死ぬほどの痛さも楽しんで 病院のハシゴ

今日は午前中に大和成和病院で入院前の血液検査でした。服用している薬の効き具合の確認です。１０時前に病院へ到着し、受付後に採血、心電図そしてレントゲンと毎度の検査でした。そして先生の診察は１１時からなのですが、今日は多くの患者で混雑していて名前を呼ばれたのは１２時２０分でした。

血液検査とレントゲンでは特に問題はなく、また心電図では不整脈がほぼ治まっているとのこと。服用している薬が効果を現わしているようです。しかしこれは一過性の物で、１年後、２年後にどうなるかは分かりません。根治させるには予定通り６月のカテーテルアブレーションを受けるしかありません。先生から「どうしますか？」と尋ねられたので「予定通り手術をするということでお願いします。」と返答しました。

また、私の場合はカテーテルを通す心房壁を一度縫い合わせている（心房中隔欠損症の手術で孔を縫合しています）のでそこにまた孔を開けるためどうしても２，３ｍｍから５ｍｍ程度の孔が開いたままになってしまう確率が高いとのことも念押しされました。しかし先の事を心配したところで私自身ではどうしようもない事なので良い結果が出ることを願って、祈って、恐れることなく前に進むことだけ考えることにしています。結論は出ています。予定通り手術を受ける旨返事をしました。

来月は本来の主治医の先生の外来が入っているのと、手術前最後の外来で５月３１日にまた通院することになりました。

今日はしっかり待たされてしまったので病院を出たのが１２時半を過ぎていました。早く帰宅できたら昼食後に行こうと思っていたのですが、時間がなくなってしまったので帰宅せずにそのまま次の病院へ行きました。

実は１０日程前に実家の庭木の剪定をしていた時に金柑の枝のトゲなのか薔薇のトゲなのか定かではありませんが、右手薬指の爪の直ぐ下にトゲ状の物が刺さってしまったんです。軍手をしていましたが、隙間から入ってしまった様です。さほどの痛みではなかったし目視では確認できなかったので気にせずにいたのです。しかし患部に徐々に痛みが出てきました。患部を押すと痛みがあって爪の下が薄赤い膨らみも出てきたのでした。そして三日程前のことですが、生えてきた爪に黒いトゲの様な物が見えました。触るとポロっと落ちてしまったのですが、刺さったトゲの先端が生える前の爪に刺さっていた様です。その部分が徐々に表面に出てきたのでした。こんなことがあるのですね。そして一昨日辺りからトゲが刺さったと思われる患部の痛みが更に増してきたので今日の午後に掛かりつけの病院へ行こうと思っていたのでした。

指の先まで写った画像では結構生々しく見えるので多少なりともそれを和らげるために患部だけの物にしました。爪の下の白っぽいところは光の加減で写り込んだ物で実際には存在しません。トゲは２か所に刺さっていた様です。

爪の下側に膿が溜まっているのでしょう結構な膨らみで押すと痛みもあるのです。で、外科の先生（女医さん）に診てもらったら取り敢えず膿を出しましょう、と言うことになりました。「チクッとしますよ。」と言われたのですが、実際には途轍もない痛みが襲ってきて一瞬で顔が歪みました。すると先生は「指先は痛いんですよね、ごめんなさいね。」と言って何回も患部に針を刺されている感覚が走りました。処置をしている患部なんか恐ろしくて見る勇気がなく、最初から横を向いていましたが、マジ歯を食いしばっていないと我慢できない程の痛さでした。５，６回はとんでもない痛みが続いて、その後暫く先生の処置がストップしていたのでもうこれで終わりかと思っていたらまたまたブスブスと針で力いっぱい刺されている感覚に襲われて声を出しそうになるくらいでした。「先生、これ本来は麻酔をするレベルじゃないんですか？」って聞いたのですが、それには答えてくれず「ごめんなさいね。」って言うばかりでした。もう全身が暑くなって汗が滲んできてました。

で、やっと５分ぐらい経ってからでしょうか、「処置終わりました。」との声。その時やっと処置台をみたらかなり出血していたのでしょう血で汚れたガーゼが目に入りました。「中にトゲは残っていませんでした。」って先生が仰ったので針で刺していたのではなくてひょっとしたら切開していたのかも知れませんね。もう勘弁してくださいよ！

受付時と先生に状況を説明する時もそうですが、現在血液をサラサラにする薬を服用していることを話していたので処置後は患部を止血のためかなり強めにテープを巻いてくれました。大和成和病院でもこれから指に刺さったトゲのことで別の病院へ行くのだが、万一切開する様なことになった場合はどの様な対応が必要か、と言うことも患部を見せて聞いておいたのです。その時の返事は「薬の服用を１週間とか中断すると予定している６月の手術日が先送りになる可能性がある。」とのことでそうならない様な対応をしてもらう様にとのことでした。出血したら止血を万全にするしか方法はないですよね。

と言うことで指先に溜まっていた膿は出し切ってもらいました。そして塗り薬の抗生物質を処方されたので止血テープが取れる明日から暫くの間はしっかり塗っておこうと思います。

いやはや参りました。過去に経験した尿道結石も死ぬほど痛いのですがそれと同程度は痛かったです。でも５分程度で解放されたので本当に痛い内には入らないのでしょう。

そんなこんなで今日は一日終わりました。お疲れ様でした。