約日刊おもいつ記Z

気の向くまま~んに。つれづれなるまま~んに。お気に召すまま~んに。

夜は短し歩けよ乙女

2007-04-27 17:07:39 | book
森見登美彦「夜は短し歩けよ乙女」、読了。

おもろい!

「黒髪の乙女」に恋をした「先輩」。
彼女をひたすらに追いかけるのだが、その乙女は、かなりのマイペース。
ふくらむ恋心! あふれる妄想! 
京都の街を舞台に、二人の恋物語が展開する。

講釈師が語るような独特の文体。
ストーリーはいたって“マンガ”なのだが、
京都という街が持つ、風雅な情緒と化学変化を起こし
“純文学”とも思えるような不思議な感覚に捕われる。

でも、好き嫌いはハッキリしそーだが。。。

森見登美彦。
よーく覚えておかなきゃ。



プロポーズ大作戦

2007-04-25 21:41:01 | drama
新月21「プロポーズ大作戦」。

山下智久&長澤まさみ。「ドラゴン桜」のコンビっすね。

思いを告げられぬまま幼なじみの結婚式に出席した男が、
過去にタイムスリップして彼女を取り戻そうと奮闘する。
旬のキャストを揃えた、いかにも「月9」っぽいテイスト。

あの時、あーしておけばよかったとか。こーしておけばよかったとか。
高校時代を振り返ると、そんなことばかりですよ。ええ。

かといって今「あの頃に戻りたい」とは思わないが
「大人のまま、あの頃に戻りたい」とは思ったりするわけで。
『もし、自分だったら・・・』と、あらぬ妄想を広げさせてくれる。

そんな“甘酸っぱい青春時代”を思い出させるのは、
ドラマの内容だけじゃない。キャスティングにも。

主人公を過去へと導く妖精役・三上博史。
彼の姿を見るだけで、なんだか懐かしい気分になる。
そして、一番ド肝を抜かれたのは、菊池健一郎。
「ぼくらの七日間戦争」以来だぞ、きっと(笑)



フジ月21「プロポーズ大作戦」
脚本:金子茂樹 演出:成田岳/加藤裕将 P:瀧山麻土香 音楽:吉川慶
主題歌:桑田佳祐「明日晴れるかな」
出演:山下智久/長澤まさみ/榮倉奈々/平岡佑太/濱田岳/松重豊/菊池健一郎/宮崎美子/森本レオ/三上博史/藤木直人他





夢の桜

2007-04-24 20:49:49 | zatsu

去年一年、ある夢を抱いていた。
でも、その夢は、叶わなかった。

やれる事はすべてやった。
やり残した事もなかった。
それでダメなら、しゃーない。

また来年だ。

もう一年、夢を見続けられる。
こんなにシアワセなことはない。



ここで一句

咲かぬなら
咲かせてみよう
夢桜


歌丸です。






檸檬のころ

2007-04-23 13:50:25 | movie
映画「檸檬のころ」を観る。

今週いっぱいで終わってしまうとゆーことで、
着の身着のまま、渋谷の映画館へ。

まさに青春ドラマの王道!
多感な高校生活をほのぼのに、そして甘酸っぱく描かれている。

ストーリー的には、ちと気になるトコロもある。
榮倉奈々演じる秋元が、なぜ佐々木クンを好きだったのか?
秋元に想いを寄せる西クンとの関係も、あれだけでは説明不足。
もし映画の大半が、このエピソードだけで終わっていたら
なんてことな~い凡作になっていただろう。

それを救ったのは、谷村美月の魅力だ。
彼女の奔放で鮮烈な演技が、この映画のすべて。
コミカルで、キュートで、愛おしくなる。

《青春》という言葉は、大人が作った言葉。
この映画が良作だと思えるのは、たぶん僕らのような年代だから、かもしれない。
今の高校生とかには、「チッ、ウゼーよ!」とか言われちゃうのかねぇ。。。

ショボーン・・・



映画「檸檬のころ」(2006年日本:115分)
脚本&監督:岩田ユキ 原作:豊島ミホ 音楽:加羽沢美濃
出演:榮倉奈々/谷村美月/柄本佑/石田法嗣/林直次郎/石井正則/浜崎貴司/織本順吉/大地康雄他


右向け左

2007-04-19 17:11:22 | zatsu
「借金で
首が回らない」
という諺が
ありますが

「寝違えて
首が回らない」
という諺も
あります。

今日の僕は
まさにそれ。

右を向き
たくても
右を向け
ない。

なので、
文字も
自然と
左寄りに
なって
しまうわけで
す。

読みづ
らくて
スイ

セン。








野球人気

2007-04-17 21:21:09 | zatsu
今日のトホホニュースの時間です。

PL学園、「45-0」で爆勝するも一転、没収試合で「9-0」に。

PLって、昔、夏の甲子園でもスゴイ点数を取っていた。
相手は東海大山形? 清原、桑田がいた頃のPLだ。

しかしなぁ
部員の数が足りなくて試合ができなくなるなんて。
やっぱり、野球人気は衰えたのか。。。


そんな私、ゲームは野球ゲームしかやらないクチ。
今も、コナミの「プロ野球スピリッツ4」
ペナントレースを、せこせこ進めている。

我がチームも、本物に倣って、由伸&谷の1&2番コンビ。
しかし、これがまったく働かない。とゆーか、打てない。

かつて甲子園を(それなりに)夢見た男は今、
コンピューター投手に手玉に取られております。

ニンゲンって、まだまだちっちゃい。





ボビー

2007-04-14 21:45:22 | movie
映画「ボビー」を観る。

1968年のロバート・F・ケネディ暗殺事件。
その当夜に集まった22人の人生を描いたドラマ。

予想外に、やられた。

当時の映像や演説の様子を巧みに交えた構成が、いー感じ。
前半は、人間模様を描いた、ごくありふれたストーリー。
それが後半へ進むにつれて、ドッと押し寄せてくる。
22人が一堂に会するラストシーンは見事。
“グランドホテル形式”って言うんだっけ??

これだけ豪華なキャスティングなのに、誰もRFKを演じていない。
でもそれが、彼の正義に満ちた人柄や熱い想いを効果的に伝えている。

リンカーンに始まり、JFK、キング牧師、ジョンレノン、そしてRFK。
理想を掲げて立ち上がった人間を、身勝手な暴力で次々に殺してきた。
それが、自由の国・アメリカ。

暴力は、何も生まない。
更なる暴力を除いては。





映画「ボビー」(2006年アメリカ:120分)
脚本&監督:エミリオ・エステベス 製作総指揮:アンソニー・ホプキンス他 音楽:マーク・アイシャム
出演:ハリー・ベラフォンテ/ジョイ・ブライアント/ウイリアム・H・メイシー/ジェイコブ・バルガス/イライジャ・ウッド/ヘザー・グラハム/デミ・ムーア/ヘレン・ハント/マーティン・シーン/シャロン・ストーン/アンソニー・ホプキンス他


業務連絡

2007-04-13 20:21:02 | zatsu

当ブログ。

4月10日で1周年を迎えておりました。


タイトルを「約日刊」としたおかげで

そんなに自分の首を絞めることなく

割と、ナイスなスタンスで更新しております。

今後とも、「いい加減」で。

ヨロシクオネガイイタシマス。





全国の女子高校生のみなさま

2007-04-12 19:50:19 | zatsu

ヤッターマン、ついに実写映画化!


日活に勤務する友人に「ドロンジョを実写化するなら誰がいい?」と聞かれたことがあったが。
なるほど、こーゆーことだったわけですね、Oクン。

タイムボカンシリーズは、僕の青春と言っても過言ではない。
最初の「タイムボカン」は再放送になるが、他の作品はほぼリアルタイムで見ている。はず。

カラオケでは
♪キラ、キラ、キラ、キラ、スター、スター・・・と
「オタスケマン」の歌を唄い

探し物をしていれば
♪ヤットデタ、ヤットデタ、待ちにまってたヤットデタ・・・と
「ヤットデタマン」を口ずさむ。

僕の中で、アニメーションが光り輝いていた頃のお話。

で、そのシリーズの中でも一番長く続いた名作「ヤッターマン」の実写化。
ファンにとっては、ついに!といった感じ。
しかも監督は三池崇史。B級映画を撮らせたらNo.1。

最も気になるのは、悪役の3人。
ドロンジョ&ボヤッキー&トンズラーを誰が演じるか。
巷では、ドロンジョには「杉本彩」の名前が挙がっているらしーが。

でも、アレですね。

どんな役者が演じようが、
声だけはアニメのままにしてほしい。。。

とゆーことで、
今週のビックリドッキリメカ、発進~!!





ホメホメロック

2007-04-11 12:05:52 | zatsu
今朝、会社に来ると某代理店で働くI兄からメールが。

昨日の昼に、ちょっと急ぎの仕事を手伝ってほしーと言われ
数時間でまとめたボディーコピーの感想だった。

かなり褒めてもらった。

が、

正直、褒めてもらうほどのモノではない。

全体のコピー構成はI兄がすでに作っていたし。
参考資料からの引用もOKだったわけだし。
つまり、それに合わせて文章を書いただけだ。

褒めてもらうのは嬉しいが
素直に喜べない自分が、ちょっと腹ただしい。

「褒められて育つタイプ」なのに
「褒められると疑心暗鬼」になってしまう。

こーゆー性格、
A型の特有らしいです。



男ユーミン

2007-04-09 22:54:24 | zatsu

大江千里、自身初の絵本弾き語りCD発売!


こーゆー事って、大体、落ちぶれてしまった歌手がやるよなー・・・
なーんて、一瞬、思ってしまった訳ですが。

大江千里といえば、昔、行きましたよ。
付きあっていた彼女と、NHKホールのライブに。
当時、17歳の高校2年生。

千里ファンだった彼女に、アルバムを全部聞かされた(半ば強制的に)。
だから意外と曲は知っている。
「GLORY DAYS」「YOU」「十人十色」「格好悪いふられ方」「きみと生きたい」
「Bedtime Stories」「ありがとう」「ワラビーぬぎすてて」「ガールフレンド」・・・

彼女は今頃、どーしてるんだろーか。
そんなコトをふと頭に描いてしまう、

ボクの Seventeen's Map






第4回ドラマ・ダメデミー賞

2007-04-05 22:58:33 | drama
新年度を迎えまして、身辺も何かと慌ただしくなっております。

とゆーことで。

独断(かなりの)と偏見(かなりの)で選ぶ


「第4回ドラマ・ダメデミー賞」!



作品賞   : 「演歌の女王」
「女王の教室」とは程遠い出来。演歌歌手の必然性が感じられず。

主演男優賞 : 速水もこみち(「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」)
文句ナシの受賞! 身長だけが“東京タワー”。

主演女優賞 : 天海祐希(「演歌の女王」)
まさかのダメデミー賞受賞! ドラマの出来も、相手役にも、恵まれなかった感じ。

助演男優賞 : 将軍(「華麗なる一族」)
シリアスな中、ド肝を抜かれた“ロボット鯉”。ま、ある意味では名脇役でしたが。

助演女優賞 : 長谷川京子(「華麗なる一族」) 
あれだけの芸達者を周りにすると、やっぱりさすがに誤魔化せない。二度目の受賞!



そして、今クールのベスト3

1:「ハゲタカ」
2:「ハケンの品格」
3:「華麗なる一族」
次:「グッジョブ!」

全体としては、「ハゲタカ」が断トツ。
次点の「グッジョブ!」、実は、地味~に面白かった。
脚本・大森美香の冴えわたるセリフ術!

4月クールは、出来&不出来がハッキリ分かれそうな予感。
栄えあるこの賞を、次回は誰がゲットするのか・・・
3ヶ月後にまたお逢いしましょー!!





ひとり日和

2007-04-03 17:56:22 | book
青山七恵「ひとり日和」、読了。

前回の芥川賞受賞作。
“村上龍が絶賛!” という文句に惹かれて読んでみたわけですが。。。

惜しい

主人公は、孤独感や倦怠感を抱えた、フリーターの女の子。
母の知り合いである老女宅に居候する所から物語が始まる。
その奇妙な同居生活を送りながら、自分の“生きるべき姿”を見つけていく。

ひとりの女の子の成長物語として考えれば、けして悪くない。
でも、言葉の裏にあるメッセージや、設定の必然性が足りない。
いい作品なのに何も残らない、みたいな。そんな感じだ。

『時代が持つ閉塞感』とか『何事にも無関心な若者像』とか。
そんなコトを題材にした小説が、なんだか世の中には溢れている。

これでいーのか。悪いのか。



見込みがなくても、終わりが見えていても、なんだって始めるのは自由だ。
もうすぐ春なのだから、少しぐらい無責任になっても、許してあげよう。
                                 ”




ドリームガールズ

2007-04-02 12:50:20 | movie
映画「ドリームガールズ」を観る。

やっとこさ、観に行った。って感じですが。
「歌の力」って、ただただスゲェなー・・・と。

ストーリーは何てことない、いたってシンプル。
なのに、ド迫力の歌唱力と豪華なキャスティングで許せてしまう。

ジェニファー・ハドソンがスゴすぎる・・・
ビヨンセが美しすぎる・・・
エディ・マーフィーが渋すぎる・・・

日本で歌が上手いと言われてる人は数多くいらしゃいますが。
あれだけの声量とあれだけの迫力、そしてあれだけの演技力を
兼ね備えた演技者が、果たして日本にいるだろーか。

新入生の皆さん。新社会人の皆さん。
先輩や上司に言いづらいことは、思いきって歌で伝えてみませう!
そーすれば、君は一日にして注目の的に! 

・・・いろんな意味で。



映画「ドリームガールズ」(2006年アメリカ:130分)
脚本&監督:ビル・コンドン 制作総指揮:パトリシア・ウィッチャー 音楽:ヘンリー・クリーガー
出演:ジェイミー・フォックス/ビヨンセ・ノウルズ/エディ・マーフィー/ジェニファー・ハドソン/ダニー・グローバー他



新年度にあたって

2007-04-02 11:15:46 | zatsu
今日から新年度、スタート。

ひとりのコピーライターとして、
ひとりのオトナのオトコとして、

これからの自分の運命を左右する
ベリーベリー大きな一年が始まる。


テーマは、
「気合い」「出逢い」


キモチだけは前向きな、
麗らかな春の一日でごじゃります。