私今日で70歳、古希を迎えてしまいました。本人的には60歳の還暦ぐらいに思っているのですが、傍から見たらもうすっかりお爺さんなんでしょうね。
そして誕生日だからと言って一つもおめでたくはないし嬉しくもありません。なので誕生日のお祝いメッセージは不要です。よろしくお願いいたします。
そんなことより今朝は肝が冷える思いをしました。
朝、父を起こしにいったのですが何分経っても起きて来ず、また声を掛けにいったらベッドの手摺を掴んで横を向き、起きようとはしているのですがそこから上半身を起こすことが出来なくなっていたのです。手を貸そうと思い腰に触れると「痛いから触らないでくれ。」と、父は今まで身体の痛みを訴えたことなんてなかったので初めて聞く父の「痛い」と言う言葉にまずビックリしました。
「暫くすれば起きれるからそっとしといてくれ。」と言って私の手を借りようとはしませんでした。その後何度も様子を見に行きました。そして最初に声掛けをしてから30分以上経ってからやっと台所に歩いて来たのです。
父は深夜に何度かトイレに立っていましたからその時は何でもなかったはずです。朝になって急に痛みが出たのでしょうか?思い当たるのはここ最近2度程転んでいるのです。その時は何でもなくても腰など打っていて後から症状が出てくることがありますから、ひょっとしたらその症状が出てきたのかも知れません。
その後は何とか椅子に座ったり、立ち上がったりが出来ていておぼつか無い歩き方ではありますが手摺に掴まりながら歩行も出来ていました。なので仮に腰椎の圧迫骨折があったとしても極軽いものかも知れません。
その後朝食はいつも通りの量を完食し、9時からは訪問リハビリの理学療法士さんと一緒に外へ出て15分程度の散歩も出来ました。理学療法士の方に今朝の出来事を話すと、やはり転んだ時に只の打撲ではなくて圧迫骨折の可能性もあるとのことでした。立ち上がってしまえば何でもなくてもベッドから起き上がる際に痛みが激しくなることがあるそうです。
その後も父の様子を注意深く見ていましたが、昼食後暫くしたら父は訪問リハビリの散歩や運動で疲れたのか昼寝をしてしまいました。4時半過ぎに母がデイサービスから戻ってくるのでその少し前になった時、父に起きてくれる様に声掛けしました。もしここでまた腰を痛がって直ぐに起き上がれない様だと今日の内に整形外科の医院へ連れて行こうと考えていたのです。
父が眼を開けて私の顔を見た時にちょっと苦しそうな顔をしたのでこれはもう直ぐには起き上がれないのだろうと判断して、車椅子をベッド脇に持ってこようと思いその場を離れました。そして車椅子を運んで父の寝ている部屋へ向かって廊下を歩いている時に父がベッドから出てトイレへ行こうとしていたのです。
声掛けしてから1,2分後には起き上がって歩いていたのです。良かったです、助かりました。この様子なら腰椎の圧迫骨折ではないのでしょう。とてもホッとしました。しかし明日の朝起き上がる時にまた今朝と同じ様なことになっているかも知れません。まだ暫く注意深く様子を見ていないといけないのでしょう。
それとトイレでは自分でズボンやオムツをしっかり下げることが出来なくなっています。なのでズボンやパジャマが濡れてしまったり朝起きた時のオムツの尿の溜まり具合が半端ないのです。なのでここ最近はオムツとパッドの2重にしています。しかし以前このパッドを使った時にはパッドが気持ち悪いのか自分で外してしまうことがあって万一トイレに流されたら大変なことになると思い、その後は使っていなかったのでした。しかしそうも言っていられないので現在はその時はその時だと不安に思いながらも使っているのです。
またトイレから立ち上がってもオムツとズボンをきちんと履き直すことも出来なくなっているので昼間は父がトイレに行く際にはずっと見守っている様になってしまいました。問題は夜間です。父や母が夜中トイレに行く際には物音で気が付きます。今までは起きて介助まではしていなかったのですが、今夜からは父に関しては気が付けばその都度トイレの介助もしないといけないのだろうと感じています。
そして父の動作は今までよりも更にスローになっています。今まではそのスローペースにイライラしていたのですが、現在の超スローペースまでになると流石にイライラすることがなくなりました。そんなイライラしている場合ではなく、注意深く見守って介助していかないと何があるか分かりません。また転んでしまったら「アウト」だと思うとイライラしている場合ではないのです。まさかこんな形で私のイライラがなくなるとは思ってもいませんでした。かなり優しく接することが出来ています。自分でもビックリ仰天しています。
変われば変わるものなのですね。
さて、今夜は両親共に早めにベッドへ入ってくれましたのでこれからトレーニング行います。データは明日のブログで。
お父様の介護度 相当上がっていますね。夜間のトイレの介助となると更に貴方様の、負担が増えてしまいます。でも、「イライラがこんな形で解消した」とのこと、この感覚 私も3度 経験しました。
徐々に衰えが大きくなり、優しく接する自分の心境が 変化していった頃の事 思い出しました。
ご両親の介護で忙しい毎日ですが、幸多い年でありますように
おはようございます。
はい、父は足腰が大分弱ってきていて目が離せなくなってます。昨夜は22時、0時、2時、5時と4回トイレに行ったのでその都度介助しました。しかしこれを毎日やるのは無理です。私が睡眠不足になってしまいます。夜間のトイレは目を瞑って濡れた衣服の洗濯を毎朝する方が現実的ですね。
そうですか、同じ様な体験をしているのですね。今日は昼間両親がデイに行っている間にケアラーズカフェに参加します。介護者同士が集まって日頃の愚痴を言い合ったり、アドバイスを頂いたりする集まりです。皆で体験を共有することで新しい発見もあって有意義な会です。
ありがとうございます。
歳は取りたくないですが、こればっかりはしょうがないですね。皆さん同じ様に歳を取りますからね。
でもスポーツをしていることで気分的にはまだまだ若いつもりでいられるので今後も一生懸命トレーニングに励みます。介護も何とかなると前向きに考える様にしています。