過日、知人のご子息が芸能プロダクションの面接に行くが心配で情報がほしいと相談された。
ネットが好きなことを知っている俺への相談だった。
携帯電話の検索機能でネットの情報は検索できることを教えた。
検索結果、たくさんのページがヒットしたがページが多すぎてキリがないということだった。
プロダクション名を教えていただいたので、パソコンで俺が見てみるということになった。
●Webでわかったこと。
・オーディションやタレント募集のページが多く(斎藤が知っている大手プロのはこんなページがほとんどヒットしない)ヒットすること。
・複数の人が不安でどんな会社か質問していること。
・今年の春ごろは面接が事務所でなく喫茶店だったこと。事務所はセキリュティーの理由で面接には使わないと言っていたと書かれているものもあった。
・サイトが存在したが企業沿革がない。
・取引先名にテレビ局名が列記されていたが、正式企業名ではない。
・Wiki に企業情報があったがどうもインサイドで書かれたような内容。曖昧なところが多い。
・その「Wiki」に書かれているのだから、ちゃんとした企業と判断する人がいること。
・レッスン料は必要ないが写真宣材費用で4.5~5万円(知人息子は6万円)要求されること。
●俺の判断
○始まりたての企業であると思う。
○知人ご子息は事務所での面接だった。当芸能プロダクションは喫茶店での面接の反省をすでにしている模様。
○宣材費を取ることが目的なのかもしれない。
○歌手、映画俳優、テレビ出演タレントを目指す人が掛ける可能性のひとつになるかもしれないが、遠回りな気がする。
○『いままで表にでなかったが』『海外、全国』という言葉で「老舗」 「大手」と錯覚する文字を使っているが、その客観的事実が書かれていないのは、だましと誤解させる。
○多くの場合、社長さんの個人名でgoogle検索掛けると複数Webサイトでヒットするがここは同系列しかヒットしないのはまだ若い会社だと思う。
○自作自演(仲間内)と思われるコピペのようなブログが複数ヒットするがオーディションの告知ばかりなことは、不自然。
★新しい事を始めている感じで慣れないながらも芸能プロダクションとしてやる気があるのだとも解釈できる。
★新手の宣材費名目回収商売とも疑える。
蛇足
ネットの書き込みは本人が第三者の振りして書き込むこと(同じサイドの人間が中立立場を装い書き込むこと)があるのだと、再認識しなければならない機会を与えてもらいました。
こんな懐疑心が強い俺なので今のつまらない斎藤が存在することも確かです。
参考
日本テレビ⇒日本テレビ放送網株式会社
フジテレビ⇒株式会社フジテレビジョン