘビー級の本しか感想をアップしておりませんが
そんな「ライト級ブック」も、ボクは楽しんでいるわけです。

で、今夢中なのが「板尾日記」!

笑いはほとんどないけど、実はすごく深い一冊。
“芸人・板尾創路”の本質が垣間見える内容になっております。

ちなみに、この本の表紙の帯に書かれているのは
『人の日記を読んだりするのは最低やと思います。』


深いっす・・・





不運

2007-03-28 11:38:02 | zatsu

桑田、審判と衝突し右足首ねんざ。開幕メジャー、絶望・・・


「不運」としか言いようがない(涙)

試練のオープン戦。結果を残していただけに、本当に悔しい。
このケガが、開幕メジャーどころか、選手生命を奪ってしまうのでは・・・
と、秘かにイヤな予感がしている。。。

メジャーの世界は厳しい。特に、マイナー契約の選手には。
あまりに治療が長引けば、このまま“解雇”だって十分に有り得る。
そーなれば、桑田の夢もそこで終わってしまう。

開幕じゃなくてもいい。
先発じゃなくてもいい。

ケガを治して、もう一度、挑戦してほしい。


マケルナ

クサルナ





ぬるい眠り

2007-03-26 17:22:55 | book
江國香織「ぬるい眠り」、読了。

9篇からなる文庫オリジナルの短編集。
ノミと格闘する女性を描いた「災難の顛末」は、
珍しくコミカルで、なんか「世にも奇妙な物語」っぽい。

この人が描く登場人物は、いちいちニクイ。
女はイイ女、男はイイ男、しか出てこない。
(ダメ女、ダメ男を描いても「カッコよく」見えてしまう)
「anan」とか「ku:nel」とかに出てきそうな、オッシャレ~なライフスタイル。
その背中がこそばゆくなる感じにも、ちょっと腹が立ったりするのだが(笑)
この辺り、絲山秋子が描く人物像とは、完全に真逆。

何年後、何十年後には、こんな生活がしていたいな~・・・と思わせつつも、
けして手に入れることが出来ないような。そんな、ある種の“安らぎ”が描かれている。

江國香織は、やわらかい。








ブラックブック

2007-03-26 12:17:35 | movie
映画「ブラック・ブック」を観る。

シビレタ!

「第二次世界大戦時のドイツが舞台」
「ナチスによるユダヤ人虐待」

・・・と言うと、それだけでBlueな気持ちになってしまうが
緻密な脚本と体を張った役者の演技で、
それは見事なエンタテイメント作品に仕上がっている。
ちょっと余韻のあるエンディング、個人的にはかなり好きな終わり方。
144分という長丁場でも、見応えありまくりだった。

家族を皆殺しにされたヒロインを演じた、カリス・ファン・ハウテン。
アソコの毛を染める演技なんて、日本の女優には絶対できない。



映画「ブラックブック」(2006年ドイツ:144分)
脚本:ジェラルド・ソエトマン/ポール・ヴァーホーヴェン 監督:ポール・ヴァーホーヴェン 音楽:アン・ダットリー
出演:カリス・ファン・ハウテン/トム・ホフマン/セバスチャン・コッホ/デレク・デ・リント/ハリナ・ライン他


スタバ・マロニエ

2007-03-23 18:01:59 | zatsu

オレの名前は、スタバ・マロニエ。

職業、ジゴロ。

パリの下町で、オレの名を知らぬ者はいない・・・


ではない。


銀座マロニエ通りのスターバックスがリニューアルした。
すべての座席が新しくなり、内装もかなりオッシャレ~に。
ここのスタバ、改装前は何がすごかったって。
フロアの半分近くをソファー席が占めていて。
まー、それはそれで快適なんだけど、
“カフェ”とゆーより、“仮眠室”になっていた。

営業疲れのサラリーマン・・・
職業不明のヤクザなオッサン・・・
セレブを気取ったエセお嬢様・・・
大荷物をぶら下げた有閑マダム・・・

まるで港に打ち上げられたマグロのように
老若男女の兵どもが、時間を忘れ眠っていた。
客の回転も悪くなるし、何せGINZAとは思えない光景。
さすがにお店も「ヤバイっすね」と思ったのだろう。
ベッドと化していたソファー席は半分に減っていた。

そろそろ、抹茶フラペチーノの季節です。




純から不純へ

2007-03-22 21:34:44 | zatsu

アイドル・夏川純、実は「26歳」だった!


なるほど。
先日の東スポの一面が珍しく事実だった、ってことだ。

《芸能界》っちゅートコロは、整形疑惑、カツラ疑惑などなど
数多くのキナ臭い疑惑が渦巻く『魑魅魍魎』の世界。
とゆーか、年齢を詐称したって、絶対にバレるだろーに(笑)

・・・と

さも興味があるように文字を連ねて来たわけですが。
夏川純の年齢が、26だろーが、35だろーが
個人的には、ま~ったく興味がナッシング。

そんなことより気掛かりなのは、
彼女がCM出演している某消費者金融のコト。
ただでさえ悪評が絶えない金貸し屋にとって、
これはまた、かなりのイメージダウン↓↓

消費者に「ご利用案内」をチェックさせる前に
「タレントの年齢」も事前にチェック!
しとけばよかったのに。

とりあえず今日から、「夏川不純」と呼ばせていただきます。



間違い修羅場

2007-03-20 19:07:38 | zatsu

朝起きたら、ケータイに留守電が入っていた。


もしもし、カナですけどー
マサトに番号聞いて掛けました。
ねー、なんで急に番号変えたりするの??
そーゆーの「逃げてる」って言うんだよ!
ケンジが別れたいってゆーなら、それでもいーから。
でもさ、ちゃんと話、しよーよ。
じゃないと、なんか、悲しすぎるよ(涙)
連絡ください。待ってるから。。。



ボクは・・・

ケンジではありません。





渋谷区円山町

2007-03-18 20:53:00 | movie
映画「渋谷区円山町」を観る。

生徒と先生の淡い恋を描いた前半と
女子高生2人の友情を描いた後半。
2つの物語からなる、ほろ苦い青春映画。

これが意外や意外の掘り出し物!
中でも後半の物語は結構、秀作。

女子高生役を演じた、仲里依紗と原裕美子。
この2人の新人?女優がすばらしー!
“仲里依紗”ってどっかで聞いた事あると思ったら
「時をかける少女」の声をやった女の子だ。
今回、ちゃんとした演技を初めてみたが
なかなかの存在感。間違いなくブレイクする!

前半は前半で、けして悪くはなかったが
いかんせん役者がマズかった。。。
榮倉奈々チャンは好演していたけど、
EXILEの彼は、どーなのか??
あの役をもっと巧い人がやっていれば、また違ったのに。
ちと勿体ない。。。

なんでしょー
このキュン!となるトキメキは。



映画「渋谷区円山町」(2006年日本:110分)
原作:おかざき真里 脚本:長谷川明 監督:永田琴 音楽:戸田色音
出演:榮倉奈々/眞木大輔/仲里依紗/原裕美子/ふかわりょう/三輪ひとみ他


カエリミチ

2007-03-16 22:25:13 | zatsu
先日、ある人と会う機会があった。
広告業界で知らない者はいない、スーパー巨匠のN氏だ。
しかも自分の作品を見てもらう。まさに「大緊張大会」!

思えば4年前。
コピーライターになりたくて、なりたくて、仕方がなかったあの頃。
履歴書と拙い作品集を片手に、僕は、いろんな広告事務所を巡っていた。
そしてもちろん、この方の事務所にも。
しかし秘書の女性に、丁重に断られてしまい、
氏の顔を見ることすらできず、スゴスゴと事務所を後にした。
当たり前だ。そんな輩をいちいち相手にしていたら、キリがない。
結局、僕はその後、ある会社に拾ってもらい、今に至っている。

そんなN氏と、今、サシで向かい合っている。
そんなN氏に、「コピーライター」と書かれた名刺を渡せる。
そんなN氏に、作品を見てもらい、そして褒めてもらえる。

事務所からの帰り道。
4年前とは違う帰り道。

空はどんより曇っていたが、
僕にはキレイな青空だった。

がんばんねーと。もっと。



XYZ

2007-03-14 22:29:40 | zatsu

「シティーハンター」の100tハンマー、ヤフオクに出品!!


「CITY HUNTER」と言えば、この「100tハンマー」。
そう、槙村香が振り回していた、アレですよ、アレ。

そのハンマーと同じく忘れちゃいけないのが《主題歌》の素晴しさだ。
小比類巻かほる、岡村靖幸、PSY・S、大沢誉志幸、FENCE OF DEFENCE。。。
90年代のJ-POPフリークには、この名前だけで、もー、たまらない(涙)

そんな主題歌の中でも最強だったのが
TM NETWORKの「Get Wild」だ。

T.Komuroのキーボードが奏でる、あのイントロを聞くだけで
いろんなシーンが新宿の高層ビル群をフラッシュバックしていく。

アスファルトをタイヤで切りつけながら暗闇を走り抜けたくなる・・・

チープなスリルに身を任せて、明日におびえていたくなる・・・

宇多田ヒカルが最も好きな邦楽に挙げている、この「Get Wild」を
口ずさみながら、ヤフオクのページを覗いたら・・・

ただ今の金額、186万円!

顔洗って出直してきます。。。




ラララララン

2007-03-11 21:42:03 | zatsu
ワコール「LALAN」のCMがイイ!
上品で上質で、何より目立っている。

この「LALAN」というブラ。
実はちょこっと関わっていた仕事(こちらを参照)。
“LALAN”という名前は、一緒にやっていた
女性コピーライターが考えた名前だ。
う~ん。。。悔しいけど、いい名前。
これは、野郎には思いつかない(涙)

「LALAN」の広告には、実はスゴい人ばかりが関わっている。
クリエイティブコンセプト、ロゴデザイン、印刷媒体、店頭周り・・・
そして、もちろんCMも。

ビミョーに嫌悪感を抱いていた菊川怜が
ちょっと魅力的に見えてしまうのも
広告のクオリティーの素晴らしさの成せる技?

こーゆーCMが作りたい。







長崎乱楽坂

2007-03-08 20:23:40 | book
吉田修一「長崎乱楽坂」、読了。

極道の家に引き取られた幼い兄弟の成長の物語。
吉田サンにしては珍しい『純文学』の世界。
でも、けしてそこで止まらないのが、この人らしい。
ミステリーの要素も含んでいたりして、実はかなり奥が深い。

方言って、いーね。

かつて、大人は子供にとって大きな存在だった。
輝いていた。眩しかった。偉大だった。
でも今はどうだろう?
子供は大人を軽蔑し、大人は子供を拒絶してる。

変わってはいけないものが、どんどん変わっていく。




超ロングバケーション

2007-03-07 21:14:37 | zatsu

山口智子が伝統工芸の職人を紹介。テレ東で4月放送。


オマエは、永六輔かと(笑)

「ロングバケーション」から11年。
それから一度「向田邦子の恋文」で復帰はしたが、
女優業からはすっかりゴブサタだ。もう42歳。。。

さすがにちょっと休み過ぎた。
今でも人気の高い彼女だけど、
女優としての影響力はもう望めないか。

その長過ぎる休暇中に、「やれ旅だ!」「やれ芸術だ!」と
まるで何かに取り憑かれたように“文化人”の道を突っ走っている。


山口智子はドコへ行く?





来たれ、ガクセー!

2007-03-06 20:38:49 | zatsu
昨年11月から続いていた、某企業の会社案内が無事納品。
リクルートの学生に向けたこの仕事。
制作自体はかなり前に終わっていたのだが、
先方のチェックに時間がかかり、気がついたらもう3月。

長かった

いわゆる「広告」とは違う種類の仕事だけど、
どんな仕事であれ、ひとつのカタチになる。
しかも誰かに喜んでもらえるっちゅーのは
やっぱり嬉しいモンです。最高です。

この会社は、小さいけど、すごくいい会社だ。
ステキな学生が入社してくれるといーのだが。